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たっつんさんの日記

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2015年
02月15日
14:25 たっつんさん

ギリシャは立ち直れない Greece can never come back again

ギリシャが金欠に苦しんでいますが、どっちに転んでも不幸が待っているだけだと思います。

ドイツを初めとしたEUは緊縮財政プログラムの継続を条件に融資を続けると主張しますが、ギリシャの新政権はそれを望まない国政主権者が選出した政権です。

EUではドイツのストイックな超倹約主義についていけない国が幾つかあり、内部分裂もあるようです。オバマ大統領も、ドイツの金融政策について、緩和に向けて多少の譲歩をするべきだ、としています。

ただ、EUの緊縮財政プログラムは成功事例もあり、スペインとアイルランドは、EUの求める緊縮財政を受け入れ立ち直っています。
EUにとっては不良債権化しつつある金融商品に投資しているようなもので、ハイリスクローリターンの投資であり、普通ならしない投資だと思います。
そこまでしてでもユーロという統一通貨の秩序を死守したい、ということでしょう。そもそもデフォルト常連国のギリシャをユーロに誘ったのは、ドイツだということです。

個人的にはユーロは失敗だったと思います。スイスとイギリスは賢明な判断をしたと思います。ドイツはまたしても、経済面においても歴史的貧乏くじを引いてしまうのでしょうか?

いずれにしても最終的には、国民が良識ある賢明な判断ができて、上司から怒られながらも仕事を一生懸命やって、何とか収益化に貢献できるように日々研鑽できるかどうか、だと思うのです。

それができる国民なのか、というのが本質であって、それができないのであれば、どんな金融政策も無駄なだけだと思います。
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