さっき、LANG-8でJOURNALを記述していて、「誰かの手伝いをする、業務の一端を担う」は 「'support someone to do' でいいかなぁ〜、なんか文法でありそうじゃん。」とか思っていたのだけど、辞書で調べてみたら support の語感は少し違っていた。もちろん、help someone do が一般的なのだろうけど。
supportってのは基本的に第3文型で、「物理的に何かを支える」あるいは「主義主張を支持する」という使い方で、人が目的に来る場合も、人がある状態にいられるようにサポートするという語感らしく、support someone in doing ということになるらしい。
「後方支援」という日本語が一番的確なのではないかと思う。日本がアメリカ軍にしている支援は、まさにsupport。アメリカ軍が中東で常にフルスペックで任務を遂行できる状態を保てるように、物資供給、輸送の一翼を担っている。
支えるの一般的な言葉がsupportで、少し形式的にはmaintain。
その他、
sustain[=持続的で十分な支持を与える]、
uphold[=倒れそうなものを支えて立てる]、
back[=失敗させないように後ろから支持する。]、
champion[=弱者を公然と支持して闘う]
などが類語としてある。
英語学習に慣れている人だと、ここらへんは 'support someone to do' でしょ、と思いがちなポイントだと思う。でも実際は違った。
support に in を使って「誰かをある状態に保つ、保たせる」っていう感覚は、ちょっとワンランク上の文法だと思う。ちなみに in には、「静的な状態」というニュアンスがある。だから「誰かをある状態に保つ」というニュアンスを言い表すには in がふさわしいのだと思う。
ここらへんは大学受験でも間違えさせる問題として、to 不定詞と選択肢を並べて、どこかで使われていそう。
ここらへんは書いていて、「怪しい」と思えることがまずポイントでもあるけど、ちょっと怪しいと思ったら、まずネットで辞書なり、使用例をcheckしてみる。するとだいたいメジャーな使い方ってのがわかる。
こういう動詞の所属している文型、クセ、パターンを「理解する」ことが英語学習では大事。
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