いや、もちろん日本語でw!
戦略的でしょ。来月試験で、今この段階ってのが既に致命的だけど。
どうだろうか。日本語で読んでみて「難しい、とても理解できない!」というレベルだろうか?
確かに、経済ネタやもうちょっと踏み込んだ医療ネタとかになると、難解な文章になるかも知れない。それも英検1級の範囲だと思う。でも、ちょっとだ。決して日本語で読んでも意味が分からないっていうレベルじゃない。
ー例えば、現代文を読みこなしてきてない偏差値50くらいの学生が、早稲田政経とか社学、教育他、慶応/経済の現代文を解く。これできないですよ。日本語のボキャブラリーレベルと、概念理解のレベルが全然違うから。
岩波新書等の何かアカデミックな書籍を、雑誌を読むような感覚では読めない。これと同じ。
↑「根本」って書いてあるのに、それすらついて行けない自分て何なの、と思う事必至。
↑こういうのを読むためには、ある程度そのベースになる知識、概念を理解しないと理解できるようにはなっていない。池上彰さんの本から読み始めるくらいの状況もあるでしょう。
池上さんはわかりやすく説明してくれている。懇切丁寧。だけど、それでも自助努力は必要。
NHKでやってた、サンデル教授の「正義の話」。あれだって、巷では「勉強になった」って言ってた人多いと思うけど、あれだってジョン・ロックとか、ジャック・ルソー、プラトー、ソクラテス、アリストテレス等々のベーシックと言われる哲学者の主張をふまえた上でのレクチャーになっている。学生はあの授業に挑む前に、そういった知識があり、さらに予習としてテキストも読みこなした上での出席。
それをいきなり見て、理解できているとは思わない。ツカミはわかりやすい例えだったけど。中身はアメリカならどこの大学でもやってそうな一般教養科目ではあるけど、そこはハーバード。決して易しくはありません。
しかしながら、英検1級の読解の内容を見る限り、そんなレベルではない。つまり平均的な高校生でも分かるレベルだということだ。とりあえず、内容的にはビビりすぎるな、ということw
書籍のレベルとしてはきっと、前回も紹介した図解雑学シリーズあたりのレベルだと思う。経済ネタ、社会学ネタ等のいわゆる人文系ネタでもこのレベルで十分対応可能だと思う。
次回は、英文による長文読解のコンセプトとは何か、を考えます。