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たっつんさんの日記

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2013年
02月09日
00:04 たっつんさん

note 代わりの Q-Eng (名詞編)

 名詞については、私の中では覚える順番としての優先順位は高くない。ただ名詞を覚えてしまうと動詞を知らなくても、文意がわかったりする。実践的な英会話でも、名詞だけでコミュニケーションを取ろうと思えば、取れる場合もある。そういう意味では、即効性があるのが名詞だと思う。
 名詞は、文脈によって意味がだいぶ幅広く変わってしまうものが、日本語より多いような気がする。だから文脈を通して、つまり例文や長文の中で吸収していくのがいいと思う。

 Q-Eng の利用方法としては、まず問題集を解く、短文穴埋めでも、リスニングでも、長文でも何でもいい。その中で、自分が理解できなかった一文・単語、表現的に英語として新しく気づいた表現をしている一文等を、自分のページの「一言コメント」にフレーズごと、idiomごと、単語だけを書きだしておく。これをとりあえず、第1行程として残す。何日かをこの作業に当ててもいい。

 そこから、気になる順番でもなんでもいいから、単語の意味をネットや辞書を使って、その意味の該当する部分をコピペする。
 問題集の例文でも、辞書の例文でも、ネットから引っ張ってきたものでもなんでもいい。その単語の使い方を理解する。
  例えばこんな感じ。

closedown:
a cessation of work or business, especially on a permanent basis.
1 C〖通例単数形で〗工場閉鎖.

(Brit.)the end of broadcasting on television or radio until the next day.
2 C,U⦅英⦆〘放送〙(テレビなどの)放送終了.

Beijing is increasingly concerned about business closedowns, as hundreds of thousands of migrant workers become jobless after factories in the coastal areas go bankrupt with exports falling amid the world economic crisis.

英語の「現場」、つまり実際には、business closedown として、事業そのものが無くなることも意図できる。工場の閉鎖、つまり事業の停止ということだろう。
 辞書というのは編纂して出版して、次の出版まで時間が空く。その間、現場においては常に言葉がアップデートされている。辞書に載っていない解釈、あるいは少し拡大されたものであるときは、そういう場合かもしれない。


slowdown
an act of slowing down: a traffic slowdown in the passing lane.
1 減速, スローダウン. 2 ⦅米⦆サボタージュ, 怠業.

a decline in economic activity.
3 (景気の)減退.

Despite a Slowdown, Smartphone Advances Are Still Ahead

 slowdown って、減速っていう意味だろうけど、それだけで景気の後退を意図できるっていうのは、一度、こういう文脈に出会っておかないとわからない。英語って、概念的なことやちょっと難しいことを、カジュアルな言葉で言い換えることが多い気がする。だから名詞は知らなければわからない。それだけの話。
 あとは日本語にはない名詞の種類を、冠詞と合わせて理解する期間が必要。

 あと、上に挙げたこういう例文は、辞書とかネットからコピペでOK。手書きより明らかに速い! 「手で例文を書く」というのはとても大事だけど、何よりも単語の意味が頭に入ることが大前提、かつ最終目的であることを忘れてはいけない。その方法が必ずしも手で書くこととは限らない、ということだ。
 
 手書きだと、一日10〜50くらいの正解できなかった問題文を書き出しているうちに、集中力は落ちていくと思う。書いているから勉強している気にはなるけど、自分が本当に理解しているか、注意しながら作業した方がいい。僕は書きだしても、一日〜20文までだと思う。
 「効率が悪くても、書き出せ!」と中学の時、市進の塾の先生が言ってた。ビギナーには大事な過程かも知れない。でも中級、上級者なら、文法的に、あるいは自分の盲点になっている点、何回も正解できない文、等に絞りたい。

 次回は、TOEIC等の文法問題から正解できなかった例文を、どんな風に書き出しているかを記事にしてみる。
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コメント

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2013年
02月09日
06:53
hasyさん

そーなんですよ、名詞。名前が無ければ始まらない。
文章でも、人でも物でも。

英語を必死で学び始めてから、単なる語学だけでなく
たくさん気づいてきたことがある。
もちろん、文化は言うまでもないけれど、
多種多様な人が集まる中でのビジネスの進め方であるとか、
レストランでも名前を名乗ったり、その名を呼んだりするのか、とか
省略が多い日本語に対して、しつこくしつこく「誰の」か「どの」とか必要なのかとか
敬語が面倒な日本語に対して、英語はカジュアルで敬語がないような
話が伝わってきていたのも誤りだと実感できたり、
言葉は結局、人がコミュニケーションをとるためのツールであるということで、
そして、その際に、名前はとても重要だということ、
毎日、思う。

名には必ず何かしらの意味がある。
背景がある。
名を知ることが、これからの楽しみが始まる。
知ると使いたくなる。
知ってて出遭うとうれしくなる。

言葉は生き物。
新しく生まれてくる。
たくさんの名を知り、覚える、覚えたら使う、ますます楽しくなるに違いない。。。

2013年
02月11日
00:05
たっつんさん

めいしは文法の主語、目的語、補語になる部分ですから、場合によっては動詞なし、文法なしでも意思疎通ができるかもしれないですね。文法が苦手な人には即効性がありそうです。積極的には勧めませんが。

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