ロシア国債の年利が
13.06%となっています。
買う人、いると思いますか?
13%っておかしいでしょ。
これは暗に、「私たちお金に困っているんです! お願いですから貸してください!」ってロシア政府が言っているようなものです。
13%って言ったら、だいたい信販会社のリボ払いの利息ですよ。
国債債務残高が世界一の日本も他人事ではないと思うのですが、そこで巷で言われているのが(これがまた結構まともなことを言っている経営コンサルの人でさえも、『富裕層は資金を海外に移転させている』、と述べているからどうやら本当なんだと思います。)、資金の海外移転です。
よく言われるのが香港にあるHSBCへの移送です。しかし、ここで条件が出てきます。
それは何か、といえば「英語の壁」です。
HSBCでは最近、日本人が口座を開くときは助言者がいるのだけど、開設した後は英語ができなくて、やりとりができないからダメ、という結論になっているそうです。
日本そのものが財政破綻をするかどうかは、現実味が高いとは思いませんが、ハイパーインフレはあながちない話ではない、と思います。
アベノミクスが行き着く先が、このハイパーインフレである可能性が低くない、です。
円資産だけでは危険だ、と金融関係の人たちは言います。金や銀、それから外国債、海外銀行口座に資金を移すべきだ、と言います。
最近、私が思う移送先として有力候補に挙げているのが、ハワイ銀行です。「ハワイ銀行に口座を」っていう話はあまり聞かないので、これ穴場なんだと思います。しかも日本語OKです。
https://www.boh.com/personal/
ハワイでないとダメな理由は、他州の銀行は、私たち日本人でも、いろいろと条件が厳しくなっているそうです(さっきの英語が十分に堪能か、とかでしょうか)。でも、ハワイの銀行なら敷居が低いそうです。そういうポリシーがあるそうです。もともとハワイの原住民がいて、そこをアメリカ人が後から入ってきた歴史があるので、人種や宗教で差別はしない、というポリシーがあるそうです。
ま、アメリカの著名投資家であるジム・ロジャース氏が最近、インタビューで「ドルは5年先、10年先には持っていたくない」と言っていたので、他の外貨も考えておいたほうがよさそうですが。
やはり、海外に資産を移すことが富裕層だけの話ではない日が来ちゃうのかもしれません。場合によっては、職場をいつでも海外に移せる準備とかも、しておいたほうがいいのかも、しれません。その時、武器になるのが英語になるのではないでしょうか。中国なら中国語ですが。
自分の仕事のスキルを一資産と考えるなら、そういったリスクヘッジは必要だと考えます。