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Made of Honor (近距離恋愛) 映画
長年の親友関係が、何かのきっかけで恋愛に発展する物語は、結構古典的。
メグ・ライアンの「恋人たちのの予感」、
ジュリア・ロバーツの「ベスト・フレンズ・ウエディング」
確か他にもあったはず・・・。男女間の友情は成り立つか―なんて議論した中学時代が懐かしい。
プレイボーイのTomと、Hannahは学生時代からの親友。
Tomは常にたくさんの女性と関係を持っているが、Hannahとは最初に出会ったときに口説いて失敗して以来、あくまでも親友だ。
なぜなら、
Tom: I like having you in my life.
トム: 君とは一生付き合いたい。
寝るだけの女は次々取り替えるが、Hannahとは親友として一生付き合いたいということらしい。
う~ん。それって、どうなんだろう。
Tomは父親の6度目の結婚式にもHannahを同伴する。
披露宴で、父の新しい妻が近寄って、
There's my son.
私の息子だわ。
ほら、出た。 There'sの後にmy sonと来た。 こういう使い方を間違いだと言う人もいる 。
「あら、こんなところに私の息子(新しい夫の息子)がいたわ。」
ということだろう。
その披露宴の帰り、同伴してくれたお礼を言うTomに、Hannahは
Hannah: It was a ball. I can't wait for number seven.
ハンナ: 次の結婚式が楽しみ。
字幕では省かれているが、ballには「とても楽しいひと時」という意味がある。
number seven と言っているのは、Tomの父の6度目の結婚式の後だから。
Hannahが6週間のスコットランド出張に行っている間に、TomはHannahへの気持ちに気付き始めるが、
帰国したHannahは、なんと婚約者を連れていた。スコットランドの貴族と恋に落ちたのだ。
完璧な王子様のようなColin。
Tomは必死になってHannahを取り戻そうとするが失敗ばかりで、そのうち結婚式が迫り、舞台はスコットランドへ。
あとは、もちろん数々の困難を乗り越えて土壇場でのハッピーエンド。
定番のラブコメだが、主役の二人の魅力で引っ張られる楽しい映画だ。ちょっとスコットランドの歴史的な雰囲気も楽しめる。
ふと思ったが、Patrick Dempsey って、Hugh Grant とキャラが似てきている。
この映画では特に、ヒュー・グラントを見ているような錯覚に陥りそうになった。
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