ご存じの方も多いと思うが、5月17日、iKnowの編集機能がリリースされた。正式には、「カスタムコース・エディター」という。これを早速使ってみた感想を、数回に分けて日記に記しておこうと思う。本来はQ-Engには直接関係ないことだが、iKnowの方にはこうした書き込み機能がないので、こちらに書くことをお許し願いたい。
まずは、この機能で何ができるか、ということから書く。使い勝手などは次回以降に記したい。
この機能を使用できるのは、もちろん、現在iKnow会員であることが必要。そして、その利用価値は、さらに次の3つのタイプによって違うように思う。
まず、①のタイプとして、旧smart.fm会員で、自作ゴールをつくった人。しかも、そのゴールを削除しないでiKnowに継続している人だ。
このタイプの人は、まず、「編集」機能を活用できる。自作ゴールのtypoなどを修正できるし、新たにアイテムを増やしたり、削除したり、あるいはこの際ゴール全体を削除することもできる。
さらに、「新規作成」機能を用いて、iKnow上に新たなリストを作成することができる。しかし、これはあくまで自分用で、一般に公開することは一切できない。
なお、smart.fm時代に作ったゴールは、そのままでは自分しか使えないが「オープン」に指定すれば、一部の人に限って公開できる。一部の人とは、元smart.fm会員で、かつそのゴールを学習した経験があり、しかも現在iKnow会員である人のことだ。
①のタイプの人のうち、ゴールを作った経験はあるが、すべてすでに削除してしまった人は、後述の③のタイプと同じことになる。
次に②のタイプ。これは、かつてsmart.fm会員だったが、ゴール作りの経験のない人。この方たちは、当面は「編集」機能は使えない。まずは「新規作成」機能を用いて自分用のリストをつくったのちに初めて、必要に応じて修正するときなどに使うことになる。なお①の人と同様、新規作成のゴールは一切一般公開はできない。
そして、このタイプの人は、もしsmart.fm時代にユーザーゴールを使用した経験があって、しかもそのゴールを作者がiKnow上でオープンにしてくれれば、改めてそれを学習できる。これは、編集機能が備わったための、間接的恩恵と言えるだろう(これは①のタイプの人が他人のゴールを利用する場合にも言える)。
③のタイプは、smart.fmとは無関係の人、または、元smart.fm会員であっても、ゴール作りの経験はないし、ユーザーゴールを使ったことはなく、使ったとしても全て終了している、という人。この方たちは、「編集」機能は当面関係ないし、iKnow上で一切ユーザーゴール(iKnowでは「カスタムコンテンツ」)を使用することはできない。もちろん、「新規作成」機能を用いて自分専用のリストを作成したり、作成後に「編集」機能を用いてそれを修正したりすることはできる。ただしやはり、一切一般公開はできない。
今回はここまで。実際の利用の仕方や使い勝手などは、また後日。
- 総アクセス数(2,538)
- (8)
- (2)
コメント