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mouthbirdさんの日記

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2017年
02月20日
09:04 mouthbirdさん

新発見!英語の得意・不得意の根本差(12)

第7回から
耳タイプ
意味タイプ
の説明をしています。

今回は 耳タイプの方の英語の捉え方を考察していきます。私は耳タイプではないので、正直感覚がわからないのです。そこで耳タイプのTさんにご協力をいただきました。ありがとうございます。

耳タイプのTさん「意味」の捉え方が違う ようなのです。今からその説明を致します。


例えば
 pen
という音が聞こえた場合、以下のようなパートのように分けられて、それらの「総合体」が「penの意味」と捉えている。

オーケストラの楽譜(五線紙)のようなイメージ。
「曲」が同じでも
・バイオリンパート
・チェロパート
・クラリネットパート
・トランペットパート
・トロンボンパート
・チンバルパート
といった楽器ごとに楽譜が異なる。でも「曲」は同じ。

この「」に当たるのが「意味」と感じる。


で、Tさんが考える「意味」とは…

Pen
・音パート →(どのような音なのか)
・文字パート →英語なら pen 日本語なら ペン
・画像パート
 ↓こういう画像

・定義パート →辞書の意味→硬筆筆記具のうち、インクによって書くものの総称

これらを「全部ひっくるめたもの」…これを「意味」と考える。

>========================

Tさんの場合、「意味」とは↑こうなのだそうです。

さら↓このような説明をして下さいました。


だけど、音のパートがあればとりあえずは十分な感じ


 ここで私は疑問に思いました。
だったら 意味≒音 という感じではないか?」
とTさんに聞いてみました。

するとお返事は
「言われてみれば確かにそう。意味のほうがおおきな丸でその中に音がすっぽり全部入ってるみたいな」
「読んでいるときは、音のパートをすっ飛ばしてそのまま概念を掴むことはできる。ただし、しちめんどくさい文章になると、音の段が必要になる」
というものでした。


 Tさんにとって「音」は如何に大事なウェイトを占めているのか…これがよく分かる話でした。

ここまでで一段落。


===================


続き


この話の続きです。もちろん私はTさんのようには全く感じないわけです。特に「音パート」に対して極めて意識が少ない。代わりに意識が高いのが「画像パート」です。
特に pen-pineple-apple-pen のように得体の知れないものを考える場合、また、それぞれ「pen・pineapple・apple」が容易に「画像可できる」場合、→【即座に画像を思い浮かべます】 そして、私の場合、それが「そういう物体(ペンとパイナップルとアップルとペンが繋がった物体)である」と断定します。


 これに対してTさんから、このようなお返事をいただきました。
 
 
 何を言っているかわかりそうでいてわからないことに対して、気になり方が違うんですね。ここが一番の違いなのかも! とすれば、先生がおっしゃる「意味なんか気にしていない」はその通りですね。正確に言えば「何を言っているか即座に判断できなくても気にしない」かしら?


=====


ここで「耳タイプ」と「意味タイプ」の決定的な違いの1つが明らかになったと思いました。

Tさん(耳タイプ)
 「先生がおっしゃる「意味なんか気にしていない」はその通りですね」
 正確に言えば「何を言っているか即座に判断できなくても気にしない」かしら?
と仰ってくれました。

一方
私(意味タイプ)
 意味が気になって気になって仕方がない
 正確に言えば「何を言っているか即座に判断できなければ気持ちが悪い

という違いがあると思うのです。


まずはここまでの感想をいただけると嬉しく思います。


次回は、英語の音声に対する「私の反応」についての話の予定です。(短い予定です)

金曜日は【ニコニコ生放送】による文法講義放送です。この続きは来週の月曜日です。

(↓目次はこちら)
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コメント

1番~8番を表示

2017年
02月20日
22:19
ちょび。さん

私はこの耳タイプにあたるのかもしれません。
何しろ読むのは苦手だし、文法も苦手だし...

日本語でもそうですが、英語でも聞いていると音がどうのとか、意味がどうのとか言うよりも画像が頭に浮かぶと言った感じです。たぶん聞き取れている単語の意味が繋がって画像(又は映像)になっている感じです。audiobookなんか聞いていると、映画を見ているような気分になります。
で、実際に英語でディクテーションをすると、聞き取れていない単語がぽちぽち出て来るわけですが、話し全体を通して見ると、それほど的は外れてない。って感じですw

あ、あとは聞いていて字が浮かんでくるときもあります。それは、実際に勉強したセンテンスや単語が出て来た時です...w

一つ言えることは、英語を聞いているときは日本語に訳していることはまずなくて、意味が分かっているとかも考えてないです。

ちなみに...英語は苦手だし、お勉強も渋ちんやっている感じで、一向に進歩しないままです...(-_-;)

2017年
02月21日
11:57
mouthbirdさん

>>1 ちょび。さん
コメントありがとうございます。耳タイプの人は「英文の意味をだいたい把握している」という自信があるようですね。勉強した単語が出て来ると文字が浮かぶんですね!

