2013年7月、メガバンクは、保有している国債の2割を異次元金融緩和に応じる形で売却。その額、20兆円。これは実質、メガバンクの国債下落リスクからの逃避だと一部の筋が見解を述べている。
ちなみに、この書籍によると年金基金は現段階で、全体資産の約65%を、この国債で運用している。大丈夫か年金機構? かなり偏ったポートフォリオになっていると思うが。。。
そしてこのメガバンクの動向に、生保、地銀が追随するようだとどうなるか?
国債の需要減少により国債価格が下落→金利増加→政府、利息払えない→国債の信用リスク増→富裕層の資金の国外逃避→利息払えず国債デフォルト?
となってしまうのかも知れない。富裕層は、一般的には金融リテラシーは高いと思う。ということは当然、海外への資産逃避の動きは早いと思う。そうなると、国内にはどの銀行口座も1,000万円未満で、一律にデフォルトの損害を被る事になったりしないだろうか?
そこらへんのリスクを理解するための資産防衛のための理論武装。
経済学部と経営学部の学生にもおすすめ。もとい、こういう身近なマネーの話から少しずつ経済学のセオリーを始めるべきだと思う。
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