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たっつんさんの日記

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2014年
02月08日
23:04 たっつんさん

読書感想文3 ー睡眠と食事と仕事のパフォーマンスー

これは以前に読んだものだけど、、、


 これ、できる人いないと思う。できたとしても、日常の仕事の効率は激減してしまう。
 遅い帰宅は睡眠時間を減らし、翌日のパフォーマンスを低下させます。パフォーマンスが低い状態で仕事をやると、帰宅時間は慢性的に遅くなります。まさに悪循環。コーヒーとかで、一日くらいはごまかせるんだけど、日常的に判断力が落ちているのは自覚できます。だから車の運転とか危ないと思う。

 こういう激務を、日本や世界の人は普通にやっているんだな、と思ったりしています。こんな判断力が低下した状態とストレスの強い環境で仕事を精度を上げてやるなんて、宇宙飛行士訓練の入門レベルなんじゃないかと思うくらいです。
 東大生がエリートと言われる理由のひとつには、彼らは高校の時に、限られた時間の中で、部活をやりながら勉強して成果を出すっていう、高効率な仕事をモデル的に体験しているからだと思うのです。
 実際、僕が日頃、周囲の人たちの仕事を見渡して思うのは、こういう密度で仕事ができるなら、高校生ならもう東大合格してるw、っていうことです。

 日本人は働き方が下手だと言われますが、経営的には一人のパフォーマンスがコスト以上であることをどこの企業も望んでいる訳です。そういう観点では効率的な経営を日本の企業だって目指しています。ただそれが、アメリカやドイツと比べると見劣りするようですが。。

 
 とにかく本来は、こういう3時間睡眠で日常を過ごすっていう時間の組み方は、ここ一番の日程じゃないとできないと思います。
 そういうタイミングなら人間、火事場のクソ力とかみたいな感じでできると思う。1年に一回の、甲子園の高校野球の準決、決勝の投手のような、あるいは界王拳使っちゃうぞ、みたいな感じの時。でも常にはできない。
 っていうのが、読んだ当時の感想。4、5年前だったか。今、この本は家にない。


 ただ今は、好む、好まない、賛否を問わず、この本のタイトルにある通りの生活に気づけばなっている。
 9時の始業に間に合わせるべく、6時半起床(目標w)、22時退社目標で遅いと24時退社。行きはdoor to doorで1時間だけど、帰りは終電の遅延とかで1時間半かかる。そうなると、寝るのがだいたい3時とか3時半。で、睡眠時間は3時間。


● 睡眠の取り方

 そこで睡眠の密度を改めて考えてみた。これだけ疲れると睡眠の密度は自然と濃くなるが、これにも寝方がある。

 基本的に冬は、おそらく夏より熟睡しやすいと思うのだが、とにかく冷えきった体の血行を促進して、暖かくすると深い眠りにつける、ということ。

 だからまず、どんなに帰りが遅くなっても入浴する時間を20分とる。体全体の血行を良くして疲労を取ります。
 ちなみに、最近の入浴剤はアロマに力を入れていて、安くても製品の質が高いと思います。バスクリンはこの分野では、さすがと言うほどの老舗です。こういうリラックス法は仕事のストレスが強いと思う人には試す価値があると思いますよ。個人的に香りへの興味が強いだけかも知れませんがw


どうしても時間がない場合は熱いシャワーで打たせ湯をする。その間、布団乾燥機でベッドを暖めておく。そして少し冷ましてから寝る。これをやると睡眠の密度が違う事に気がついた。

 逆に翌日休みで翌日への緊張から解き放たれていても、これをやらずに何か寝心地が悪かったりすると、6時間寝ても睡眠の質は低くなる。
 そして逆説的だが、忙しさには精神衛生上、いい作用がある。忙しいと余計なことは考えなくなる。時間があるとナイーブなことを考えてしまうかもしれないが、そんなことを考えている時間がなくなる。余計な事を考えない、というのは睡眠には大事な項目だと思う。ある意味、問題の先送りなのかもしれないがw


● 食事と栄養について

 そして朝、夜は自然食品をベースにしたサプリを摂る
 生ローヤルゼリー、黒ごまセサミン、DHA&EPA、カルシウム、スピルリナ、ヤクルトを摂取。アミノ酸とビタミンを中心に栄養の質を確保。カロリーはチョコなどのコンビニのお菓子や健康に悪そうなインスタント食品で摂取w
 もちろん日常的な食事にも、野菜や肉、魚を摂ることを考えます。やっぱり肉やお刺身は栄養価が高い。イカ-squid-は低カロリー高タンパク質で機能的です。マグロはカロリーもあって、アミノ酸も豊富で大事な食品です。

 アスリートは、こういった栄養学のエキスパートがチーム内にいて、そこから自分に合わせた調整をして、最高のパフォーマンスができるように準備しています。
 でも、それって私たちにも必要な事だと思うのです。


 特にアミノ酸はバランスが大事な栄養素。だから一つのサプリから摂取したりはしない。
 サプリは化学薬品だからよくない、ということで批判されるけど、上記の物はほとんど自然由来。だから比較的、信用してもいいと思っている。近々、牡蠣エキスを加えるつもり。亜鉛が必要だと思うのですが、市販の亜鉛は、それこそ化学薬品だと思うので。 
 最近はインフルエンザや風邪対策のために、このレパートリーにL.カゼイ菌の入ったヨーグルトを入れています。


 とにかく、常に考えながら食品を摂取している、のだと個人的に自己分析してます。
 睡眠時間が平日は少ないので、免疫はかなり落ちていると思う。だからその対策としての栄養学は、人並み以上に知っている方だと思う。人間、窮すると対策をとるものですね。少ない食事やコンビニ食が多くなっても、栄養の密度を上げることを考えるようになります。

 例えば根菜系の野菜は、なぜ抗酸化作用が強いのか。こんなことまで理解することになった。こんなこと、睡眠時間がとれていて、健康に満足していたら勉強しないですね。
 それは土っていう酸化腐食作用の強い環境の中で、成長するにはそういった菌や虫に対抗しないといけないから、自然と抗酸化作用の強い植物だけが生き残った、というのが理由。

 にんじん、じゃがいも、ごぼう-burdock-、だいこん…、これらはみんな抗酸化作用が強い野菜。土の中で育つ野菜に抗酸化作用の弱い野菜はないと思う。理屈として考えられないから。
 ちなみに、キャベツ -cabbage-は土の中で生息するわけじゃないけど、これも突出した抗酸化作用があります。栄養のピラミッドでもトップ層にある野菜で、注目の食材です。


 きつい業務の中で最高のパフォーマンスをするには、やはり睡眠と食事が基本になります。だから業界を問わず、睡眠と栄養については学習をしておく必要があると思うのです。仕事がきつい、と思う方は少し栄養学をかじってみるのもいいと思いますよ。
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