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センター試験の並べ替え問題に挑戦しよう!(解答編)
こんにちは。旧チャンネルブログの流れを汲む日記の水曜日がやってきました。
今週は解答編です。
今回もコメントくださった皆様、ありがとうございました。m(_ _)m
解答と解説の前に、「5つ」ばかり、言わせてください。
【1】並べ替え問題を解くコツはズバリ「文法知識の活用」である!
【2】実は前回の問題(色々なthatを識別し、説明せよ!)の知識が有用であった。
【3】今回の問題は全て that が絡んでいる並べ替え問題である。
【4】私(mouthbird)は、このような並べ替え問題が大得意。超楽勝な問題に感じる。
【5】実際の大学受験生は、今回の各問題を1問1分以内で解かないと、時間内に間に合わない。
まず【4】から説明させてください。
【4】私(mouthbird)は、このような並べ替え問題が大得意。超楽勝な問題に感じる。
よく【英語が得意な人】から「並べ替え問題が苦手なので、どうしたらよいですか?」という声を聞きます。そのような人に「あなたは文法力に自信がありますか?」と尋ねると、ほとんどの場合「文法は苦手です。よくわかりません」という返事が返ってきます。彼らは「文法知識が最初から頭に入っていない」のです。
・ところが「私は文法知識の塊」です。私は文法知識を使って「ひょい、ひょいと」自動的に、無意識に、楽々正しい語順に並べられるのです。(「自動的に」「無意識に」「楽々」といったところがポイントです。しかし並べ替え問題が苦手な得意な人は、「不自然に」「意識的に」「苦しみながら」解いて、しかも「間違う」ことがしばしばなはずです。どうでしょうか?)
では、【1】に戻ります。
【1】並べ替え問題を解くコツはズバリ「文法知識の活用」である!
問題集などにある並べ替え問題の「解説」を読んでください。そこには「文法的な解説」が書かれているはずです。絶対に「なんとなくこの順番なのは分かるだろう」なんて書かれていません。
ここに1つの大きな問題が存在します。
「文法知識が乏しい英語が得意な人」は、本に書かれてる「文法的な解説」を
・読みたくない ・読んでも意味が分からない ・頑張って読んだとしても「たぶんこんな意味だろう」と間違った妄想を抱く場合がある ・最悪は「解説を読まない」
といったケースが多いのです。これじゃあ『なぜ間違いかが分からないまま』です。間違いが直されないまま。だから「苦手なまま」なわけです。並べ替え問題が苦手な英語が得意な皆さん、身にに覚えはありませんか?
並べ替え問題が苦手な人は、「ここ(文法)をほったらかしにするから並べ替え問題が苦手」なのです。
逆に、正しい文法知識が入っている人は、本の解説を読むと「スイスイ」理解できます。そうして間違いが直されます。そうして得意になったのが「私」です。
順番が変でごめんなさい。次は【3】です。
【3】今回の問題は全て that が絡んでいる並べ替え問題である。
実は、今回の並べ替え問題の選択肢には各問題に1つ「that」が絡んでいます。つまり、「that についての文法知識がある」と、ものすごく解きやすいわけです。逆に「thatの文法知識がない」と解きにくいのです。
【2】実は前回の問題(色々なthatを識別し、説明せよ!)の知識が有用である。
前回は that に関する問題でした。
・前回の説明をちゃんと把握した人は、思ったより解きやすかったはずです。
・前回の説明をちゃんと把握しなかった人は、解きにくかったはずです。
・ちなみに前回をちゃんと読まなかったような「文法が嫌いな英語好きな人」は「文法が英語嫌いを作る」と信じている人が多いです。
これを誤解している人があまりにも多いです(特に英語の先生に多いです)。これに私は「ウルトラスーパーハイグレードギガメガテラ級」に激怒しています。\(`0´ )/=3 フザケンナッ! キサマラニエイゴギライニンゲンノキモチガワカルモノカッ!
