▸ suggest her for an ambassador
彼女を大使にしてはと提案する (これも、見方によっては人を<機能>として見ている、という風にも見えます。言い方悪いですけど、人=物という感じで、物に該当するのが<人>だった、っていうある種の、機能主義的な観念です。
訳も彼女「を」という訳になっています。これが間接目的語のように、人が定位置の目的語なら、彼女「に」となったはずではないでしょうか。)
という感じに。これ以外の文法は、やはり発言・主張系の動詞とスタイルが似ています。
〖suggest doing〗
〖suggest (to A) (that)節〗
〖suggest wh節・句〗
たしかに、漢字を忘れたりしますから、記憶に頼る部分もあるとは思います。英語で言うスペリングも同様です。
しかしながら、言語というのは理解に基づくほうが実は大きいのではないか、というのが私の持論です。
Japanese Nativeだろうが、English Nativeだろうが、このパターンを、覚えるのではなく経験してきた状況と照らしあわせて、理解して習得しているはずです。私達日本人が、日本語文法やそのパターンを問われた所ですぐに言葉にできない、というのがその証明です。