ところでちょび。さんは画像が思い浮かぶようですが、PPAPは足し算に感じますか?
http://q-eng.com/diary/19948

実は画像が思い浮かぶ人は足し算に感じやすいと思っているのです。
http://q-eng.com/diary/19975

よかったら教えてください。m(_ _)m

2017年
02月21日
13:11
luminさん

>>1 ちょび。さん

ちょびちゃんは、「耳タイプ」といって真っ先に思い浮かぶフレンドさんです^^

>一つ言えることは、英語を聞いているときは日本語に訳していることはまずなくて、
意味が分かっているとかも考えてないです。

特に前半、うんうん、とうなずいてしまいました。
いま、ちょびさんと別の団体でお勉強会をさせていただいてるのですが、
ここ、意味はわかるけどうまく訳せないよね、ということ、たくさんありますよね笑?

数年前からお仕事で、英文和訳、和文英訳という作業もするようになったのですが、
それ以外は、言語ひとつひとつは別個のもので、互いに行ったり来たり(訳したり)しないです。
(たとえばニュース用語(『小選挙区制』ってなんていうの?など)とかの場合は、
例外ですが。)

英語と日本語はあまりにかけはなれた言語なので、
お互いに行き来するのは逆にとても難しい作業です。
通訳、翻訳の方はすごいと思います。

それなら意味を考えてないのかと言われますと、まったくそんなことはなくて、
意味はとても大事だと思います。
ちょびちゃんとは違って、
意味はちゃんとわかっているとか(←この場合はおそらく無意識)、
ここわからないとか(←こちらは意識してます)、
日本語も含めましてそういうのはぜったいあります。

2017年
02月21日
15:55
mouthbirdさん

>>3 luminさん

>> 一つ言えることは、英語を聞いているときは日本語に訳していることはまずなくて、
>> 意味が分かっているとかも考えてないです。

>特に前半、うんうん、とうなずいてしまいました。

この辺の感覚が私には最大の謎です。私は常に日本語で意味を考えます。
もっとも、私が英語がペラペラだった時期《1週間だけ》は、日本語なんか全く考えていませんでした。似たような感覚なのでしょうかねー? ただでも当時でも「今言った英語を日本語に翻訳しろ」と言われたら、直ぐにできたと思います。

>お互いに行き来するのは逆にとても難しい作業です。

紙に書いてある英語を日本語にするのは私はそんなに苦にしないですねー。時間がかかってよくて、かつ辞書を使っていいなら、まず間違えない自信があります。ただ名訳は作れないです。直訳大好き。
 しかし日本語を英語に正しく作れる自信はまずありません。ただ、かつで某所のイベントでそれなりの長い日本語を全部英訳し、ネイティブに確認してもらったとき「間違ったところや不自然なところはどこもない。極めてナチュラル」と言われたことはあります。このときはびっくりしました。(でも翻訳家に成るつもりは全く無いです。私は英語が嫌いですから)

 このとき思ったのは「文法ばかりやるとナチュラルな英語が作れない」←とかいうのは【真っ赤なウソ】だなー」ということでした。それに「文法ばかりやるとナチュラルな英語が作れない」とか抜かす奴らは大体英語ができないし、文法もできません。「できねーくせによくもそんなことを流布できるものだ」と思っています。非常に腹立たしいです。

 「分かる部分」は意識しなくて
 「分からないー」という部分は意識する感覚なのでしょうか?
うーん謎です。私はいちいち「分かる、分かる、これも分かる」と思いながら英文を読んでますね。(もともと英語が何1つ全然分わかりませんでしたから、そのせいかな?)

2017年
02月21日
22:33
ちょび。さん

>>2 mouthbirdさん
まば先生こんばんわ!
早速聞いてきました。ろんぐバージョンは初めてでしたw

えーっと...結論から言うと、足し算でも引き算でもなんでもなくて、ただのlong pen でしたが...

気になったのが、I have a pen と、聞こえるのですが、パイナップルには、a が付いているようには聞こえないのです...ひょっとしたら、penにも ついてないのかもしれません。 日本人にとって、「あいはぶあぺん」は、一つの塊ですからww

で、long pen ですが、a pen と、a pen を足しているので、a long pen か、the long pen となるんだろうなと、想像して待っていたら...ただのlong pen だったので、ものすごーくぼやけた長い鉛筆が頭に浮かびましたw

その…足し算って概念が良くわからないのですが...
私の場合、多分...三菱電機ビルテクノサービスと聞くと、三菱の時点で固有名詞と認識して、その後の電気からさきは、ほとんど聞かず次の動詞はなんだろうと待機している状態になるって感じです。 ちなみに、それを聞いて頭に浮かんだのは新宿の高層ビルのエレベーターの画像が出てきましたww

英文を読むときもそうですが、動詞の場所を探す癖が付いていると言うか...単語をぶつ切りにして聞いてないと言うか...ごめんなさい。うまく説明できないです。

>luminさん
いつもお世話になっております <m(__)m> 
>ここ、意味はわかるけどうまく訳せないよね、ということ、たくさんありますよね笑?