【5】実際の大学受験生は、今回の各問題を1問1分以内で解かないと、時間内に間に合わない。
センターのこの問題は時間配分を考えると、1問1分以内で解かないと間に合いません。1分ですよ! 恐ろしく速く解かなければなりません。であれば「文法知識が必須」だと思います。あれば、自動的に、無意識に、楽々正しい語順に並べられるのです。文法知識がないと「不自然に」「意識的に」「苦しみながら」解いて、しかも「間違う」ことがしばしばなはずです。どうでしょうか?
お待たせしました。では、解答と解説です。
――――――――――――――――
選択肢の助動詞 should が置けるのは動詞の前。したがって、「should miss」 の語順は概ね決定(まだ確定ではない)。「miss(~を逃す)」の主語になりえそうなのは「人間」。だから「art lovers should miss」の語順が概ね決定(まだ確定ではない)。今度はmanyの直後を考える。複数の名詞が欲しいが、art lovers は後ろの方で使われてしまったので、「many paintings」の順番と概ね決定。残っているのが、that と not。not が素直に使えそうなのは should の直後だろう。すると「art lovers should not miss」の語順になる。ところで最後の単語 miss は他動詞で「~を逃す」という意味。にもかかわらず「~」に当たる目的語が無い。とすれば残っている that は「関係代名詞の目的格」にして、paintings を修飾できる。(なお「that の関係代名詞の役割を」知らなければ、ここの説明はチンプンカンプンなはずである。説明が分からない人は前回の(11)を参照されたし)
正解↓
(1)That gallery has many (paintings that art lovers should not) miss.
意味:あの画廊には、絵画の愛好家ならば見逃せないたくさんの絵が置いてある。
―――
ここは seem の知識が必要。seem は主に「it seems that S+V~」か 「S seem to do~」の形で使う(なおこれは不定詞という文法学習時で習う知識)。今回は it ではなく Paura が主語なので「S seem to do~」と使うことがほぼ決定。しかし、to do は「to be」か「to quit her job」の2つある。どちらが先に来るかはまだ未定だが、seems の直後はこのどちらかに決定。
次に、最後のほうで and study と study が原形であることに着目。これは and があるため「to が省略された並列」である確率が高い。
例:He needs to get a lot of money and (to) study abroad.
(彼は、たくさんの金を手にいれる必要があり、海外で学ぶ必要がある)
(2)の問題文で並列を考えると
1 ~ to be (+saying ~)
and
(to) study abroad.
か
2 ~to quit her job
and
(to) study abroad.
となる。
1と2を比較する。すると、2のほうは→「仕事をやめて、海外で学ぶ」という意味が綺麗にできあがることが分かる。したがって2の順番が正しそうに見える。
であれば、初めの 「seems の直後」は、残っている「to be」になる。この be のあとに続くのに最も適切なのは saying であろう。be saying で進行形になるから。
ここで say について考える。 say は他動詞。直後に目的語が欲しい。残っているのは that と she wantsだけ。say の直後に目的語として「that + S+V~」の塊を持ってくることは可能である。that は名詞節を導けるからである(なお「thatが名詞節を導くという知識を」知らなければ、ここの説明はチンプンカンプンなはずである。説明が分からない人は前回の(4)を参照されたし)。
that she wants とつなげると
→Paula seems to be saying [that she wants to quit her job and study abroad].となる。
後ろの「並列」を考えると
She wants to quit her job
and
(to) study abroad.
となり、「彼女は仕事をやめて、海外で学びたい」という綺麗な意味ができあがる。
したがって、正解は↓
In her letter, Paula seems (to be saying that she wants to quit her job) and study abroad.
