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MihoGさんの日記

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2010年
07月16日
06:55 MihoGさん

“Should” を含む文についての話③ 生徒との会話

Should という単語について今日2人の生徒に聞いてみました。



ケース1 アメリカ人男性(30歳)の意見 仕事はコンピューターとかプログラム関係




私: Shouldってよく使う?




男: その時々で使うよ。




私: Shouldっていう単語に対してどんなイメージがある?




男: Suggestion. Hummmm Polite order.




私: じゃあ、誰かがShouldを使ったら、どんな場合でも悪い風に受け止めない? 怒ったりしないの?




男:It's polite, but it can be forceful.




ここで、例文を出す




私:You should see a doctor. とか You should see that movie.って言ったらどう?嫌な感じ受ける?




男:No.




私: じゃあ、You should wash the car. って言ったらどう?




男: 別にどれも同じだね。何かをしなさいってのは、そうだね、お母さんが子供に話してるような感じはあるよね。でも、僕は気にしないよ。だって、I'm not a sensitive person.だから。




私: じゃあ、一般的にはどうだと思う?




男: Sensitiveな人なら嫌だと思う可能性はあるよね。




私: じゃあ、Did you wash the car yet? これって、丁寧な助言なの?




男:そうだね、直接的に言っているわけじゃなくて、遠まわしに言ってるからそれって相手を気遣うって事でしょ?だから丁寧じゃないかな。




私:でも、これって、状況的に、車を洗うという設定の下に言ってるわけだから、助言といえるのかな?




男: 僕はそうも取れるよ。




私: じゃ例えば、今日は天気がいいので、引きこもりの息子を外に出したいという母親が
Did you take a work yet?
といったら、それは助言として取れるの??




男: う~ん。




私:この場合は私なら 「It's nice weather outside, why don't you take a walk? 」
って言うと思うけど。




男:それでいいよ。パーフェクトだと思うよ。




私: ShouldとかHave betterとかさ、日本語で両方助言のように使うからむずかしいのよね。




男: Have betterは間違いなくforceful な言い方だよ。 そうしなさい、さもないと大変なことが怒るよって幹感じ。でもShouldは、そうしなくてもいいって言うか… 僕は悪い感じにはとらないよ。




ケース2 アメリカ人女の子(19歳)の場合 大学生で、英語教師を目指している




私: Shouldっていったいどういう単語なの?




女: Hummm Suggestion, ....depending on how they say. たとえば、You should study moreなんていわれたら それは、Really personal and pisses me off.




私:なるほど、じゃあ個人的な事は Shouldとか言われたくないって事だね。
You should see a doctor. とか You should see that movie.とか、You should wash the car.って言ったらどう?嫌な感じ受ける?




女:家族なら、You should see a doctor. とかもいいと思うけど、そうじゃない場合は余計なお世話って思う。




私: じゃあ、You should wash the car. とDid you wash the car yet? の違いってなんだろう?
これって両方助言なの?




女:You should wash the car.も同じでああしろこうしろって言われてるのと一緒。Did you wash the car yet? は助言じゃないと思う。単に、車を洗うっていう設定があって、それをもうしたのか聞いているだけ。それって助言とは思えない。




私:でも、助言だと取れるっていう人もいたけど。




女: I don't know I don't think so. Well generally people doesn't like to be told what to do, because they know what they have to do.




私: So you think it's none of your business.




女: そうそう(笑) “Did you wash the car yet?” To me, it sounds like telling them again again again, it's nagging.




私:そっか。でも、じゃあアメリカ人は誰もアドバイスとかしないの?




女: People do advice but they get offended easily. aggravated.




私: じゃあ、誰かに助言したい場合ってどうしてる?どうしたら失礼じゃないと思う?




女: Give them a choice. Do you think you should go and see a doctor?見たいな言い方で。




私: そうだね。でも、妻として、どうしても旦那に医者にいって欲しい、そんな事があるときはどうしたらいいかな?




女: Rudeness doesn't exist among the family. It's okay to be rude you can get away from it. But not to random people. 




私:そうだよね、でもYou should take a day off って言ったら旦那を怒らせちゃったんだけど。




女:あはははっ




私:It's tough to give an advice to people, but you sound like you don't give an advice using should huh?