はいっ!たくさんあります。
私にとって英語を日本語にするには文章を粉々にして組み立て直すと言う作業が必要なのと、英語にふさわしい日本語を見つけ出すのが困難。という2点が問題となります。

組み立て直すには、文法が役立つのだと思うのですが、文法用語の意味を理解してないので...(まあ何とか中学英語ぐらいまでは把握していると思われますが...)その用語を使ってある説明を読むと、頭が拒否してしまいます。。。。

大体私がわからないーー! となるのは...その時はどうしてなのか分からないのですが、後でよくよく考えてみると、動詞の意味が分かってない。動詞の位置がへん?と思った時、動詞が聞き取れなかった時。のような気がします。

反対に、日本語を英語にする時も、動詞がどこにあるのかすごく気になります。通訳のまねごとをする時があるのですが、日本語は大体後半に動詞が来るので、最初からどんな動詞が来るのか頭で想像しながら聞いて、最後の動詞が来るまでに大体の英文を用意していて、動詞が来たら、センテンスにして口から出す?wって感じになります。

日本語で話したり、聞いたりしているときに、意味わかってる。と思いながら聞かないのと一緒で、英語も夢中になって聞いているときは、そんなこと考えないで、この言葉の後に来る動詞はなんだろう?と、予測をしながら聞く、又は読む。って感じです。で、大予測が外れると、おおーそれが来たかーとか...とか、ほへ?なんでそれが?とか...って感じです。

でも...文法ちゃんとやらないと英語がわかった。って事にはならないんだろうなと思います。私の日本語が文法的に正しくないのと一緒でw ネイティブの英語もいつも正しいとは限らない...(本や、新聞などは別として) で、そういった英語でも勿論通じるけれど、「お里が知れる?」っていうんですか??w やっぱり基本からきちんとしている人は、綺麗な英語を書くし、話していると思います!

2017年
02月22日
11:13
mouthbirdさん

>>5 ちょび。さん
足し算には感じられなかったでしょうか…。分かりました。うーん、とすると、画像のイメージは関係ないのかなー。となると足し算に思える人は、数学的な要素を普段考えやすいかどうかで決まるかもしれないなあ

I have a apple はピコ太郎の記者会見によれば「わざと」だそうです。日本人は a と an を言い分けるのが難しい人が多いから、だそうです。

>日本人にとって、「あいはぶあぺん」は、一つの塊ですから
あーー。これはおそらくですが、多くの耳タイプの人の勘違いだと思います。少なくとも私は「あいはぶあぺん」は、一つの塊ではないのです。 アイ ハヴ ア ペン と1単語ずつ分離して認識しています。
http://q-eng.com/diary/19999
↑ここの(2)で書きましたが、耳タイプの人の多くは「音のつながりで1語にしたがる」・「単語をくっつけたがる」と思っています。

「動詞を待っている」という聞き方は新鮮です。でも単語をぶつ切りにして聞いてないんですよね-。この辺の感覚が私にはまだまだ謎ですね。いつかゆっくり解明できればいいと思っています。

2017年
02月22日
11:37
luminさん

>>4 mouthbirdさん
>>5 ちょび。さん

文法の大切さ、すごく共感いたします!

母国語の場合は、文法を意識していないことがほとんどと思います。
たとえば、日本語文法の「サ行変格活用」「文節」「連用形」とかちゃんと説明できませんが、日常生活にさほど問題ないです。
それでも(自分も含めまして)「ちゃんとした日本語」を話せない日本語ネイティブさんも多いですし、
ちゃんとした英語を話せない英語ネイティブさんもたくさんいらして、
ちょびちゃんが書いていらっしゃるように、母国語でも外国語でも、あまりにブロークンですと、
そのかたのバックグラウンドが透けて見えるところだと思います。

まして、特にある程度年齢が高くなってから外国語を学ぶ場合、
最初のころは文法必須だと思います。
、、、と偉そうに力説するほど、自分はできないのでお恥ずかしいのですがうれしい顔
苦手だからこそ、ちゃんとやらなきゃ、と思います。

ちょびさんと勉強させていただいてますと、
英語と日本語のそれぞれの完成度のわりに、両者を行ったり来たりという作業を「されてない」のを感じます。 (「できない」、でなくて「しようとしない」)
両方の言語がちょびさんの中で独立しているみたいな。
マバ先生のおっしゃる耳タイプの特徴も、いっぱいあてはまる気がいたします。

>>6 mouthbirdさん

ちょびさんは、単語ブツ切りにされてないです。
読むときも、まとまりごと、ががーっと読んで、
要するに、ここまでざっくりこういうこと、みたいな印象ですし、
話し方がスムーズなのもそのせいかなと思います。

2017年
03月02日
06:31
ワイルドダックさん

>>1 ちょび。さん
私も英語の小説を読んだりしているときに「映像が目に浮かぶ」時があります。

ただし、文章の中に「抽象的表現」が出てくると、ぷっつり映像がテレビのスイッチを切ったように消えてしまって、頭の中がぐるぐるしてもう読むのがいやになったりします。

最近は
言語、観念、意味、情景
などが、脳のニューロンでからみあって出来ていて、人によってその構造が違うのかもなーと思います。

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