意味:手紙によると、ポーラは仕事を辞めて海外で学びたいと言っているように思われる。
―――
まず、 be apt to do ~「do ~しがちである」という熟語と、consider A (as) B 「AをBとみなす・考える」という熟語を知らないといけない。また、normal のone は「way of life」だと見抜かなければならない。したがって and の手前までで
・「何人かの人々は自身の生活様式を普通の生活様式とみなしがちである」
という意味が出来上がる。
続く and の後に「to」がある。この to の正体を見抜く。なぜこんなところに to があるのか? and の直後であるからこれは(2)でやったばかりの「並列」の可能性が高い。
つまり、
Some people are apt to consider their own way of life as being the normal one
and
(Some people are apt)to + 動詞の原形 ~
という具合である。
選択肢から「動詞の原形」を探そう。すると、differ と look down on の2つが見つかる。
differ は「differ from ~」で「~と異なる」という意味。
look down on ~は「~を見下す」という意味。
differ は後ろに from を取るので、空欄のどこかで「differ from it」という順番になることは概ね決定する。最初とはまだ限らない。
一方「look down on ~」の後の「on」という前置詞の後には、(前置詞onの目的語となる)名詞しかこれない。選択肢から「名詞」を探すと、life-styles と that の2つ。
したがって
look down on life-styles 「ライフスタイルを見下す」
か
look down on that 「それを見下す」
のどちらかに決定する。
ここでまた厄介な問題が起こる。それこそ that である。that は「代名詞」もあるが、関係代名詞や接続詞もある(前回参照)。
仮に、今回の that が「関係代名詞の主格」だと仮定する。この可能性は十分ありえるから。
すると
look down on life-styles (that+V ~)「that以下なライフスタイルを見下す」
というつながり(と意味)が実に素直と分かるだろう。(なお「that の関係代名詞の役割を」知らなければ、ここの説明はチンプンカンプンなはずである。説明が分からない人は前回の(10)を参照されたし)
都合が良いことに、differ という動詞がある。これを that の直後につなげると
→look down on life-styles (that differ from it)
「それと異なるライフスタイルを見下す」
という綺麗な意味が出来上がる。
したがって正解は↓
Some people are apt to consider their own way of life as being the normal one and to (look down on life-styles that differ from it).
意味:何人かの人々は自身の生活様式を普通の生活様式とみなしがちであり、それと異なるライフスタイルを見下しがちである。
―――
soまでの意味は「バーバラは常に歴史に興味があった、だから」となる。この残りを考える問題である。最後の空欄の後は her very sad。これは「her = very sad」(彼女=とても悲しい)としたい部分。都合が良いことに、「AをBにさせる」という意味を作る「make」という動詞の過去形が選択肢にある。(make A B 「AをBにさせる」)。
出だしは、the news であるから、この英文の骨格は
the news made her very sad.「そのニュースは彼女をとても悲しませた」
になるはずである。しかし、このままでは「the news」が「どんなニュースだか」わからない。
ここで選択肢の that という単語に着目する。that は「関係代名詞」か「接続詞の同格としての使い方」で、手前の名詞を説明できる。つまり
『the news(that ~~~)』 made her very sad.「『~~~なニュース』は彼女をとても悲しませた」
という具合にできる。(ここで、あなたが関係代名詞やら、同格のthat を知らなければ、ここの説明はチンプンカンプンなはずである。説明が分からない人は前回の(9)~(11)を参照されたし)
残りの選択肢は ・the museum ・to close ・was である。ここで<不定詞の学習時に習う>「be to 不定詞」の知識を使う。be to do は「予定・命令(・義務)・可能・意志・運命)の5つ(6つ)の意味がある」という文法がある。
残りの選択肢を↓この順番にして
the museum was to close
とすれば「その博物館が閉まる予定である」という意味で取れる。
したがって
『the news(that the museum was to close)』 made her very sad.
にすれば、
「『その博物館が閉まる予定であるというニュース』は彼女をとても悲しませた」
という具合にピッタリとマッチする。なおもちろんこの that は「同格」のthatである。(ここで、あなたが同格のthat を知らなければ、ここの説明はチンプンカンプンなはずである。説明が分からない人は前回の(9)を参照されたし)
正解は
Barbara has always been interested in history, so the news (that the museum was to close made) her very sad.
意味:バーバラは常に歴史に興味を持っていた、だからその博物館が閉まる予定であるというニュースは彼女をとても悲しませた。
―――
最初からoffice までの意味は「彼はチケット売り場に早く着いた」である。ここまでは実に素直である。
空欄の後に目を転じてみる。
the show had already been sold out.←このままなら「そのショーは既に売り切れた」という意味になる。「ショーが売り切れる」という意味は変。「ショー」ではなく、「ショーのチケット」が売り切れたという意味を作るべきなはずである。
1番最後の空欄に「the tickets」を入れて↓
…… the tickets (for the show) had already been sold out.
