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neginohanaさんの日記

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2020年
05月06日
21:17 neginohanaさん

ディズニー映画

Disney Deluxe に登録したので、ディズニー映画を見まくることにしました。

あくまでも私個人の感想を容赦なく書いていますので、「お気に入りの映画をけなされた・・・」とお怒りになりませんように。

また、一部ネタバレも入ってます。ご注意を。


Mr. インクレディブル The Incredibles 2004
アメ友に薦められて観たのですが、初めは「ディズニーなのに歌がない!」ことにがっかりし、かなり退屈でした。

でも、Mr. インクレディブルが家族を持ってからは、俄然面白くなり、何度も笑えました。これはこれで楽しい映画!


メリー・ポピンズ リターンズ Mary Poppins Returns 2018
ウォルト・ディズニーの約束 Saving Mr. Banks 2013
メリー・ポピンズ Mary Poppins 1964

この3つに関しては、こちらに書きました。
http://q-eng.com/diary/22289?comment_count=2


塔の上のラプンツェル Tangled 2010

歌や映像はいいけど、ストーリーは・・・いろいろ突っ込みどころがあります。


ヘラクレス Hercules 1997

主人公のヘラクレスが単純すぎて、とてもじゃないけど感情移入できません。冷めた目で見てしまいました。


リメンバー・ミー Coco 2017

ちょっと前にレンタルで観たのですが、超感動したので再び観ました。今回は英語字幕で。
やっぱり最高です。
主人公の男の子ミゲールが、表情豊かで、一途で、かわいくてたまりません。
音楽もいいし、映像は美しいし、ストーリーも素晴らしい。泣けます。


ダンボ Dumbo 1941

サーカスで生まれた、耳が異様に大きい子象ダンボが、バカにされて、母象とも引き離される。ネズミとカラスの助けで空を飛べるようになって一躍スターになる。
それだけの話を64分に仕上げるために(?)、ストーリーとは大して関係のない音楽とアニメの踊りをふんだんに入れた作品。
途中でうとうとしてしまいました。


ダンボ Dumbo 2019

実写版ダンボはどうなのかと、続けてみてみました。
長さは、ほぼ2倍。
モチーフは耳の大きい子象が空を飛ぶ、というものですが、ストーリーは一新されていました。
まず、動物たちは喋らない。

サーカスの姉弟と、片腕を失って戦場から帰還してきた父親がダンボを支える主人公。
サーカス団が悪徳テーマパークに買収されたり、ダンボの母親の危機があったり、ドラマチックで、飽きずに最後までドキドキしながら観ました。

アニメ版では、ダンボが空を飛んでサーカスのスターになることでめでたしめでたし、だったのですが、新しい実写版ではそこで半分。
その後からが本番という感じです。
ちょっとネタバレになりますが、結局主人公たちの活躍でダンボと母親は故郷に帰してもらいます。
そして、再生したサーカス団は、野生動物を使わない、と謳っています。そのへんが、時代の流れを感じさせるところですね。


くるみ割り人形と秘密の王国 The Nutcracker and the Four Realms 2018

予告では期待を持ったのに、ちょっとがっかりでした。
不思議な国を冒険するのはわくわくするし、ドキドキするし、映像はきれいだし、バレエがふんだんに入っているのは素敵。
でも、味方だと思っていた人が突然悪者だと知ったら、自動的に今まで敵だと思っていた人が味方になるというのはちょっと・・・。
それなら、初めの方でいきなり攻撃してきたのはなぜ? その時点でちゃんと話していればよかったのに。

キーラ・ナイトレイとヘレンミレンは、化粧と演技で別人になっていて、全然気づきませんでした。
モーガン・フリーマンはわかったけど。


ふしぎの国のアリス Alice in Wonderland 1951

これは、すばらしいです。ディズニーの中で、これが一番原作に忠実なんではないでしょうか。
原作を読んだばかりの私は、どこが違っているかわかりますが、全体としては本当に原作を尊重していると思いました。

