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mouthbirdさんの日記

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2017年
02月06日
13:11 mouthbirdさん

新発見!英語の得意・不得意の根本差(10)

第7回から
耳タイプ
意味タイプ
の説明をしています。

前回
・PPAPが足し算に感じない人の例を挙げました。
そしてこの方は
・「三菱電機ビルテクノサービス」や「代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームラン」などの言葉は「他人にしゃべってもらって聞いて意味を把握する」という人であることが分かりました。


この続きです。

(1)音のつながり

他人にしゃべってもらって聞いて意味を把握する」という感覚が私にはよくわからなかったので、その辺をしつこく聞いてみました。するとこのような返事をいただきました。
例えば
「ビルテクノ」のつながりなのか「テクノサービス」というつながりなのかを、(「ビル」や「テクノ」と言ったそれぞれの意味ではなく 【音】で判断する。【聞き覚え】で判断する。

とおっしゃるのです。「ビルテクノサービス」を、誰かに発音してもらい、それ聞くことによって意味を判断している。「ビルテクノ」というつながりはないな。「テクノサービス」なら"響きが良いから"このつながりの言葉だろう。。。みたいな感じらしいのです。


 これを聞いて少しこの方の感覚が分かりました。例えば「逆転満塁ホームラン」とは言うけれども「満塁逆転ホームラン」とは言わないのです。これはまさに「聞き覚え」で私は判断しています。


(2)音のつながりで1語になってしまう

そして更にこの方に伺うと
 > 音を聞くことによって「単語と単語【つながり】を意識する」。というかつながって【1語】になる
 例えば「テクノ」+「サービス」ではなく、「テクノサービス」という【1語】で認識している
ということが分かりました。


 ※この(2)については後で考察します。実は↑この発想から「【ある文法事項が苦手な人】がなぜ苦手なのか」が解明できたっぽいのです。これについては2、3回先で話します。

---

(3)音しか聞かない!? 意味を考えない!?

そして更にこの方に「リスニング」について伺いました。するとあることが分かりました。
このようなお言葉をいただきました。
>例えばこのリンクの複旋律聴音の聞き取りの時の感覚は、英文の聞き取りの時とほぼ同じ感覚。
https://www.senzoku-online.jp/DICT/

↑ここを見てもらえば分かるのですが、音の音階を聞き取る練習です。

これを体験してみて私は、↓こう思ったのです。
これとリスニングが同じだって? 音の音階を聞き取るだけの作業だよなあー(あーむずかしい)
・うん? 音階を聞き取るだけだよね? 音階には意味が無いよねー。でも英単語には意味があるよね。意味はどうしてるんだろう?


・うん…? まてよ…… …

 ……

 …


 …… あああ!!!! そうか!!! 分かった! 




 ●この感覚と英語のリスニングが同じということは↓

  英語でも音だけ聞き取って「意味を最初から気にしていない」のではないか!?

  ↑
  という発想にたどり着きました。


この仮説によって「ある出来事の謎(複数)」が全てきれいに解明できたのです。それらは「私が長年苦しんできた出来事」です。それについては次回で説明します。


金曜日は【ニコニコ生放送】による文法講義放送です。この続きは来週の月曜日です。

(↓目次はこちら)
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コメント

1番~5番を表示

2017年
02月11日
08:56
ワイルドダックさん

よく、「どうしてここで切るの?」という感じのところで切って略語を作る人がいますが、そう言う人は言葉の意味など考えていないんでしょうね〜。パーティシパンツをパンツって略してる人とかが「今日はパンツ何人来るの?」と言ったりしてました。

2017年
02月11日
09:01
rudbydjangoさん

ご無沙汰してました。

「音だけを聞き取って意味は気にしていないのではないか」

このくだりが自分でも経験があるので、少々書かせて頂きます。

このシリーズはとても面白いし、他の皆様のコメントも参考になります。私も大なり小なり外国語や日本語に関わってきたのである程度の意見はあります。それは置いといて、


もう20年くらい前でしょうか、CNNか何かで、或いはホントの現地のケーブルTVかなぁ、インターネットの前の時期の話です。

「変だな、言葉は殆ど捉えているのに、内容はワカラン!」というコトに気がついて悩んだ時期が続いたことがあるのです。

英語で仕事をしてましたし、ウォール街をちょろちょろしていた時期もケッコウあるんですけどね。国際金融や経済の話や世間話はいいけど他の話は良くわからない。

振り返って見れば当たり前のコトですね。かなりの量の英語に触れてはいても、専門に関わるもの、興味のある作家のもの、などのように内容は偏っていた。加えて、先生の言をお借りして、

「音だけを聞き取って、意味を考える余裕、関連知識が圧倒的に少ない」という状態ですね。

母語でわからないコトは言葉面でわかっても内容まではわからない、ということです。

そのうちに英語を使う仕事から離れてしまい英語とは疎遠となりましたが、有難いことにインターネットが身近になり、英語チャットをやりながら iKnow と出会い、現地のサイトに出入りしながら自分の英語を見直している、というのが iKnow での感じでした。

他にも何点かありますけれども、今日はこの辺で。

2017年
02月11日
09:53
mouthbirdさん

>>1 ワイルドダックさん
長いので短くしてしまったんですね。パンツじゃ普通別の意味になりますね。もしかしたこの人は逆に意味タイプかも。長い単語を音で覚えにくいから短くしてしまったのではないでしょうか。


>>2 rudbydjangoさん
コメントありがとうございます。

rudbydjangoさんには聞き取れても意味がわからないっという時があったのですね。私にはそんな時期がないので、とても参考になります。

内容によっては「音だけを聞き取って、意味を考える余裕がない」…という状態なのでしょうか?

折に触れて、またコメントいただければ幸いです。今後共どうぞよろしくお願いいたします。

2017年
02月12日
07:00
rudbydjangoさん

>>3 mouthbirdさん
いやぁ、何事も身につくまでは難しいものです。特に私の場合は独学でしたから。

All things are difficult before they are easy. - Thomas Fuller です。

言語は進化/退化しますしね。なかなか解答が得られるものではないですし。

そうですね、先生がおっしゃるとおりですね。今思えば、脳の回転度が余裕無く、聴くことにエネルギーを余計に使っていたのでしょう。
馴染みの無い専門用語を聞いたときにどんな漢字かな?と考えながら話を聞いているうちにわかる、そんな経験はありませんか。

最近では、神経疾患の症状の「ジストニア」という語を何度か見ているうちに、「あ、筋肉のトーンが dys なんだ、その複数形じゃないか - dystonia - だ」と気が付き、愉快でした。

こういったことを四六時中考えているわけではないのですが、ふと閃く時があります。

2017年
02月12日
10:20
mouthbirdさん

>>4 rudbydjangoさん
> 馴染みの無い専門用語を聞いたときにどんな漢字かな?と考えながら話を聞いているうちにわかる、そんな経験はありませんか。
ありますねー。ただその結果がいつも正しいとは限らないので、できるだけ意味を確認するようにしています。(まだ中学生の頃ですが、「猥談」という単語を聞き取って「雑談」と同じ意味であろう、と推測しそう記憶してしまいました。その結果、別の場所で大恥をかいたことがあります)

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