「(そのショーの)チケットは既に売り切れていた」
とするべきである。
told という単語に気をつけたい。原形はもちろん tell。この tell という単語は意外に厄介。
よく
「tell 人 + that SV~」
という形で使う。(例文:He told me that he was sick.(彼は私に、彼女は病気なんだ、と言った))
ここで大事なのは tell には「人」が必要だということ。(時間があればここを参照されたし)
つまり
○He told me that she was sick.
×He told that she was sick.
と使う。
しかし、選択肢には「人」が見当たらない。told があるのにも関わらずである。さてどうしたものか?
ここで、都合が良いものがあるそれは「be」である。選択肢には be がある。be を使うと「受動態」にできる。つまり
○He told me that he was sick.←これを(「me⇒I」と)「I」を主語にして受動態に直すと、
⇒I was told that he was sick. (私は、彼女は病気だと言われた)
となる。
つまり
be told that ~
という語順だと都合が良い。これならば「人」がtold 直後にいらなくなる。
that の直後は当然「S+V~」(この that ももちろん接続詞のthat。意味が分からない人は前回の説明の(4)を参照されたし)
ここまでで文を作ると
…… to be told that the tickets (for the show) had already been sold out.
となるが、all が残ってしまった。いい位置を考えると、「all the tickets」(全てのチケット)になるであろう。
なお、出だしの only には大事な熟語が関わっている。
… only to do (…しかし~しただけだった)
という熟語である(これは不定詞の学習で習う)。だから
「only to to be told that~」は実に都合が良い形で、意味は「that以下と言われただけだった」になる。
したがって正解は
He arrived early at the ticket office only (to be told that all the tickets) for the show had already been sold out.
意味:彼はチケット売り場に早く着いたが、そのショーのチケットは既に売り切れたと言われただけだった。
―――
前半は「私はセーターを買うために新しい店に行った」である。その後「しかし…」と続く。次の 「they」は店員や従業員を表す they である。こういう they は「店は」と訳してかまわないことになっている。ではこのお店は何を「had」(持っていた)のだろうか?
「何を」にあたる「名詞」を「選択肢の中から探す」のが実は非常に困難。選択肢の中で名詞になりえるのは many と that の2つ。しかしどちらも名詞以外になりえるのだ。(thatは前回やったとおり、接続詞にも、関係代名詞にもなる)(many は 通常は「形容詞」である。しかし「形容詞の働きを兼ねる名詞」という使い方もある。この場合「たくさんのもの・人」という意味である/ 例文:Many believe in superstition. たくさんの人が迷信を信じている )
この選択肢の中で、もう1つ気をつけたい部分がある。それは「I was」という選択肢。「I was」で見事に「主語と動詞」。ここで that の知識が必要になる。それは「that には接続詞の使い方がある」ということ。つまり
… 【that + SV ~】
という【塊】を作れることだ。したがって、もしかしたら
…【that I was ~】という【塊】かも、
と想像しなくてはならない。もちろんまだこの段階ではこのつながりになるとは確定していない。
ところで、空欄以後の最後の「at a loss」に着目して欲しい。これは「熟語の一部」。
「be at a loss」で「途方にくれる」という意味。
であるなら最後のほうは
⇒… that I was completely at a loss. 「私は完全に途方にくれた」
となるとスムーズ。
一方ここで many に目を向けると「so」という単語が頭についている。so が付いている理由を考えるべき。さあ、ここでも前回の知識が生きてくる。前回の(8)で「so … that SV~ (非常に…なのでSV~)」という学習をしたはず。
many が名詞だとしたら「形容詞と名詞」の両方の働きを兼ねている。
つまり
they had so many that I was completely at a loss.
