それでは新規に新たなコースを作成するにはどうするか、を書こう。
これには「マイコース」のタブをまずクリックする。すると右端に「カスタムbata」というタブがあるので、これをクリック。開いた画面の右上には「新規作成」のボタンがあるから、さらにこれをクリック。すると、作成用のウィンドウが開く。
ここで最初にタイトルを打ち込む。そしてアイテムに使用する言語(デフォルトは英語と日本語)などを設定したら、右下の「作成」ボタンをクリックする。出てきた画面の「アイテム追加」ボタンをクリック。すると、「コンテンツ」という文字の下にアイテムやその訳語を打ち込むボックスが現れるので、その順次記入する。
アイテムを入れ始めると、スペルを2,3字打つにつれて、下に候補の単語が次々と現れるから、もしその中に打ちたい単語があれば、それをクリックすればいい。スペルを全部打つ手間が省ける。
そしてtabキーで下のボックスに移ると、今度は訳語の候補が次々と現れる。これを利用してもいいし、自分で独自に打ち込んでもいい。こうした内蔵のものを利用すると、右側にある「品詞」のボックスにも自動で品詞名が入る。さもなくば自分で指定する。
終わったら「追加する」ボタンを押せば、最初の画面に戻るので、左上にチャンとアイテムとその訳語が載っているのを確かめる。
もし、センテンスもつけるのなら、アイテムの右半分のスペースのどこにでもマウスポインタを置くと、プラス記号を○で囲ったアイコンが現れるので、これをクリック。するとセンテンスの入力画面が現れる。しかも打ち込んだアイテムを含む既成のセンテンス候補が次々と現れるので、これを利用する気なら、そのセンテンスのどこかをクリックするだけで、英文も訳文も記入が終了する。自分独自のセンテンスを入れたいのなら、英文とその訳文をそれぞれのボックスに打ち込まないといけない。
英文を打つと、その中のアイテム相当の単語が自動的にハイライトされる。これが実際のリストでは太い黒字で表示される。このハイライト部分を自分独自に決めたいとき、スマエフの場合はその両側を面倒な二つの記号ではさむ必要があり、これがけっこうな手間で、ミスの原因にもなった。しかし、新たな仕組みではアステリスク(*)ではさめばいいようになっている。これは便利だと思う。
そして、訳文も記入して、作業が終わったら、「追加する」ボタンをクリック。これで最初の画面に戻るので、正しく載っているかたしかめよう。
あとは打ち込むアイテムの数だけ、以上の作業の繰り返し。全部終えたら「編集完了」をクリックすればいい。完了といってもあとで追加や修正などをしたくなったら、前回に書いた編集作業でいくらでもできるから、疲れたらとりあえず終了しておこう。
以上、全部手作業だから、決して楽な仕事ではないが、総じてスマエフの時よりはだいぶ手間が省けるように思う。内蔵のアイテムやセンテンスを多用すれば、なおさらだ。あとは慣れるしかない。
ただ、これはあくまでもbeta版。今後さらにさまざまな改訂が行われる予定らしいので期待したい。現在はアイテムやセンテンスをひとつひとつ入力と保存を繰り返す必要があるが、リストを表の形でまとめて作成して、一気に保存する機能が備わるといいね。
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