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たっつんさんの日記

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2011年
10月08日
13:12 たっつんさん

Youtubeのnativeコメントから覚えるリアル英単語 2

 このシリーズ、書きやすくて好き。今回はコメントじゃないけど。

  
 この短い歌は、アメリカの映像クリエイター?の日常を綴ったYoutube動画のラストに流れるエンディングなんですけど、この歌がサブリミナル[subliminal]効果なのか、何度か聞いているうちに好きになってしまい、元を調べてたどり着きました。

 TeraBriteっていうバンドらしく、これまたアメリカのキャワイイ女の子が歌っているじゃありませんか!(←ココ大事) もちろん、ますます気に入りました!

 このエンディングに使われている。
 
 kate という名の彼女はアメリカのカリフォルニア州L. A.の近くに住んでいるらしいのだけどイギリス育ちらしく、時々 got などに代表されるような発音に特徴があり、forgot to ... とかを「フォガットゥ」じゃなくて、「フォゴットゥ」っていうような、Biritish Englishっぽい音が聞こえる。
 英語圏の人にとってみれば、どこに住もうが言語の壁は存在しないも同然ですね。ある国の経済や公共福祉が悪ければ、英語圏の他国でうまくいっていて、自分が住みたいところに住めばいいわけです。


歌の歌詞はこちら
歌手はアメリカっ子だから、t の発音は完全なアメリカ英語。僕はこの t の丸い音が好きだったりします。

この短い歌詞から、いくつか表現を学びましょう!

LYRICS:

This is to KatersOneSeven
これはKatersOneSevenの歌だョ

She vlogs for us 24/7
彼女はいつもアタシ達にvlogをアップしてくれるわ
(24/7=四六時中 24時間/7日だから「1週間ずっと」、つまり「いつでもずっと」という意味。)

Well pretty much
それもハンパない量を
(ハンパない=中途半端ではない)

We love her friends, her foes
foe=敵、敵対者、反対者

Her silly twitchy nose
私たちは彼女の友達も敵も好きだわ、それから壊れ気味で神経質な鼻も。
silly=バカな
twitchy=irritated, nervous=神経質な、イライラしている

And everybody knows
それから、彼女が毎日紅茶を飲んで
暮らしているみたいだってことはみんな知っているわ

She like lives off cups of tea
She's British after all
だって彼女はイギリス人だからね。
live off ... = ... を頼りに生活をする、... を食べて生活する

We are the Dedikaters
そんなkatersOneSevenにこの歌を捧げるわ
(We がこのTeraBriteの二人を指すなら「この歌を捧げる、提供する」という意味だと思う。この訳は自信ない。<dedicator と Daily Capersをかけるのが目的だと思われる。> )

Let's watch some Katers Daily Capers
それじゃ、''Katers Daily Capers''をみんなで楽しもう!
caper=ばか騒ぎ、この場合、「陽気でばたばたした日々」くらいの感じだと思う。


歌はリズムをよく聞いてみたり口パクしてみると、英語のリズムや、どの音を消してどの音を弱くするのかっていうのがわかります。

青字の And なんかは、d の音は消えている。aもほとんど消えている 。n だけになっている。で、次のeverybody と連音になって、neverybody になっている。

We love her friends, her foes の her なんてほとんど聞こえない。h は消えているから、We loveer friendser foesっていう感じになっていると思う。

 She like lives off cups of tea っていうところを、彼女と同じリズムで言えるようになると、英語の拍子が感じられると思う。

 ここらへんのリズムは、言葉そのものに太鼓のようなリズムがあることを感じられると思う。また、こんな簡単な文でも、弱音とか落音(=消音)を観察しながら真似してみると、なかなかうまく合わせられなくて、自分の英語がJapanese Englishだってのがわかります。

 で、実はここらへんを練習すると、リスニング力が上がるっていう話。これホント。周知のように歌にはリズムがあるから、一拍なら一拍の間に入れられる音が限られて来ますよね。リズムを意識せざるを得ないわけです。

 で、私たちの日本語の「一拍」の「間」の感覚と、英語の一拍の間の感覚、あるいは一拍っていう間にどういう音が入れられるのかが浮き彫りになるのが歌なんです。Japanese Englishでリズムをとると、要らない音があったりして、リズムがズレてきます。

 だから歌を聴いて、リズムを観察したり口ずさんでみると、歌を媒介として英語のリズムっていうのが直にわかるんです。
 他、この歌はいくつか韻を踏んでいて、短いけどいい歌だと思います。
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