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Julie & Julia (ジュリー&ジュリア) 映画の英語
NYに住む公務員のJulie Powell が、
伝説の料理家Julia Childの”Mastering the Art of French Cooking” 掲載の536recipesを
365日で作って、ブログ記事を書こうという、
実話に基づいたストーリー。
フランス料理をアメリカに紹介しようと奮闘するJulia の物語と、
彼女にあこがれてレシピを制覇しようと頑張るJulie の物語が、
50年の時をはさんで並行して語られていく。
それぞれ幸せな結婚をしているものの、何か自分が本当にやりたいことを見つけたい、と料理への情熱を注ぐ。
もともと食べることが大好きだった Julia は、夫の転勤でパリに移ってから楽しくてしょうがない。
夫のPaul が弟にあてた手紙:
But Julia brings out the best in a polecat.
(フランス人は気難しいと言われるが)妻は誰とでも仲良しに。
【bring out】引き出す
「bring out the best in ~」で、「~から最良のものを引きだす」だそうだ。
いい性格だ。
それにしても、
【polecat】ケナガイタチ、軽蔑すべき野郎
だって。フランス人をそこまで言っていいのだろうか???
やがてJulia は、プロ養成の本格的な料理教室に通い、夢中になって行く。
彼女は、とにかく前向きで明るくて、見ている私まで楽しくなってしまう。
Meryl Streep の演技も見事だった。
一方、Julia のレシピに取り組むJulie は、思いがけずポーチドエッグで失敗連発。
but, eventually, we nailed it.
やっとマスターした。
【nail】 《俗》完璧にやる。うまくやる。
知らなかった…。
やがてJuliaはレシピ本を出すことになり、Julieもブログが評判になり…。
二人の奮闘もさることながら、このふた組の夫婦の素敵なこと。
大事件が起こるわけでもないのに、画面から目が離せなかった。
そして、エンドクレジットが流れた時、なんだか幸せな涙がじわっときた。
監督・脚本・製作は、『ユー・ガット・メール』、『めぐり逢えたら』のNora Ephron(ノーラ・エフロン)。
Julia はMeryl Streep(メリル・ストリープ)、Julie は『魔法にかけられて』のAmy Adams(エイミー・アダムス)。
Julia の夫役をやっていたStanley Tucci っていう役者さん、ハリウッド版の「Shall We Dance?」で禿のダンサー(日本版では竹中直人)をやってた人。私は密かにファンなのだ。「プラダを着た悪魔」にも出ていた。
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