とすると、
「店はたくさんのものを持っていたので、私は完全に途方にくれた」
という意味が出来上がる。これはこれで実に素直。
しかし、まだ選択肢が残っている。 from と to choose だ。この2つを使って
「店は(選ぶべき)たくさんのものを持っていたので、私は完全に途方にくれた」
にしたくないだろうか? どうにか上手に(選ぶべき)という言葉を入れたい。
ここで不定詞の知識が生きる。ここの(9)でやった「不定詞の形容詞用法」の「べき」である。
ここの(9)では、help という他動詞の目的語がなかった。したがって、
friends(to help) →「(助けるべき)友達」
という感じになった。↑これは help という他動詞の目的語が無いパターンである。
「前置詞の目的語」が無いパターンとしては、例えば
a house(to live in) →「住むべき家」
という形で使う。
↑この「前置詞パターン」を応用すると
many(to choose from)→「選ぶべきたくさんのもの」
とできる。したがって正解は
I went to the new shop to buy a sweater, but they had (so many to choose from that I was) completely at a loss.
意味:私はセーターを買うために新しい店に行ったが、店は選ぶべきたくさんのものを持っていたので、私は完全に途方にくれた。
―――
最初の it が不気味である。こういう文法問題で it が出てきた場合、 it は 「that以下」や「to 以下」になる確率が高い。(to 以下については割愛。that以下については、前回の(6)を参照されたし!)
したがって
「It was the control of fire and ~」←ここまでで
→「(that以下、あるいは to 以下)は火の制御と~であった」
という意味になる確率が高い。(なお高いだけである。実際今回はこれではないのである)
and があるから、何かと「並列」なはずである。
それは選択肢から考えると
「It was the control of fire and the use of clothing」
→「(that以下、あるいは to 以下)は火の制御と衣服の使用であった」
となるだろう。
選択肢の中に「to settle」という部分がある。これの直後につながりそうなものを考えると「in the cold northern areas」ではなかろうか? 「to settle in the cold northern areas」で「寒い北部地方に定住する」という意味ができるからである。
次に動詞の allowed に着目する。allow は、「allow+人+to do」で「(物事が)人にdo~を可能にさせる」という使い方をよくする。(例文:This money will allow me to buy a car. このお金のおかげで車が買えます)
おあつらい向きに「to do~」の形(to settle)がある。「人」も(humans)とちゃんとある。したがって、
allowed humans to settle in the cold northern areas
にすると、この意味は「(物事が)人間たちを寒い北部地方に定住させることを可能にさせた」となる。ここまでは実に素直。
しかしここで allowed の主語を考えると困る。よく考えると
「The control of fire and the use of clothing」が主語として適切だからである。
つまり
The control of fire and the use of clothing allowed humans to settle in the cold northern areas.だと→「火の制御と衣服の使用 が 人間たちを寒い北部地方に定住させることを可能にさせた」にピッタリと収まる。
なのに、it が文頭にあるし、選択肢には that が残っている。どうしたらよいだろうか?
これを可能にさせるのが、前回説明し損ねた「強調構文」である。
強調構文の説明は、せっかくなので、私の同人誌「マンガで覚える英文法」のページを見て欲しい。ここに「強調構文の説明」を載せた。
「the control of fire and the use of clothing」 を強調構文を作る「It was」と「that」で括ってあげると正解が出来上がる。
正解は
It was the control of fire and (the use of clothing that allowed humans to settle) in the cold northern areas.
意味:人間たちを寒い北部地方に定住させることを可能にさせたのは、火の制御と衣服の使用である。
――――――
という具合でした。特に前回の that の文法知識が無いと、英語が苦手な人は永久に解けないし、今回の私の解説も分からないはずです。
英語は「解けないと苦手」になり、苦手だと「嫌いになる」のです。
文法が分かるとこのように「問題が解けて」、苦手にならなくなり、嫌いにもならないはずです。
でも、「文法の所為で英語が嫌いになる」と思い込んでいる人が多くてね、、、、、私はとても悲しいし、憤慨しています。
断言します!
「文法の所為で英語が嫌いになる」と思い込んでいる人は「英語が好きな人だけ」です。
「英語が嫌いな人は、文法をやらないから嫌いになる」のです。
(「英語が嫌いな人は文法の所為で英語が嫌いなっている」と思っている人は、本当にここを読んで欲しいです)
実は今回はそれを分かって欲しくて作った問題でした。that の文法知識が無いまま、この問題が楽々解けたり、解説が分かったりしましたでしょうか?
それではまた来週~♪
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