TOEIC part2は一瞬。TOEICの難易度的には、易:2>5>6>1>7>3>4:難、という順番だと言われるが、一番簡単なpart2なら全問正解できるかというとそういうpartでもない。part2には集中力が求められ、その集中力で70%決まると思います。もちろん英語力がベースですが、日頃、あんなに集中できる空間もそんなに用意されていないので、改めてそんな場所が用意されると、ついどうでもいいことが頭をよぎってしまいます。
2つのことを同時に考えることが難しいのが通常ですが、一つ以外のことを考えないっていうのも、けっこう難しいです。だから、part2っていう短い内容だと、
「あ、今、聞いてなかった。」
ってのが、けっこうある。
思うにpart3, 4は、まだ長い文章だから、少し聞き漏らしても、文脈を補うチャンスは残されています。だから、得点もしやすいという考え方もできます。
「文脈を追える」という点が part3、4の特徴で、その文脈が追いにくい part2 との違いです。
そうやって考えると、part2は一瞬。聞いてなかったら、そこでgame over。
約10分。なかなか長い時間だと思います。この集中力っていうのは、W杯で日本代表の試合を見ている時と、野球のWBCの接戦を見ている時と同等の集中力と緊張感ですw CMになるとかなり集中して肩に力を入れて観ていたのがわかりますよね。TOEIC本番も、みんな多分、あんな感じです。
これを肩に力を入れず、スタバとか、タリーズとか、ドトールとかの雑音があっても、あくびしながらでも聞き取れている状態が、個人的にはベストです。
本番では、いいところでくしゃみや咳をする人もいるだろうし、そんなちっちゃい事を自分が得点できなかったことの言い訳にしたくないです。第一、それが日本語なら正解しているはずだし。
リスニングで高得点を目指すなら、このpart2はできるだけ落としたくない。part1、2までで全問正解の40問で行きたい。だが、これが意外とできない。だいたい3〜5問落としている。
本音を言えば、
「この聞き取りやすい環境で、この程度ができなくて、native と一発で意思疎通なんかできるかよ!」と思うのですが…それでもやっぱり落としているんですよね。
でも、ここの part 2&1 は、そういったリスニングの集中力や、静聴の訓練にはベストな内容だと思います。隠れた英会話教材だと私は考えます。きっと多分、みんなTOEICにハマる人は、ここで自信をつけて、英語力を伸ばしているのだと思います。
是非、クイズ感覚で試してみてください。
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