今日は、推敲してきた訂正 journal を2つ発行…、…気が重い。
先日、英英辞書について記述しました。longman は単語の定義というよりもニュアンスをカジュアルな姿勢で説明している、と。それがlongmanのコンセプトだと。また個人的には、言葉の定義が知りたい、と。そういう観点では、longmanよりもoxford、collinsだと。
で、oxford の辞書アプリを購入しました。そして、例の incur を調べました。ある種、incur が自分の中では指標になってしまいましたw。incur をどのように記述しているか、という指標です。それもどうかと思いますがw。
そしたらなんと、longman と同じ記述…。
「そんなバカな…! ネットではちゃんと説明していたじゃないか!」そんな気持ちでした。
いろいろ考えた結果、わかったことは私が購入したのは oxfordの中でも、Advanced Learner's Dictionary というやつでした。つまり英語学習者向けということでしょうか。先頭にあったので、それを選んでしまいました。後ろの方に、oxford Dictionary of English というのがありました。おそらくこっちが、日本語で言うところの「広辞苑」的なポジションにある辞書だと思われます…。
数日迷いました。特別急ぐ理由もありませんでしたが、最終的に Collins の English Dictionary を購入してしまいました。そしてやはり incur を調べましたw。今度はネット上にあったとおりの記述で、私が求める定義でした。
私の先日の「Longmanの記述はカジュアルな説明」というのは間違いではないですが、Longmanだけがそういう辞書なわけではない、ということがわかりました。この点、私の見解は甘かったです。
しかしながらこれにより私は、丁寧な理解を求める場合、
まずCollinsで定義を理解し、
↓
Longman や Oxford Advanced Learner's でニュアンスを理解し、
↓
Thesaurusで類義語を理解し、
↓
最終的にはジーニアス英和で日本語訳、文法を確認する、
という流れができます、図らずもできてしまいましたw。
改めまして、みなさんも英英辞書を購入する際の参考にしてみてください。
あとがき
…日本語の辞書はどうか、またどうであったか、記憶が定かではありません。
しかし英英辞書の中には、単語により比較的カジュアルな説明をしていることが少なからずあります。定義というよりも「ニュアンスを伝えている」という感じです。「より場面的、実践的」とでも言いましょうか。
たしかに、日本語にも小中学生向けの辞書があったと思います。多種多様にあります。
その理由としては、出版社が違う、出版社の出版社としてのステイタスのため、というのもあるのでしょうけど、小中学生や高校生向けの辞書はきっと「小中学生や高校生に大人と同じ説明をしても伝わらない」という理解のもと、編纂されているのではないでしょうか?
こうして考えてみると、英語という外国語、さらには外国語というひとつの文化、に触れることにより、必然的に、その比較対象として自らの言語、文化を振り返ることを迫られます。
「あれ、日本(語)ではどうだったかな。」と。
やはり外国語学習の奥義はここにあるのかと思います。言葉に対して、より繊細になっていく。そんな気がしています。
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