そして、ちょっと小難しい部分は除いて、楽しい歌やおどけた描写を加えて、これぞディズニー!という感じに仕上げています。

気違いの帽子屋のお茶会の場面は特におもしろくて、何度も笑ってしまいました。


アリス・イン・ワンダーランド Alice in Wonderland 2010

人によって意見は違うでしょうけど、私にとってはこちらは最悪でした。

あんな陽気で楽しい話を、どうしてこんなに気味の悪い戦争映画にしちゃったのですか。アニメでは愛嬌のあったキャラクターたちも実写では気持ち悪いだけ(チェシャ猫だけはかわいい)。

アリスは、ほぼずっとしかめっ面してるし、音楽もずっと暗くて戦争っぽい。

赤の女王はともかく、白の女王って何?
トランプに白はないでしょう。
アリスはなんでその女王姉妹の王位争い戦争に加わって、怪物と戦わなきゃならないのか意味不明。

帽子屋がジョニー・デップだからって、最後にアリスに気があるっぽい様子を出しても、私は全然ときめきません。陽気じゃない帽子屋なんて魅力ないのです。

ワンダーランドに行く前の現実の世界でも、好きでもない男に公開プロポーされるとか、姉の夫の不倫現場を目撃しちゃうとか、いらないから。


魔法にかけられて Enchanted 2007

これは昔みて好きだった映画です。口直しに(?)、これを観ました。

アニメのおとぎ話の世界から、現代のNYに送られてしまうお姫様ジゼル。その後王子なども追ってくるのですが、アニメと実写の違和感がないのがすごい。
ジゼルのエイミー・アダムスは、ほんとにアニメから出てきたお姫様そのものです。

歌も踊りも素敵で明るくて、多少のバカバカしさや笑えるほど都合のいいハッピーエンドも許せちゃいます。


アヴァロン 千年の恋 Avalon High 2010

これはディズニーのテレビ映画。

アヴェロン高校に転入してきたアリーは、アーサー王についてのレポートを書くために文献を調べているうち、クラスメートたちがアーサー王時代の人々の生まれ変わりであることに気づきます。そして、月食と流星群が同時に起こる日にアーサー王が復活して・・・

結構おもしろくて楽しく観られました。1時間半もあっという間でした。
そして、最後は「そう来たか!」と思わず笑ってしまいました。


レミーのおいしいレストラン Ratatouille 2007

ネズミがリアルすぎて、気持ち悪い。いくら料理の天才で、愛すべき存在だと言われても、生理的に受け入れがたいので、こればかりはしょうがありません。

白いハツカネズミとかならまだよかったのでしょうけど、全身の毛もリアルなドブネズミでは・・・・Brrrr.

しかも、主人公の青年は情けなくて魅力がないため、こちらに感情移入することもできませんでした。


シンデレラ Cinderella 1950

歌は素敵です。
途中、シンデレラの味方のネズミたちと、その宿敵の飼い猫のバトルが「トムとジェリー」みたいでおもしろかったけれど、それ以外は私には退屈で、眠くなりました。


シンデレラ Cinderella 2015

歌がほとんどなくなっていて、がっかりしました。

でも、シンデレラがシンデレラと呼ばれる前の幸せな時代から始まって、話の流れとしては、ただのおとぎ話より少しは現実味が入っていました。

しかし、父親はなぜ再婚したのでしょうか。そして、妻の連れ子には目もくれず、実の娘だけとあんなにベタベタしていたのでは、家族としてうまくいくはずがありません。

それでも、シンデレラが事前に偶然(王子とは知らず)出会っていたとか、舞踏会でもちゃんと王子と話をしていたとか、そういうところは納得がいきます。

継母役のケイト・ブランシェットの美しさには参りました。


くまのプーさん Winnie the Pooh 2011

実は私「くまのプーさん」の映画は見たことがありません。これは2011年の新作らしいです。

プーさんがおっさんみたいなダミ声なのには驚きました。それでいて、中身はどこか抜けている。というか、登場人物たち(ぬいぐるみたち)は、みんなそんな感じで、おバカな騒動を引き起こします。

歌はかわいいし、プーさんたちが絵本のページに入ったり、文字を外して使ったりする場面はおもしろいと思いました。


ピノキオ Pinocchio 1940

これは、名作です!
私は子どもの頃にディズニーの絵本で読んだことがあるくらいで、映画は観たことがありませんでした。(記憶にある限りでは)

