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MihoGさんの日記

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2010年
07月01日
04:47 MihoGさん

“should” と “had better” (may as well) について

今日はHadaさんの
Shouldのある問題集
を見ていてShouldについて考えていました。




私はアメリカ人と結婚してアメリカに住んでいるんですけど、旦那に「You should do this and do that…」などと、「~したら?」的感覚で軽い助言のつもりで使うと、時々怒らせてしまうんですよね。
(ちなみに、旦那は高校の英語教師です。)




http://www.eibunpou.net/07/chapter17/17_4.html
http://www.e-bunpou.net/jodousi-should.html
↑これらのページにもあるように、Should




(a)  義務・当然
ought toと同じく「~すべきだ」の意味を表しますが、仮定法の形であるためにshallよりも意味は軽いといえます。
You should be more careful about what you say.
 (きみは言うことにもっと気をつけるべきだ
She should get much exercise.
「彼女はたくさん運動をするべきだ。」




この用法のshouldに「have+過去分詞」がつくと、「なすべきことをしなかった」という意味で、過去の義務不履行に対する非難・後悔を表すことになります。
I should have written back to him sooner.
 (もっと早く彼に返事を書くべきだった




(b) 主観的感情・判断
とくにIt is~that・・・の構文で、ある事柄に対して主観的な意見や判断、感情などを含めて述べる場合に用いられ、日本語の「・・・とは~だ」に相当する気持ちを表します。
It is strange* that he should* say so (=that he says so).
 (彼がそんなことを言うとは不思議だ)
It is a pity that you should have to leave so soon (=that you have to leave so soon).
 (こんなに早くお別れしなければならないとは残念です)
I am surprised that your wife should object (=your wife objects).
 (奥さんが反対とはおどろきますね)




(c) 提案・命令・禁止
これは裏に命令を含んだ言い方で、propose(提案する)、suggest(暗示する)、insist(主張する)、order(命ずる)、 recommend(推薦する)などの動詞のあとの名詞節でよく用いられます。
We proposed that a doctor should be sent for.
 (私たちは医者を呼ぶべきだと提案した)




(d) 推測・見込み
「~するはずだ」「多分~だろう」「当然に~のはずだ」のような意味で、ほとんど確実なものとして期待できることを表します。
His opinions should be worth hearing.
 (彼の意見は聞いておく価値があるだろう
He should be fluent in English.
「英語は流ちょうに話せるはずだよ。」




(e) 驚き・不可解
とくに疑問詞who、why、howなどとともに用い、驚きや不可解、意外の感情を表します。
Why should the date of this document have been omitted?
 (この書類の日付はどうして落としたんだろう、おかしい)
How should I act in this situation?
 (こんな事態になって一体どうしよう




(f) 否定的な恐れや心配
lestまたはfor fear thatのあとに用いて、「~しはすまいかと」「するといけないから」の意味を表します。
We left that place for fear that〔in case〕someone should see us.
 (誰か見るといけないから、その場所を離れた)




(g) 謙譲 ―― 1人称に限る - 控え目な気持ちを表す
「(私としては)・・・ですが」の意味で、意見などを控え目に述べる言い方です。
I should say that more study is needed on the matter.
 (その事に関してはもっと研究が必要かと思いますよ
I think I should like to become a member of this club.
 (このクラブの会員になりたいと思うのですが
[注] I should like to~は「(許されるなら)~したい」という意味で、しばしばI’d like to~の形で用いられます。




Shouldは上記のように使われる と習います。




そして、安易にも「提案」として、「You should do this and do that」って使っていたんですけど、どうもきつかったらいんです。




アメリカで生活しながら英語を吸収すると、日本で勉強した英語の知識をまぜながら、雰囲気でこういう意味だなって思っちゃうんですよね。




旦那との会話の中で、「You should take the job.」 「You shouldn't be worry about that.」などと、気軽な感じで言われていたので、私の中で「Should」は「~したら?」というニュアンスと同じように感じられていたんですね。 
最初混乱したんですけど、相手に対して使うのは極力やめようと思ったんですょ。。。




