• ようこそゲストさん!

neginohanaさんの日記

(SNS全体・外部に公開(Web全体に公開))

2008年
12月30日
23:06 neginohanaさん

Before Sunrise (ビフォア・サンライズ 恋人までの距離)   映画

これは、かなり古い映画。




最初、いきなりドイツ語が飛び込んできたので「あれ~ドイツ語の映画だったのか!」と思ってしまった。でも、基本的には英語の物語だった。




舞台はオーストリア。列車の中で偶然出会ったアメリカ人のJesseとフランス人のCelineはそれぞれ一人旅の途中。
車内で大喧嘩するドイツ人夫婦を見て、Celineが「年をとってくると、夫婦はお互いの話が聞こえなくなるの。男は高い音が聞き取りにくくなり、女は低い音が聞き取りにくくなるから。」と言ったのに対し、










Jesse: Nature's way of allowing couples to grow old together without killing each other.
字幕: だから殺し合わずに年を重ねられるのか。




grow old together が、ちょうどやったばかりのリストに入っていたので目を引いた。get でも become でもなく、grow ね。次第に年をとっていく感じだから。




話が弾み、ついに予定を変更し、ウィーンで一緒に下車して翌日まで過ごすことにする。
でも、男女の行為が目的ではなく、この二人はよくしゃべる、しゃべる―。しかも、普通の人なら引いてしまいそうな内容だ。




そのため、私は感情移入できなかったが、二人の相性は抜群なのではないかと思った。こんな観念的な哲学的な妄想的な話を延々と続けられる人種って結構限られると思うから。










Celine: If there's any kind of magic in this world, it must be in the attempt of understanding someone, sharing something.
字幕: この世に魔法があるなら、それは人が理解し合おうとする力のこと。




この台詞はちょっと素敵だと思った。でも、大真面目にこういうことを言える人ってそうはいないし、それを真面目に自然に受け止められる人も・・・・




二人は結局強烈に惹かれあいながら、「パリとアメリカじゃ無理よ」と一夜限りで終わらせようとする。
う~ん。共感できない。そんなに簡単にあきらめられるもの?遠距離恋愛が成就する可能性は確かに低いかもしれないけど、努力してみもしないで最初からあきらめるなんて。




そういえば、彼らは愛や結婚に関して妙に冷めていて、「永遠の愛を信じる」タイプではない。感情より理性が勝っている。もっと感情に身を任せてみてもいいのに。




9年後の彼らを描いた続編を観ようかどうしようか、ちょっと迷っている。




では、キスシーンではなく、別れのシーンを。




  • 総アクセス数(5,055)
  • 拍手拍手(0)
  • お気に入りお気に入り(0)

コメント

1番~12番を表示

2008年
12月30日
23:29
GoodGriefさん

おお!

実はこれセットで2本持っていて、結構好きな映画なのだ!



ただペチャクチャしゃべっているだけの映画かもしれないけど、

ひたすら歩くウィーンの美しい街の景観や雰囲気が好き。



え?印象に残っているシーン?

う...思い出せない...

あ、そう、そう、酒場でのWhat's upのセリフ...(それだけかい!)



この映画を音声だけで理解できるようになれば相当の英語力がつくけど、さすがに字幕なしはキツイです。



続編も同じつくり。ただパリの街をひたすら話しながら歩きます。

ただ続編のラストシーンは美しくて好き。「拍子ぬけ」って言われるかも...でも好き。



ああ、それと、パリとアメリカではムリでしょ。

2008年
12月30日
23:37
umi_seaさん

思わず息を飲みました。これは大好きな映画です。持っています。続編のBefore sunset も持っています。あ、negiさんのお気に召さなかったよう。残念。。私はふたりが言葉で相手の気持ちをはかりながら距離を縮めていく過程が好きでした。 :-)

2008年
12月30日
23:47
umi_seaさん

>GoodGriefさん
あ、ほぼ同時書き込み!一番乗りだと思っていたのに。
Good grief! お好きなのですね!この映画。嬉しいです。>お仲間♪

2008年
12月30日
23:56
neginohanaさん

うわっ!!

いきなり2票かい。

*おぐ*と*umiちゃん*って、気が合うんじゃない。(勝手にくっつけるなって?)



私も気に入らなかったわけじゃないんです。ただ、自分とは違うなあって。主人公になりきれなくて、途中からは完全に傍観者で見ていました。

私はもっと情熱的に突っ走るタイプだから―。(すぐ**って意味じゃないよ) どっか冷めてる二人がもどかしくて。



でも、確かにじっくり話し合いながら、お互いを理解していくのはいいですよね。



*おぐ*、「パリとアメリカでは無理でしょ」はないよ~。

遠距離恋愛を成功させるカップルだっているんだからさあ。

どなたか味方についてくださ~い。


2008年
12月31日
00:19
umi_seaさん

>でも、確かにじっくり話し合いながら、お互いを理解していくのはいいですよね。

うむ。そうとも言えるけれど、むしろ駆け引き?なのかもしれない。その微妙なことろが魅力的に思えました。この場合、言葉は理解のための道具というより気持ちを伝えるための道具。理性よりも感性を言葉の上に乗せている?言葉の内容にはあまり重きを置かないのかも。あ、ゆってる本人が何を言っているのかわかっていません。^^;言葉、態度、仕草で相手との間合いをはかっている、というのかしらん。ますますドツボにはまっていく~

>私はもっと情熱的に突っ走るタイプだから―。

あ、お聞きしたいな♪ (^^)
あ、勉強しなくっちゃ。いつか機会があればぜひ!(^_-)-☆

2008年
12月31日
00:33
neginohanaさん

駆け引きねぇ。

あ、そうだ!

二人で電話ごっこする場面があるじゃない。

お互いの友だちに電話する演技をしながら、遠まわしに(?)本心を打ち明ける感じで。

あれなんかは、まさに駆け引き~っていうか、*もっと素直になれんかい!*

電話ごっこなんかじゃなく、直接言ったらいいのに。

・・・と、じれったく思ってしまったのでした。

2008年
12月31日
09:25
さん

7:

savana.rice のコメント:
まだ見たことがないですが、これはチェックしないと。

紹介ありがとうございます。

ヘルマン・ヘッセの「知と愛」が好きなので、それと似た会話のやり取りがあるのではという期待があります。

一夜で語りつくしたので、終わってしまったのでしょうか。いずれにしても、見てみないとダメですね。

2008年
12月31日
16:57
neginohanaさん

*savaさん* コメントありがとうございます。



うん、これはsavやん(いきなり呼び方が・・・)には、結構お薦めかもしれません。書き取りたくなる台詞が満載ですよ、きっと。


2008年
12月31日
22:43
satogogoさん

おぉ♡
これ好き、好き♡
何度も観ました。で、続編も好き。
私、理屈っぽいの大好きなのです。

もっと古い、ダイアン・レインのリトルロマンスも好き♡

2008年
12月31日
22:54
neginohanaさん

おおっ!

*satoさん*まで、ファンでしたか。

熱烈な支持者がこんなに続々現れるとは、意外です。

だって、そんなに話題作ではないと思ってたし、結構地味な作品だし。。。



そっか~。明日返す予定なので、今夜もう一度観てみようかな。

2009年
01月06日
07:09
Shirowan2さん

実は俺もメロメロ!

2009年
01月06日
20:11
neginohanaさん

あらっ。*しろ*様まで?!

男性にも人気あるんですね。

1番~12番を表示