1940年の作品なのに、全然古臭くなくて、素晴らしいので驚きました。

歌は「星に願いを」以外も楽しいのがいっぱいあるし、ピノキオはとっても可愛いんです。
でも、世間知らずなので何度も悪者たちに騙されて、観ている方はドキドキはらはらさせられます。
最後のクジラから逃げる場面は迫力もありました。


モンスターズ・インク Monsters, Inc. 2001

キャラクターや歌は知っていたけど、実はモンスターズ・インクの映画は観たことがなくて、今回初めてでした。
意外と楽しめました。

子どもを怖がらせるのを仕事にしているモンスターたちが、割と可愛くて、偶然迷い込んだ女の子も可愛くて、そこにいつの間にか生まれる心の交流が微笑ましいです。

ディズニーらしく、悪者からの逃走や戦いも、まあいつもの通りです。


眠れる森の美女 Sleeping Beauty 1959

うーん。これは、シンデレラよりひどいかもしれません。オーロラ姫があまり美しくないし、ほとんど脇役になっています。

じゃあ、誰が主役かというと、3人のいい妖精たち。
ところが、この3人は小太りのおばちゃんたちで、しかもどこか抜けているのです。
オーロラ姫を森でかくまって育てたまではいいけど、肝心の16歳の誕生日は日没まで厳戒態勢を敷かなきゃならないはずなのに、油断しすぎで呆れてしまいます。おバカなことしている場合じゃないのに、とハラハラしました。

悪役のマレフィセントは、他の3人より魔力が強いはずだったのに、最後は意外とあっさりと負けてしまって「は?」となりました。


マレフィセント Maleficent 2014

いくらか突っ込みどころはあるものの、なかなかおもしろくてよかったです。

幼い頃のマレフィセントはすごく可愛いし、成長したマレフィセント(アンジェリーナジョリー)はかっこいいです。

妖精マレフィセントと人間ステファンがロミオとジュリエット的になるのかと思いきや、ステファンは悪者になってマレフィセントを裏切ります。ステファンはその後も完全に悪役。

そもそも、3人のドジな妖精たちがなぜ国王側についていたのか不思議ですが、彼女らはアニメと違ってほとんど活躍しません。

マレフィセントはオーロラを見守るうちに情が移ってきます。というか、最初に自分がオーロラ姫にかけた魔法の前段に「beloved by all who meet her」っていうのを入れたからじゃないでしょうか。

結末は、真実の愛は何かということで納得がいきます。
まあ、それは予想通りでした。
昔のディズニーの「お姫様は王子様と結ばれて幸せに」っていうのではなく、新しい時代のディズニーの形ですね。

それでも、主人公と悪役が高いところで戦っているうち悪役が自分から落ちて死ぬっていうディズニー定番のご都合主義は健在でした。
主人公に殺人(?)を犯させずに、悪役を抹殺できるんですものね。


ターザン Tarzan 1999

動物社会と人間社会が交差するだけに、おとぎ話と割り切れず、「えー?!ありえない・・・」と思う部分が多かったけど、まあまあ楽しめました。

赤ちゃんの時からゴリラに育てられ、一人だけ違う姿であることに悩んでいたターザンが、大人になってから初めて自分と同じ種類の動物(人間)と出会った時の気持ちは何となくわかります。

髪の毛が意外と伸びてないなーとか、布を腰に巻くのは誰に教わったのか(やはり丸出しってわけには、いかないからでしょう)ーとか、その辺は大目に見ましょう。

ただ、いともたやすく英語を話せるようになってしまうのは、ずるいと思ってしまいます。
しかも、人間社会に行くと決めた時に、自分で(顔も覚えていない実父の残した?)服をきちんと着てネクタイまで締めて出てきたのにはびっくりです。

