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Someone Like You (恋する遺伝子) 映画
恋愛下手のJaneは、男を雄牛になぞらえて、その習性を理論的に説明しようとしている。
そんなJaneが新しい仕事仲間のRayに一目ぼれしてしまった。
Jane: I was just thinking how good my apartment looks with you in it.
ジェイン: あなたはこの部屋に似合うわ。
(この映画の英語字幕は音声とだいぶ違うので、聞いたとおり書いておく)
いきなりこんなに簡単に落ちてしまっていいのか? しかも、Rayには彼女がいると知っていながら・・・。
案の定、とんとん拍子に進んだはずの同棲
の直前に振られることに。
Ray: I don't think I can do this.
レイ: 僕にはムリだ。
アパートを引き払うことにしていたJaneは突然住む場所がなくなって、ルームメイトを探していた別の同僚Eddieのアパートに住むことにする。
Eddieは、自他共に認めるプレイボーイである。
もっとも、どう見ても(失礼だが)RayよりEddieの方がセクシーでいい男(だってHugh Jackmanですから)だから、まあ、話の流れは読めている。
ひとつ感動したシーンは、傷心のJaneが、親友のLizの新しい恋を心から祝福するところ。自分は振られたところなのに、親友の幸せを素直に喜んであげられるって、いいなあ。
「なんで早く言ってくれなかったの?」というJaneに、
Liz: You're in a spectacular mope. I didn't want to ruin it.
リズ: あなたが絶望してたから。
mopeは、ここでは名詞で「憂鬱、落ち込み」だが、普通は動詞で「ふさぎこむ。落ち込む。ぼんやり歩く」らしい。
He spent his days moping around the house.
家の中をうろうろして日々をすごした。
He was moping over a girl.
ある女のことでうつうつとしていた。
英和活用大辞典より
いつまでもRayへの想いを断ち切れず、失恋から立ち直れないJaneに、Eddieは
Eddie: And Ray's not the last man you'll ever love.
エディ: レイが最後の男じゃないさ。
でも、だからって、即Eddieに惚れちゃうって言うのは安易過ぎると思う。
そして、プレイボーイのEddieなら、このくらい優しい言葉は誰にでも言うのではないか?
とてもJaneに恋したとは思えない。
だから、ラストシーンの
も、ハッピーエンドには見えない。
懲りないJaneはまた失恋するに違いない。
実際はもう少し恋愛模様が込み入っているが、いくらラブコメにしても肝心な部分の詰めが甘い・・・と思うのは私だけだろうか。
それでも、最後まで引き付けられて観ることが出来たのだから、○なのかも。
それにしても、Hugh Jackman はかっこいい。
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