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たっつんさんの日記

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2013年
04月29日
19:41 たっつんさん

文法の精度は意識しないと向上しない

 以前、アメリカの4大を卒業したとして、時々英語を使ってコミュニケーションを取る人がいた。

 でも正直、聞いていると文法が荒削り。発音も何かと落音させればいい、と誤解しているのか、チャンクがうまくない。多分、あんな調子では講義の半分も聞き取れていなかったんだと思う。アメリカの会社に半年くらいいたそうだが…日本に帰ってきたのは、きっとあれだ、成功しなかったメジャーリーガーやサッカー選手と同じ理由だ。
 日本で実力のある設計事務所やゼネコンにも入れず、ローカル住宅メーカーの下請け企業で、少ない給料でお酒大好きヤンキー社長と仲良くやっているみたいだ。そんなヤンキー社長が君の将来のキャリアを真摯に考えているか、というと……。

 ま、それはそれで人の勝手だが…。


 文法が荒削りだと思ったのは、日本語で言うと、
「一度、僕が座れば、この席は僕のものだ。」

 っていう内容なんだけど、これを彼は、
 If I sit here, this chair is mine.

 と言った。

 正しくは、実際にもう座った後なのだから、If ではなく、when を使うほうが精度の高い英語になる。または、Once I sit at the desk, this is mine. でもいいかと思う。
 これは高校英文法の内容。4,6年もアメリカにいたと豪語していたのだが、何年いようが、小さい頃から在米していないのであれば、文法の精度は磨かない限り変わらない。

 周りは英語ができないからって、自分は留学期間が長いからって調子に乗っていると、近くに潜んでいる文法オタクに、その精度を突っ込まれる。もしくは内心、評価を下げられる。

 発音は仕方ないにしても、在米4年以上で、文法の精度を指摘されるのは正直いただけない。
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