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たっつんさんの日記

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2013年
12月02日
19:32 たっつんさん

Noodle はいりません

ラーメン[拉麺]は Ramenであって、Ramen Noodleでは「ラーメンメン」になってしまうことを(替え玉か!)、拉麺ブームが起きているNew Yorkerたちに伝えたい…今日この頃。

文化をまたぐと、こういう「ちょっと待て!」ということがお互い起こるんだな。
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コメント

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2013年
12月02日
23:14
ちいこさん

生徒の教科書だったか何かの教材だったか忘れましたが
Kinkaku-ji Temple っていう表記があって
「せんせー、金閣寺寺じゃないですかー」って言われて「せやな・・・」となったのを思い出しましたw

2013年
12月03日
23:40
たっつんさん

>>1 ちいこさん

Kinkaku-ji Temple

 これもいい事例ですね。
 私たちの漢字系言語は音ではなく、字の方に秩序や意味を与えている言語だとの事ですね。漢字のバリエーションが豊富ですからね。
 対してヨーロッパ系の言語は、わずか26文字のアルファベットで構成される音で意味がまとまっている、というのは既に周知の事ですね。だから音を聞けば、そこにおおよその意味が意図されている。

 彼らには、ラーメンのメンが「麺」というある特定の物を指す漢字の音から来ていたり、「[じ]=寺」が「お寺」を意図していたり、というところまでは、理解が追いつかないこともしばしば。文化の全体を、経験を通して理解している訳ではないから。
 漢字の意味はよくわからないけど、これが「Kinkakuji」で、これが「Ramen」という名称なんだ、という全体で捉える。そこにグルーピングをして整理すると temple, noodle という蛇足的な言葉を追加してしまうのだと思います。


 文化をまたぐと誤解が生まれる。これは仕方ない事だと思いますし、だからこそアレンジも生まれると思いますね。良くも悪くも、お互い同じ捉え方ができない時がある。
 ラーメン自体、日本起源説と中国起源説ありますが、いずれにせよ現状としては日本には、とんこつ、しょうゆ、塩、それから地域的な個性、という風にバリエーションが生まれ、中国の拉麺とは違った発展の仕方をしていると思います。ちょうど、お寿司が海を渡ると、カリフォルニアロールがあるのと同じで。

 また、ラーメンがNew Yorkで受ける理由の一つには、あの寒さがポイントだと思います。寒い日にラーメンであったまる、っていう感覚を味わえば、日本人と同じセンスを持つと思います。フロリダでラーメンは流行りにくいと思います。
 何かがその地域に根付いて時間が経てば、違う解釈=独自の文化、が生まれてくる。だから数年後には、New Yorker好みのラーメンが生まれているかもしれませんね。

 そういえば、伊藤園はNew Yorkで「おーい! お茶」のブームを巻き起こす事に成功し始めているらしいですよ。やっとあちらにも、non sugerの緑茶のよさが伝わってきたようです。これは大きな進歩です。 
 日本人がアメリカで長期滞在をすると、恋しくなるものはだいたい「お風呂、みそ汁、お茶(ほうじ茶、緑茶)」ですからね。

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