あと、「had better」ですけど、これも要注意です!!
had betterはshouldやmustのように使われてます。
でも、助言としてはやっぱ強いみたいで、「You'd better・・・」なんて言ったら誤解されるかもしれません。




例えば、
「What should I do?」 どうしたらいい?
「You’d better call her.」彼女に電話したほうがいいよ。
これはOK!
アドバイスを求められた時はhave betterとshouldを使うのはOKなんです。




あと、自分に対して使うぶんにもOk!
「I've better take my dogs out before it starts raining.」
「I should take my dogs out before it starts raining.」
雨が降る前に犬を散歩に連れて行ったほうがいいな! 行かないと!




あと、may as wellに関しては、日本語訳で「~したほうがいい」と、アドバイス的に訳されますけど、助言でもなんでもないって言ってました。
アメリカ人の旦那曰くMay as wellはオプションとしてアイデアを提示しているにすぎないだそうです。つまり、「もしよかったらそうしたら」「どっちでもいいよ」的な感覚だそうです。




たとえば、会社でもう遅い時間です。そんな時に、
「You may as well go home now. 」
帰りたかったら、かえってもいいよ。




というニュアンスだそうです。


had better、should、may as wellは、日本語訳では、「~しなよ」「~したら?」「~ほうがいいよ」なんて訳されてますけど、日本文化の感覚では使えない時があるんだなと思った。。。




日本人が使うところの「助言」を言いたい場合は、「Why don't you~?」とか「You might want to do~」とか「I think it's good to do~」とか「It won't hurt you to do~」とか「I think you should~」とか、いろいろバリエーションを変えて言うようにしています。




ただ思うに、アメリカはSarcasmの文化なので、どんな言葉でも、Sarcasmな意味を含んで言った場合は、意味は変わるんです。




日本語だってそうです。
「もう帰ったほうがいいんじゃない?」
は、裏の意味で 「帰りなさい」 と暗にほのめかしているかもしれないですよね。
言葉はコミュニケーションの手段に過ぎない事をしみじみ痛感します。




簡単なShouldの練習ページ
www.eclecticenglish.com/grammar/Should1A.html




Shouldについての追加ジャーナル




アサーティブ、日本は謝る文化、上手なアドバイスの仕方?(笑)
http://q-eng.com/diary/3518




“Should” を含む文についての話②
http://q-eng.com/diary/3513




“Should” を含む文についての話③ 生徒との会話
http://q-eng.com/diary/3512




“Should” を含む文についての話④ 生徒との会話
http://q-eng.com/diary/3511

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コメント

1番~4番を表示

2010年
07月01日
23:26
hiromidukiさん

はじめまして。貴重なリポート、ありがとうございます。日本語訳だけでは、細かなニュアンスが把握できませんよね。最近は、安易に日本語での意味を信用せず、英英辞書で確認することも多いです。それでもやはりきちんと伝わっているかどうかは疑問なのですが。

2010年
07月02日
10:38
hadaさん

ゴールを紹介して下さり、ありがとうございます。 MihoGさんの英語が自然だから、相手の人も自然とネイティブレベルの英語を期待してそう。 すばらしい! You should ~の自然な使い方は、旦那さんやネイティブの人がが、どういう状況で、どんな You should ~の表現を使ったか、というのを少しずつ積み上げていくしかないのかもしれませんね。

2010年
07月03日
22:26
neginohanaさん

You're better off doing
は、どのぐらいのレベル(きつい言い方⇔やんわりした言い方)なんでしょう。

きつい言い方じゃなく、相手に助言を与えるのは難しいですね。
英語の場合は、こちらが思っているレベルと、向こうに与えるレベルが違ったりして、難しさも倍増です。

2010年
08月31日
14:36
さん

4:

yamadaurara のコメント:
はじめまして♪ 授業で勉強した意味合いだけで使ってたら
だめだなぁっておもいました!
誰かが「日本人の英語はキツく聞こえやすい」って言ったはったので
注意が必要なんですね、勉強になりました*

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