これ、泣いちゃうでしょ!
最後の
Mum: '' ... happy birthday to you ... ... make a wish ...''
Girl : '' ... ... ... . ''
お母さんと少女の眼、表情みたら、もう号泣ですょ!
僕はまた自分の無力さに打ち拉(ひし)がれましたよ。
またこうやって僕は、日本社会から
「お前は無能なんだよ!」
て言われた気分になる訳です。
でも、よく観るとおかしい点がみっつ。
まず
1. 少女が爆撃から逃げているシーン、それからゲームかipadを触っているシーンは、彼女の両手が空いていたり、ふさがっていたりしている。その間、誰が撮ったのか?
2. シリアの人は英語を使わない。西側の言語で使われる可能性があるのは、フランス語らしい。英語は選択肢にはない可能性が高い。
そして、
3. 0:58に見える後ろの建物は、世界的に有名なロンドン市にある建築で、30 St Mary Axeという建築。
http://en.wikipedia.org/wiki/30_St_Mary_Axe
つまり、この映像は架空のお話で、
今シリアで起きている事が、イギリスで起きないとも限らないっていうメッセージのもので、Save the Children Japanの人も解説で、「製作の舞台となったイギリス」って文面の中に書いてあった。
映像の最後の英文でも、そういう意図(イギリスで作りましたよっていう意図)の文面が表示されていて
Just because it isn't happening here means it isn't happening
(今、イギリスでこういう紛争が起きていないからといって、今後も起きないとは限らない。)
ていうのが、そういう設定だっていうのを示している。
ちなみに、この英文の前の進行形は現在進行形。後ろの進行形は未来表現。
でもそういう断りがあったのは、その文面の中だけ。
こういうのって、事実と誤解させないために、この話はフィクションです、って記述するべきですよね…。
実際、多くの人が「かわいそうな少女…」とか「とにかく戦争は今すぐ絶対に止めなきゃダメ!」っていう叫びにも似た声が寄せられています。事実誤認をしているわけです。
これ、こういうNPOだかにあるまじき姿勢なのではないでしょうか? これで動画再生数を伸ばして広告収入のお金もらえるのでしょうから、誰からも金銭を搾取していないし、広告業者は商品が売れるのでしょうし、win-winが構築されていて、ナイスなやり方ではあるとは思いますが…。
世界中の人が、流さなくていい涙を流した事だと思います…。女性なんかは本質的に優しいし、暴力嫌いだし、母性本能があるし、こういう映像は涙が止まらないと思います。
世界中の女性がみんな、最後で涙が溢れ出したそうです。
でも、フィクションなんです! でも、これがシリアで起きている事だと…。半分フィクションだけど、半分はホント。
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