• ようこそゲストさん!

たっつんさんの日記

(SNS全体・外部に公開(Web全体に公開))

2011年
12月02日
00:46 たっつんさん

お気に入りの洋楽 5

  • 英語の話題
今回の不朽の名曲は、映画'Socail Network' のメインPV曲にも試用され、世界的地位を築いたUK band、Radioheadからの一曲。
 驚くなかれ、この曲はバンド結成以前からボーカルのThom Yorke(トム・ヨーク)が書いていた曲で、これが彼らのデビュー曲[1992年]というから、どれだけ彼らがビッグバンドか理解できると思います。
 昔のデビュー曲が、今日なおリメイクされ、作品性が色あせていない、という文字通り「不朽」の名曲。日本で言うならミスチルでしょうか?

 これまた、世界中で様々なカバーがされている曲です。彼らの持ち味と言うのは、人間のハレとケでいうなら、ケの部分に焦点を当てた曲が多く、陰鬱な曲が多いです。
 でもそれが不思議と、小説を読んでいるかの如く、静かな安らぎを与えてくれるのです。

 この creep (きもいヤツ、オタク)という曲も、いわゆる高嶺の花とも言える女性に惚れた、野暮なオトコの自分っていう感じの詩。
 これをPVのメインに持ってきたSocial NetworkのDavid Fincher監督はさすがです。


アコギなどのアナログ路線は、実は彼らの路線でもあったわけなんですが、2001〜3年あたりから、デジタル路線の傾向が強くなり、ボーカルのトム曰く、自分たちのアイデンティティーを問い直す時期があったそうです。


彼らの魅力は、何と言ってもライブのアレンジです。前奏が長くアレンジされて、それが前奏ではなく演奏になっているところです。


迫力満点のcreep。人生の悲哀がこもっていればこもっている程、この曲は力強く、美しくなります。


 頭から、この悲しさ全開の、ピアノの強弱の効いたメロディがなぜ、こんなに恍惚とした幸福感を感じさせるのか、不思議でしょうがないです。ピアノにすると不思議な高級感が漂いますね。
 ベートーベンの『運命』に匹敵するような、悲劇的な曲なのに美し過ぎます、このメロディ。そういう観点で David Fincher 監督はさすがです。
  • 総アクセス数(2,232)
  • 拍手拍手(0)
  • お気に入りお気に入り(0)