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たっつんさんの日記

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2011年
11月09日
21:07 たっつんさん

AUSTRALIA is seeking skilled immigrants.

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q-engの広告に、こんな広告があった。

これは今後の世界を象徴するメッセージだ。

各政府が自国の生産力、技術力、販売力、消費力、経済力といった国力を増強する、あるいは維持するために優秀な人材を確保しに動き出す。

雇われて、言われた事だけやって安心しているような、お荷物社員は要らない、というような状況になる。

常に creative で productive な人間に自国民になってほしい。そういうことを各国政府が言い始める。このオーストラリア政府のように。韓国も経済危機に瀕した時、資源をITに集中することを国家戦略として位置づけた。サムソンという世界企業の誕生はその結果だ。

 その韓国ももちろん、人口5千万っていう決して多くない人口、消費力、マーケットの中で、質の高い好循環経済を目指して、有能な移民を積極的に呼び込んでいる。今や海外諸国にどれだけモノを売れるかが、その国の経済力を左右する時代だ。つまり海外販売による外貨獲得戦争だ。

 買ってばかりの消費大国は滅びる。「消費者になるな、売る側になれ!」と誰かが言っていた。買ってばかりでは経済は回らない。買ったら何かを売らなくてはいけない。

 そういえば、東大の学義も「森を支配する人間になれ!」で、言っている事は同じ。ハーバードの理念も「人に雇われるのではなく、企業する人間になれ!」だ。要は支配者になれ、ということなんだ。

 オーストラリアが求める人材は、たとえば自国で産出される鉱物をより高く販売できる trader とか、海水を淡水に変える設備を安価に大量生産できる人、あるいはそういうシステムを構築できる人や企業とかがニーズの高い人材だろうか。

 とにかくあわよくば、Steve Jobsのような visionary、天才がたくさん欲しいわけ。
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