カタカナ語にご用心【14】 オープンキャンパス(和訳編)
ポイントとなる単語はわかっても、主語や動詞の選択、冠詞の有無や種類の判断で迷うことは、少々英語に慣れている人でも日本人にはよくあることだ。今回もその種の問題ではなかっただろうか。以上の観点から見た各問題の目の付け所は次の通り。
① 動詞にhaveを使う。簡単そうで、使えないことが多い。
② open campusと異なり、distance leaningには冠詞が不要。
③ 「彼」を主語にしてもいいが、下の例のような主語を思いつけたら、英語的発想が身についてきている。
④ オープンキャンパスというカタカナ語の表記に気をつければOK。
⑤ 主語にTheyを持ってくることが案外できない。there is構文ではだめ。
以上から、標準的な答えは次の通り。
① That college has an open campus.
② I am interested in distance learning.
③ The mother and her son are making a college tour.
④ When is the campus open day?
⑤ They are going to play an exhibition game on Saturday.
では、改めて和訳して、【13】の文と比較してみよう。