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mouthbirdさんの日記

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2017年
01月23日
10:30 mouthbirdさん

新発見!英語の得意・不得意の根本差(8)

前回(第7回)から
耳タイプ ・意味タイプ
の説明をしています。

今回は、私が発見したこの2つを発見したきっかけとなった有名な動画から紹介します。この動画であなたが・耳タイプなのか・意味タイプなのかが分かります。
それはなんと、去年流行ったピコ太郎の「PPAP」(pen-pineapple-apple-pen)だったのです。
見たことがない人がいるかもしれないので、一応動画を貼り付けます。



この「pen-pineapple-apple-pen」という単語?を皆様どのように感じますでしょうか?
私にはこれが「それぞれ1つ1つのものが繋がって合体したもの」に感じるのです。

こんな感じの【足し算
penpineappleapplepen=pen-pineapple-apple-pen
に感じるのです。


は「この動画を見た人は全員↑こんな風に足し算に感じているだろう」と思っていました。

ところがどっこい!

「そんな風に足し算には微塵も感じない」人が何人も見つかったのです。
「そもそもなぜ足し算なのかわからない」などの意見をたくさんもらいました。

そして、その後の調査により、このように「足し算に感じない人」は概ね「リスニング能力が高い」ということが分かりました。

足し算に感じない人はどのように感じるかというと、
 ↓

・足し算とかそういう話ではない。
単語と並べて「発音上、語呂のいい言葉を新しく作った」に過ぎない
・つまり
 pen-pineapple-apple-pen
は「七五調」の耳障りの良い言葉なので、そういう七五調の単語を作っただけ

(他の七五調の単語の例:東海道中膝栗毛・墾田永年私財法・逃げるは恥だが役に立つ・同情するなら金をくれ

というのです。


pen-pineapple-apple-pen は足し算ではない。
どちらかと言えば「足し算」ではなく「融合」である。(分割できるものではない)
 penやpineappleといったものが合体して「繋がっているのではなく
 pen-pineapple-apple-pen という1つの【融合体に感じる。

という見解をいただきました。


私は、全くそのように感じず「(あたかも変形ロボットのように)合体した物体」にしか感じなかったのです。なのでとても驚きました。


皆様はどのように感じますか?

===================

PPAPについてはまだ続きの話があります。
PPAPは実はその後 ロングバージョンが作られました。ロングバージョンでまた新たな発見があったのです。
2番が作られており、2番の文言で面白いことがわかったのです。



2番では
 I have a pen.
 I have a pen.
 aaan!
 Long pen

とピコ太郎は歌っているのです。皆様、この Long pen をどう感じますか?

私はこの Long pen が【極めて自然】に感じるのです。
 penpen=long pen
のように感じるのです。penとpenが繋がって、long pen (長い1本のペン)になっているように極めて自然に感じるわけです。


ところが、足し算に感じない人long pen には違和感を感じるようです。「pen-pen なら分かる」「double pen ならまだ分かる」「だが long pen には到底感じない」とおっしゃるのです。


歌い手のピコ太郎自身はどうでしょうか? インタービューしたわけではないのでわかりませんが、おそらく足し算に感じていると思います。この2番でのピコ太郎の最後の動作をよく見て下さい。

 long pen を上に放り上げて分割
 真ん中に apple-pineapple を置き
 apple-pineapple の右と左からそれぞれpenを1本ずつ突き刺す

という動作をしています。私にはこの動作が極めて自然に感じるのです。
ところが足し算に感じない人はこの動作の意味がいまいちよくわからないらしいのです。

=============


ここから、後に「耳タイプ」「意味タイプ」というタイプ分けを思いついたわけです。どうやって思いついたのかの話は次回にします。
まずはここまで感想をいただけると大変嬉しいです。
m(_ _)m


金曜日は【ニコニコ生放送】による文法講義放送です。この続きは来週の月曜日です。

(↓目次はこちら)
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コメント

1番~10番を表示

2017年
01月23日
18:31
ΨホルホルΨさん

私は「意味タイプ」のようです。

ところで、動画では This is a pen. ではなく、I have a pen. と言っているようですよ。

私はこの動画で気になったのは、最初 I have a pen. I have (a) pineapple. Ah! Pineapple-pen! と言っているのに、後で4つまとめる時にも apple-pen, pineapple-pen と言っているのに、ひとつになったときには pen-pineapple-apple-pen つまり pen-pineapple と順番が入れ替わっていることです。もちろん語呂の問題なのでしょうけれど。

2017年
01月23日
23:06
mouthbirdさん

>>1 ΨホルホルΨさん

> 動画では This is a pen. ではなく、I have a pen. と言っているようですよ。
しまった! >< 今直しました。私はとことん耳タイプではないですねw

>私はこの動画で気になったのは、最初 I have a pen. I have (a) pineapple. Ah! Pineapple-pen! と言っているのに、後で4つまとめる時にも apple-pen, pineapple-pen と言っているのに、ひとつになったときには pen-pineapple-apple-pen つまり pen-pineapple と順番が入れ替わっていることです。もちろん語呂の問題なのでしょうけれど。

なんと! 私も気になりました。
私は I have a pen. I have a apple. aaaan で
☓ pen apple
◯ apple pen
になっているところから気になっています。違和感を感じるのです。