女: yeah, I would use something like ......If you want to at the end.




私: たしかに 私も 旦那じゃない 第三者にはShouldなんて使ったことないわ。
例えば、最近したアドバイス?といえば、体型や体調を気にしている近所のおばさんがいて、丁度そんな話になった時、「食品をできる限りオーガニックに変えたんだけど、それいらいなんだか瘦せて来たし、すごく体調いいよ!」っていう言い方でやんわり助言?しました。
私は、Why don't you とか、It won't hurt for you to do soとか、You might want to doとか It might be good for you to do soとか、It was good for me so it might be good for youってそういう言い方するもんね。




女: そうそう。車を洗って欲しい時も、Today would be a nice day to wash the car, don't you think so?とか、遠まわしにね(笑)




私:そうだよね。 Today would be a nice day to walk outside, don't you think so?とかね(笑)




以上メモを取り会話したんですが、できる限り覚えている事を書いたつもりです。




やはり、状況によって違うという事、あと、家族に対して使うのと、第三者に対して使うのでは違うということ(相手による)、二人とも違う意見を持っているなと思いました。




うちの旦那は自分で I might be a sensitive person.と言っています。




何が正しいというのではなく、実際にあった話だけが私にはリアルな情報なのでそれをお伝えしました。他の人には他のストーリーがあると思います。でも、私の周りはこんな感じですね。




また他の生徒にも意見聞いてみますね


Shouldについてのジャーナル
“Should” と “Have better” (may as well) について
http://q-eng.com/diary/3519




アサーティブ、日本は謝る文化、上手なアドバイスの仕方?(笑)
http://q-eng.com/diary/3518





“Should” を含む文についての話②
http://q-eng.com/diary/3513




“Should” を含む文についての話③ 生徒との会話
http://q-eng.com/diary/3512




“Should” を含む文についての話④ 生徒との会話
http://q-eng.com/diary/3511

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コメント

1番~5番を表示

2010年
07月16日
12:28
Ayako46さん

shouldについての日記、どれもとても勉強になります。シェアありがとうございます^^。
自分がどう行動するかについて他人から決められてしまうことは、大人にとっては自尊心を傷つけられるものですもんね。相手に「自分の意見や判断が無視されている」とか「きちんとした大人としてみられてない」と感じさせてしまうと失礼な言い方→怒らせてしまう、ということでしょうか。
ケース2の女の子が「Give them a choice.」と言ったように、最終的に決めるのはあなたですよ、と相手の意見と判断を尊重した言い方をするというのは大切なポイントですね。

2010年
07月16日
15:33
neginohanaさん

ありがとうございます。

アメリカ人は日本人に比べて助言を受けるのが好きじゃないみたいですね。強制されていると感じやすく、そのことが嫌なのかもしれません。

日本人の場合は、結構気軽に「~したら?」「~した方がいいよ」「~するといいですよ」など、日常的に言いますけどね。それらは普通は強制とは受け取られないと思います。
「~するべきだよ」「~しなきゃだめよ」「~しなさい」とは、明らかに違いますものね。

その辺の加減が、アメリカ人の方がsensitive で、私たちからすると難しいですね。

2010年
07月16日
21:02
hiromidukiさん

日本語の添削などで、間違いじゃないけどこうするべき・・・という気持ちでyou should XXX ~ などど書いたことがありましたが、相手はどう受け取ったかなあ。まわりくどい書き方をした方がよかったのかしら。(と今さらながら反省)
ネイティブと学習者だと対等の立場ではないからいいのかな。単なる表現の提案なら I would write XXX ~とかでいいんでしょうけど。

日本語でも人によっては受け止め方が違いますしね。難しいですね。

2010年
07月17日
02:45
さん

4:

hellhole のコメント:
Thanks for the info! It SHOULD be easier for me now! Ha ha ha ha.

2010年
07月17日
10:12
hadaさん

確証はないのですが、日本は言葉になくても伝えたいことに気付く「察する文化」のようなものがあるのだけど、外国では察して欲しいことまではっきりと言うほうがいいのかもしれませんね。 例えば You should take a day off. の前に「わたしはあなたの体のことを心配しているんだ、だから~」なんてつけると、トラブルも減るかも? 効果がなかったらごめんなさい。

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