7月下旬の一斉地デジ化(東北地方の一部では延期されるらしいが)が迫ってきたが我が家ではテレビはすでに地デジ用になっている。だがレコーダーはアナログ録画しかできない。しかも、故障がちになってきたので、そろそろ買い換え時かな、と思って、電器店に出かけた。だが結局決心がつかず、カタログだけもらって帰ってきた。
このカタログという言葉、英語でもcatalogue(米語ではcatalog)だが、日本語とは意味の守備範囲が若干違うので要注意だし、似たようなものがいろいろあるので、使い分けも大切だ。
英語のcatalogueは、製品などの全品目の載った「総合カタログ」の意味で使われるのが普通。単体のカタログの場合にはbrochureを用いた方がいい。
綴じた形になってない、折り込み広告やチラシなどはflyerという。何かについて告知するだけの1枚刷りのパンフレットはleafletだ(pamphletは正しい英語だが、日本とは違って政治・社会・宗教関係の普及や宣伝用小冊子のことをさすのが普通)。町や公園などの観光案内図などもこれで表現できる。ただし、同じパンフレットでも、禁煙だのメタボ診断などの注意書きが小冊子の形になっているようなものはbookletの方がいいと聞いている。
では、以上を参考に、5つの文を英訳してみよう。
① 総合カタログを送っていただけますか。
② この製品のカタログをください。
③ 日曜日の新聞にはチラシがたくさん入っている。
④ 公園のパンフレットをいただけますか。
⑤ これは禁煙についてのパンフレットです。
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