最後に悪役を倒してからは、逆に人間の女性がターザンと結婚して(?)、ゴリラ社会で生きることにするなんて、ありえないでしょ。

でも、You'll Be In My Heart の歌はとても好きです。


スプラッシュ Splash 1984

聞いたこともない映画だったけど、トム・ハンクスの若き姿に興味を持って観てみました。

現代の(といっても1980年代ですが)ニューヨークを舞台に繰り広げられる、人間の男と人魚の恋物語。

人魚であることがバレて科学者に捕まえられるところ、そこから脱走させるところなどは、ETにちょっと似ています。

特に目新しいものはなくて、話の展開も思った通りですが、最後まで飽きずに観られました。


ピーター・パン Peter Pan 1953

思ったより歌が少なかったのでがっかりです。眠気と闘いながら観ました。

ピーター・パンは、やんちゃすぎ。やられっぱなしのフック船長がかわいそうになります。トムとジェリーみたいですね。

ティンカー・ベルはかわいいけど、嫉妬にかられているときは憎たらしい。

ミュージカル(舞台)で観たことがありますが、そっちのほうがおもしろかったです。


ベイマックス Big Hero 6 2014

素晴らしい! 感動してしまいました。

マシュマロみたいなベイマックスは、優しくてちょっととぼけていて、大好きです。
映像も物語も素晴らしくて、最初から最後まで、夢中で観ました。

戦うところはかっこいいし、おもしろいし、最後は悔しいけど泣かされてしまいました。


カーズ Cars 2006

キャラクターはあちこちで見たことがありますが、映画は初めてです。

最初の方は、主人公(車)マックィーンが自分勝手で嫌な奴だったし、レースも特におもしろくないし、退屈で眠くてたまりませんでした。

田舎町に迷い込んでからは、ちょっとおもしろくなってきました。そこで素朴な人々(車ですが)と触れ合って、マックィーンは変わっていきます。
こういう流れは、定番中の定番でしょう。

最後まで観ましたが、続編を観る気にまではなりませんでした。こういうものだとわかったから、もう十分です。


リロ&スティッチ Lilo & Stitch 2002

これは、私には合いませんでした。

まず、主人公のリロをはじめ島の人々の顔に違和感がありすぎました。みんな目が極端に離れていてしかも、つり目。差別的じゃないでしょうか。(遺伝子に異常がある◯◯症の人の顔に見えてしょうがなかった)

それと、スティッチだけじゃなく、エイリアンたちも、人間たちも、暴力と破壊が多すぎます。最初から最後までそればっかり。見ていて辛かったです。


カールじいさんの空飛ぶ家 Up 2009

四角い顔のカールじいさんが、愛する妻の思い出が詰まった家に風船をつけて冒険に出かけます。妻と約束していた南アメリカの秘境の滝まで、それでいとも簡単に着いちゃうのがびっくりだけど、おとぎ話的だからいいんでしょう。

なぜか付いてきちゃった少年ラッセルが、太っちょでおとぼけで純真なのがいいです。初めは彼を邪魔者にしていたカールじいさんも次第に仲間意識を持ち始めます。

夢があって、冒険と戦いがあって、心の交流があって、ハッピーエンド。ディズニーの定番通りです。
逆に言うと、主人公と敵が老人だということ以外は、ありきたりです。


イントゥ・ザ・ウッズ Into the woods 2014

出だしから本格的なミュージカルっぽくて期待が膨らみます。

シンデレラ・ラプンツェル・ジャックと豆の木・赤ずきんの話を組み合わせて、それぞれの登場人物たちがそれぞれの目的を持って一斉に森に向かうところ、コーラスもバッチリ合っていて、ワクワクしました。

魔女のメリル・ストリープは相変わらずすごい演技だし、若返ってからは今でも美しいです。ジョニー・デップのオオカミもイメージぴったりで最高。

普通に4つの物語が完結し、魔女の呪いも解けて、めでたしめでたし。

・・・で終わりになるわけはなく、後半はジャックに夫を殺された巨人の妻が復讐に降りてくるという展開。
まあ、ジャックは罪のない(?)巨人に窃盗と殺人(殺巨人)を犯したわけで、それは以前から私も引っかかってはいました。だから、この展開は悪くないと思ったのですが、その後、登場人物たちの行動や結末がぐちゃぐちゃで、失望してしまいました。

最後の方は飽きて、早く終わらないかなあと思ってみていました。


トイ・ストーリー Toy Story  1995

これは昔観たことがあるので、安心して観られました。(ハズレが続くとがっかりなので)

