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P.S. I Love You 映画 2007年
乙女としては、かなり期待していた作品。ちょっと期待が大きすぎたかも。
でも、ちゃんと泣けた。
幸せな夫婦、Holly と Gerry に悲劇が訪れる。Gerryが脳腫瘍で他界してしまったのだ。
悲嘆にくれ、引きこもってしまうHolly。
30歳の誕生日に母や友だちが来てくれるが、部屋の荒れようにびっくりする。
そこへ、Gerryの名の入った大きな誕生日ケーキが届き、カセットテープも添えられていた。
Gerryからの声のメッセージが入っていたのだ。(わ、パナソニックだ)
それから、折に触れてGerryからの手紙が届くようになる。
自分が死んだ後の妻の面倒までみるGerryは、できすぎだと思う。
根が乙女な私は何度も泣いてしまったが、映画全体としては期待したほどではなかった。
なぜかというと、大きな原因はひとつ。主演女優を好きになれなかったことだ。
演出のせいかも知れないが、彼女の笑顔がよくない。Gerryとの幸せな日々においてさえ、なんだかツンケンしていて、お高く留まっている感じがした。
未亡人になってからは、自暴自棄になり、態度も最悪なのに、なぜかイケメンの男が次々寄って来る。それも私としてはおもしろくなかった。
でも、母親とのからみや最後のシーンがよかったので、後味は悪くない。
これは、原書で楽しむ余地がたっぷりあるようだ。
(気になった英語表現もあったが、このDVDには英語字幕がなかったので確信が持てず、調べることもできなかった。自信を持って聴き取れた部分は、当然すでに十分知っている言い方なわけで、書き留めるまでもないし。)
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