場所を表すon a hill, round the corner, under the tableなどの副詞的な表現で文が始まり、その後にbeやlie, stand, walkなどの自動詞が続くとき、主語と動詞の位置が入れ替わる「倒置」が起きる事があります。
(主語が、itやheのような代名詞であれば倒置は起こりません。)
「丘の上に素晴らしい教会が建っていた。」
↑上の文の
主語(主部)は「素晴らしい教会」"a great church"
動詞は「建っていた」"stood"
場所を表す副詞は「丘の上に」"on a hill"
A great church stood on a hill.
↑上の文の副詞を文頭に出すと
On a hill stood a great church.
となり、動詞が主語(主部)の前になる「倒置」が起こります。
この文のa great churchがitだった場合は
On a hill it stood. (丘の上にそれは建っていた)
主語と動詞の倒置は起きません。
「部屋の中に彼は歩いて入った」
He walked into the room.
これを場所を表す副詞into the roomを文頭に出すと
Into the room he walked.
(主語がheで代名詞なので倒置は起こりません)
主部が長い時や話し手が重要な情報を最後まで取っておいて強調しようとするときなどこの倒置は起こります。
「黒板に、あなたたちがおそらく調査したいと思うことの例をいくつかあげています。」
On the board are some examples of the things you might want to research.
主部を文頭にすると
Some examples of the things you might want to research are on the board.
「クロゼットの中には秘密の世界に通じる、秘密のドアがあるのよ」
Into the wardrobe is a secret door that leads to a secret world.
主部を文頭に出すと
A secret door that leads to a secret world is into the wardrobe.
今年は心を入れ替えて基礎からしっかりお勉強しようと思い基礎英語3をしようと思ったのは偉かったのですが(自画自賛)w
気持ちとは裏腹でサボりまくって7月1日のlesson今頃やってるし(^^ゞ
今日の文法のお勉強には感激です♪
「場所を表す副詞的な表現」が文頭に出てくる文は結構みかけるし、何気に読んでいたのですがこんなちゃんとした法則あったんだと初めて知っちゃいました。
で、結構ちゃんとした文法書数冊チェックして見たのですがこのことについてきっちり説明しているものはありませんでした。(倒置の説明はいろいろありましたが、、、私の探し方が悪いのかもしれないけど)
この法則のおかげで場所を表す副詞的表現を文頭に出して英文書くときかなり自信もって書けるような気にだけはなりましたww
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