このSenicという会社、日本のインフォテリアという企業が出資しています。インフォテリアは東証マザーズに上場している企業です。東証マザーズは成長企業が集まる株式市場です。
IT業界が世界的な広がりを見せたのは、周知の通りごく最近の話です。それなのに、世界各国の企業と繋がるスピードは、従来からあった農業、建築、教育、等々の古い業界よりも速く、深いです。
プログラム言語が英語だ、という業界特有の土壌もその大きな要因の一つでしょう。
ITの世界には国という境界が他業界よりも一層低いようです。当然、有力な企業と横(業務提携)や縦(買収)の繋がりが出てきます。
大きいところではソフトバンクのアメリカ携帯会社の買収が取りざたされていますが、IT全般にいえる事は、企業規模の大小に関わらず、出資する資金がある企業は、欧米や韓国、中国企業の買収および業務提携を模索し、収益を上げています。
近年ではYoutubeやUstreamのおかげで、決算報告が動画で公開されています。on timeで参加すればtwitterで質問ができるそうです。
このインフォテリアという会社もそうでした。そしてそこで公開されていた情報が、上記のSenicを始めとしたIT企業に出資をしているということです。出資をすれば、利益が出たときは、当然配当があるわけです。つまりインフォテリアの経常利益が膨らむ事になります。つまり投資家の利益に繋がることになります。
では、その出資先の企業は何をビジネスにしているのか、より詳細を知ろうとした時、そこで英語が必要になってくる訳です。他言語の時もあるでしょうけど。
英語で行われる企業の商品広告。これを動画と英語リスニングで理解すれば、より具体的に商材が理解できます。これができる人とできない人の差は小さくないと思います。
こういう情報は、英語ができないと集められない。英語ができれば出資先の商品、サービス、それから決算書等を英語で情報収集できて、ネットがあれば無料で調べられるのです。何なら日本の証券会社を通じて直接投資してしまえばいい。
グローバル化していく企業展開においては、投資家も他言語による情報収集力を迫られていて、それができるかできなかが勝敗をわけると思います。
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