(お手数ですが、youtubeのページに飛んで、20秒だけ彼女の英語を聞いてみてください。びっくりするから!内容は建築・建設系のアプリケーションの解説です。)
どうですか、この英語。
「お前、よくそんなアクセントで動画を世界配信して、アプリケーションの解説しようなんて思えるよな。」 と思いませんでしたか?
「発音とか英語に間違いがあったら、下のコメント欄に書いてね。」って言っているけど…指摘するところが多すぎるような…w。
コメント欄には、''What accent!'' というのがあります。でも大方、「説明してくれてありがとう」という意見のようです。
これが世界。これが国際化、グローバリゼーションなんですね。
つまり…
まず、とにかく
「伝えろ!」 話はそれからだ。
ということですね。
information = インフォルメイション ですよ! びっくりですね。
RとLの発音の違いも区別していない。simply のLとinformationのRが同じ発音。ここらへんは本質的には日本人と同じだ!(ちょっと安心)
これは例えば、以下のこんな話とも共通点があるように思えます。
元サッカー日本代表の大久保嘉人選手が、現在の代表選手たちに、
「きれいなサッカーをしようとしすぎている」「本田ともっと正面から言い合えるようにならないとダメ」と檄を飛ばしていましたが、これと同じようなことが日本人の英語にも言えるような気がします。
きれいにサッカー/英語を、システムに沿って(システム=文法)やろうと/話そうとしすぎている。
もちろん、スペインのような芸術的なサッカーができることに越したことはない(=British, American Englishのようなきれいな英語を話せることに越したことはない)。
でも今、日本のサッカーレベルはそこまで行ってないだろ?(=あなたの英語はそこまで洗練されていないだろ?)、ということではないでしょうか。
きれいじゃなくてもいいから、まず伝えなさい(=勝てるサッカーを)。話はそれからだ(=内容を詰めるのはそれから)、ということではないでしょうか。
日本の首相の話す、日本語訛りの英語にいつもがっかりすることが多いですが、がっかりしているのは自分だけなのかも知れません。
やはり世界は、それほど残念には思っていないのかもしれません。
理想論は最終形として大事ですが、それを追いかけるあまり、現状に気後れしたりして、進行がままならない状況はそれはそれで良くない、ということですか。
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