• ようこそゲストさん!

たっつんさんの日記

(SNS全体・外部に公開(Web全体に公開))

2014年
01月19日
11:18 たっつんさん

経済とか金融とか難しい話ではなく…お金の話



 「お金の話」って日本語でいうと、いやらしいとか、いやしい、汚い、とか言われます。お金の教育を小・中学生から、というと「そんな汚い話を小・中学生に教えるなんて、とんでもない!」と言われます。

 しかし、どうでしょう?
 現実問題として、アジアの女性は結婚相手に求める条件として、経済力を第一に上げます。自分の経済的理解力、経済力はともかくとして。
 女性が「家事手伝い」(今で言う「自宅警備員」)は成立しますが、男性で「家事手伝い」は成立しないでしょう。理念的にはあってしかるべきですが、実際の社会では女性から白い眼で見られます。間違いなく。これもひとつのgender roleなのかも知れませんが。

 中でも、日本人の私たちは日頃、商品に対する眼が肥えていて、商品、サービスに求める質、レベルはどこの国よりも超一級で、日本国内に置いて商品・サービスは厳選されたものしか生き残る事ができない、という非常に厳しい環境です。
 ということは、そういう眼で結婚相手を見ている、と言う事になります。サッカーで言うなら、イタリアのセリアA、イギリスのプレミアリーグ、スペインのプリメーラなのです。「経済リーグ」という点においては、非常にやりがいのある社会ですwww
 ちなみに、欧米の女性は経済力よりも恋愛の要素が比重が大きく、よりemotionalだと言えそうです。もちろん、欧米でも女性自身の収入の高低に関わらず、女性は収入の高い男性を求める傾向が強い、という統計が出ています。ま、当然の選択だと思うのですが。


 これも日本の美徳に由来するのでしょう。汚い話、本音は口にしない。本心としてあればあるほど口にしない。

 アメリカでは、高校生に
「勉強していい仕事を見つけないと、一生マックの店員だ!」と高校教師が教室で発言するそうです。
 そんな事言って「マックの店員の立場は、どうなるんだ!」という反論は当然あるでしょう。人間の尊厳が守られないような発言はするべきではないと思います。でも、公言してしまう。それがアメリカ。

 実際、日本のマックの店員どころか店長は、名前だけの肩書き、役職をもらいながら給料の上昇はないわけです。残業つかない、業績収入つかない、っていう搾取の連続を受け続けるわけです。
 マックの創業社長は、あのソフトバンクの社長、孫正義氏が、何度も「会いたい」と懇願してようやっと会えたという、偉大なビジネスリーダー、藤田 田氏です。そういう会社がこういう搾取をしているわけです。
 ワタミの渡辺美樹氏しかりです。メディアの前でいい顔しているけど、中身は暴君なわけです。


 こういうことを考えると、お金の話をすることが、本当に卑しいとか、汚い事なのか、疑問に思います。
 そもそも資本主義というのは、障害者等の弱者への救済策を社会主義的に講じつつも、一般の人たちには、戦争を強いているのと同じような物です。知識を持っている人間から有利に動ける、そういう社会です。

 日本の税制は、世界でも有数の複雑さです。なぜか? 搾取するためです。対策をとらせないためです。
 複雑な税制のシステム、優遇サービスを理解した人、知ってしまった人にだけ、抜け道的なおいしい話をしてあげる、そういうシステムです。知らない人は、そのまま搾取しちゃいます、勉強しないほうが悪いんです、っていうのが政府の考えている事です。

 なぜ、税理士という仕事が存在するのか、存在理由を考えれば当然ですね。
 ゴミ収集車等の仕事は、ゴミが発生するから仕事がある訳です。もし、一家庭内でゴミが再利用されたり、再エネルギーとして使えるような日が到来してしまった日には、彼らの仕事はなくなります。それと同じです。


 日本政府は、そこらへんの政府よりもずば抜けて狡猾だ、というのを理解したほうがいいです。鳥類で言えばカラス並にずる賢いです。資源と力がない分、狡猾さが生き残る生命線なんです。力がない国は、知恵を絞るしかないんです。

 日本の美徳や建前は、時に事実を濁らせてしまう。そう思います。そしてそれをうまい具合に、真意を気づかれないようにカモフラージュして利用するのが日本政府。
 アジア太平洋戦争で行っていたプロパガンダの精神は、今の日本政府にも生きています。国民に本当の事を伝えていない。

  • 総アクセス数(2,336)
  • 拍手拍手(1)
  • お気に入りお気に入り(0)