うちの近くのスーパーでは、だいぶ以前からエコバッグの持参を奨励していて、持参すればごくわずかな割り引きがある。そして、震災後の今では、店頭に大きく「エコ節電中」の張り紙が出され、店内はいつ行っても薄暗い。
この「エコ」とか「エコ○○」という言い回しは日本ではやたらに目に付くが、英語のecoは単なる接頭辞で、これだけでは通じないし、勝手な名詞につけられるものでもない。やはり、内容に応じて、ネイティブに通じる言い回しを使うしかない。
たとえばエコバッグではecoを用いず、reusable shopping bagという。「エコ製品」の場合もecoなんとかではなく、green productsだ。しかし、似た内容だが「エコグッズ」のことはecoを用いてeco-friendly productsといった具合である。
単に「エコ」と言いたい時はgreenという言葉を活用するといい。
雑誌や新聞の記事では「エコシティ」という言葉も目にする。環境に配慮して、人間と自然が共存する都市のことをさしているようだが、これはsustainable cityという用語が当てられている。
では、以上の知識をもとに、早速5つの文を英訳してみよう。
① エコグッズがよく売れている。
② その国はエコに向かっている。
③ その会社は多くのエコ製品を開発している。
④ エコバッグがとても流行っている。
⑤ ケニアのモンバサは東アフリカにおけるエコシティになるだろう。
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