でもそれこそ語呂の問題なんでしょうかねー。
なんとなく「シャープペン」「ボールペン」みたいにしたかったのかなーと思いました。

ホルホルさんは意味タイプなんですね。おそらく「理系」の多くは意味タイプだと思っています。だから理系には英語が苦手な人が多いのではないかと思っています。

コメントありがとうございました。引き続きどうかよろしくお願いいたします。

2017年
01月24日
13:19
neginohanaさん

>私はこの動画で気になったのは、最初 I have a pen. I have (a) pineapple. Ah! Pineapple-pen! と言っているのに、後で4つまとめる時にも apple-pen, pineapple-pen と言っているのに、ひとつになったときには pen-pineapple-apple-pen つまり pen-pineapple と順番が入れ替わっていることです。もちろん語呂の問題なのでしょうけれど。

私も初めて聞いた時、気になりました。
ちょっと考えて、「ま、数はあってるからいいか」と。

>だから理系には英語が苦手な人が多いのではないかと思っています。

それは思い込みではないでしょうか。
文系には「数学ができないから」という理由で選んだ人が結構いるので「文系には数学が苦手な人が多い」は正しいように思いますが、
理系には英語も、それに他の教科も、全体的に勉強が得意で優秀な人が多い気がします。
(私が進学校出身だからかも)

英語の講師や教授には「数学はまるっきりダメで」などと公言する人がよくいますが、
理系の研究者や医者などは、英語だって必要なので「英語は苦手で」なんて言う人は普通はいないのでは?

2017年
01月24日
15:02
mouthbirdさん

>>3 neginohanaさん
>>だから理系には英語が苦手な人が多いのではないかと思っています。
>それは思い込みではないでしょうか。

ガーン! その可能性は大いにありますね。そのへんに注意しながら今後考えていきたいと思います。

>理系の研究者や医者などは、英語だって必要なので「英語は苦手で」なんて言う人は普通はいないのでは?

研究者レベルだといないと思います。ただ学生レベルではそうでもない…という話を聞いたことがあります。
何年前だったかなーこれは「当時名古屋大に通っていた理系の生徒さん」から聞いた話です。

ある年が名古屋大学の理系の学部の入学希望者者が例年に比べて多く殺到したというのです。彼が言うには
「英語嫌いで有名な益川敏英博士がノーベル賞を取ったから(彼は名古屋大学出身)ではないか」と分析してました。私は大いに笑ったのを覚えています。

もちろん英語ができる優秀な理系の生徒さんも多いです。しかし、英語ができなくて苦しんでいる理系の生徒さんも同じぐらい多くいるのではないかと思います。この時の生徒さんも英語が苦手な学生さんでした。

ところで、neginohanaさんは足し算に感じますか?

2017年
01月25日
15:53
neginohanaさん

>>4 mouthbirdさん

はい、足し算に感じます。
初めて聞いたとき、一生懸命式を立てました。

2017年
01月25日
17:13
mouthbirdさん

>>5 neginohanaさん
>はい、足し算に感じます。

なんだって!!
neginohanaさんは耳タイプのはずなのに、足し算に感じたのですか!
耳タイプで足し算に感じる人は今まで1人もいなかったのに…
これまで例外がなかったのですが、わしの理論にどこか穴がありそうです。慎重に調査しなければ…
今後ともどうかコメントをお寄せ下さい。どうかよろしくお願いいたします!

2017年
01月25日
22:16
ΨホルホルΨさん

私は自分が理系か文系か、どうも確信が持てません。

高校時代のコース選択としては明らかに文系でした。進んだ大学の学部も文系です。また、マウスバードさんのブログ(?)にもあった、「文章中に数式が出てくると『なかったこと』にして飛ばし読みする人」でもあります。

けれど、数学的なものの考え方や、数式の背景にある事情を文字で読むのは苦にならないのです。だから、数学が算数だったころから、計算問題よりは文章題の方が得意でした。

2017年
01月26日
00:22
mouthbirdさん

>>7 ΨホルホルΨさん
>マウスバードさんのブログ(?)にもあった、「文章中に数式が出てくると『なかったこと』にして飛ばし読みする人」でもあります

おっとそうでしたか! ↓この話ですね。
http://www.alc.co.jp/beginner/article/mouthbird/2005/07/p...

ちなみに私もこの数学の問題は飛ばします。まったくわかりませんw

私も学部は文系です。算数はスーパー得意でしたが、中1の終わりごろから数学が全くだめになりました。ですが基本頭は理数系だと私は思っています。
たぶんホルホルさんと理数系の捉え方は似ていると思います。私も算数の頃は計算問題よりは文章題のほうがどちらかと言えば得意でしたね。
参考になります。コメントありがとうございました。

2017年
02月10日
16:30
ΨホルホルΨさん

そう、その部分です>数式を飛ばし読み

もっと顕著なのが、小説を読む場合です。私は SF も好きなのですが、時折キャラクターが事象や理論の説明に数式を用いることがあります。そういう部分は可能な限り数式を読まずに済ませようとします。

たいていはその前後にその数式の背景を文章で説明しているところがありますから、それがあればそれでよし。それがなくても、数式を読まずに前後のストーリーの流れをつかむことができればそれでもまぁよし、という感じなのです。

2017年
02月10日
17:59
mouthbirdさん

>>9 ΨホルホルΨさん
多分、単純な足し算引き算ぐらいなら読み飛ばさないと思うのです。
複雑な計算式だと、読み飛ばすのではないでしょうか?

ただ世の中には足し算引き算ですら、読み飛ばす人がいると思います。そういう人は pen-pineapple-apple-pen も足し算に見えにくい確率が高いのではないかと思います。もしくはそれ以上に音に敏感なのだと思います。

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