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たっつんさんの日記

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2012年
03月25日
01:33 たっつんさん

アメリカの政治システム

  • その他
 アメリカの政治システムについて、lang-8で少し書いたんだけど、勉強不足で日本とアメリカのそのシステムの違いっていうのを懇々と説明されたときがあった。

 アメリカの州っていうのは、やはりかなり個性的で、日本の都道府県とは基本的に性格が違うんですね…。だからやっぱり、stateであってprefectureではないんですね。
 だからこそ、United Statesなんですね。Unitedだけど、Identityはそれぞれ存在する、みたいな。

 だから国の中央に集める消費税率も各々違うし、車や会計士などの免許もそれぞれ許可が存在する。そしておそらくは、他の州でも通用するのだろうけど…。別だったらめんどくさいですし、不経済ですよね。
 会計士の免許をカリフォルニア州で取ったけど、他の州ではその州の免許がないと、お仕事できないとか。ありえないでしょ。車の免許ならともかく。申請くらいなのかな、必要なのは。

 日本も例えば二級建築士は都道府県だけど、一級建築士は国土交通省認可になる。宅建も都道府県認可。でも二級建築士は都道府県外でも免許一つで仕事ができる。証書は都道府県認可だけど、試験は全国みんな一緒だから。
 でも宅建はお仕事する際には、その都度、その地域の都道府県への申請が必要。

 で政治システムの話。州政府は中央の政府、内閣よりも力があるっていうシステムになっているらしい。
 だから、日本でいうと州っていうのはちょうど江戸時代の「藩」みたいな感じなのかな。それぞれが「国」として成立している。それでいて中央より強い権限を持っている。
 今、世間を騒がせている橋下 元大阪府知事、現大阪市長の目指している方向性も究極的にはこういう州制度にあるかも知れない。彼も中央政府はもっと都道府県に権限を譲るべきだっていう意見の人だから。

 そんな話。
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