ウッディはじめ、おもちゃのキャラクターが個性的で人間的で、楽しいです。
嫉妬や誤解や罪悪感や、もどかしい思い、失望など、感情移入できるので、愛着もわきますね。

ハラハラさせられたり、笑わせられたり、楽しく観られました。人気があるのも納得です。


トイ・ストーリー 2 Toy Story 2 1999

今度はコレクターに高く売るために盗まれたウッディ。日本の博物館に送られそうになります。

子どもに遊んでもらって、やがて子どもが成長したら見捨てられるのを受け入れるのか、コレクションとして博物館に長く展示されるのがいいのか、迷うウッディの気持ちもわかります。

ドキドキはらはらの脱出劇やおもちゃ仲間との友情、おとぼけや笑いなどは前作同様です。

日本行きの飛行機はどこの航空会社かと思ったら「Far East」ですってよ!


メリダとおそろしの森 Brave 2012

邦題がイマイチなのでためらっていたのですが、観てみるとなかなかおもしろかったです。

「王女はこうあるべき」とすべてにおいてメリダを厳しくしつけ、結婚まで強引に進めようとする母(王妃)に反発するメリダ。そんな母を変えたいと、魔女に魔法の菓子を作ってもらって母に食べさせます。

ところが、それはクマになってしまう魔法でした。(昔観た「ブラザー・ベア」を思い出したなあ)

そこから必死になって魔法を解こうと奮闘するメリダ、そのクマが王妃だと信じられず殺そうとする王。

王国に語り継がれてきた昔話がからんできて、謎も解けていきます。

クマは迫力があり、何度もほんとに怖くなりました。最後の戦いの場面もすごかったです。


インクレディブル・ファミリー Incredibles 2  2018

あーおもしろかった。前作よりさらにおもしろかった気がします。

黒幕が誰なのかはすぐに想像がついたけど、テンポが速くて気持ちいいくらいキレのいい戦いの場面を見ているだけでワクワクします。

いくら戦っても、憎しみのこもった顔や生々しい傷や血や悲痛な叫びなどがないのもいいです。無傷だし、最後は敵まで助けるし。

赤ちゃんのジャック・ジャックがとにかくかわいい!
あのかわいい笑い声を聞くだけで幸せな気持ちになります。それでいて、すごいパワーが炸裂するのだから、そのギャップも楽しいです。

後半、ほんとの敵と戦う場面でジャック・ジャックがもっと活躍すると思ったのに、そうでもなくて、そこは残念でした。


白雪姫 Snow White and the Seven Dwarfs 1937

古典的名作と言われ、超有名なディズニーの代表作なんでしょうね。でも、正直言って、私には古臭くて退屈すぎました。

「ハイホー」などの挿入曲は素敵だけど、それ以外のBGMは大げさすぎてうるさいと思ってしまいました。「トムとジェリー」みたいな、台詞のないアニメならいいんだけど、これはそうじゃないでしょう? 階段を登ったり隠れたりする動きにいちいち音楽をつける必要はないのでは?

また、単純なおとぎ話を1本の長編映画にするために、無意味な場面をダラダラと入れすぎている気がしました。

そして、登場人物の動きは、ひとつひとつがゆっくりで大げさで、舞台での演技みたいです。映画ではそれは不自然に見えます。
(超スピードの「インクレディブル・ファミリー」の後に見たために余計そう思えたのかもしれません)

白雪姫も現代の基準で見るとさほど美しくはないし、ちょっと頭も足りないみたいに見えて、魅力がありません。

悪役は自分から落ちて死ぬ・・・というディズニーの伝統(?)は、この頃からすでにあったんですねえ。


ブラザー・ベア Brother Bear 2003

これは昔映画館で観て感動した覚えがあります。でも、内容はあまり覚えていませんでした。

今回改めて観て、やっぱりいいな~と思いました。エスキモーらしき村で、自然とともに生きる人間たち。その3兄弟の話です。

血の気の多いカナイは、死んだ兄の敵うちでクマを殺すが、その兄の精霊によって、クマの姿に変えられてしまいます。

孤児の子熊コーダと出会い、クマ社会に受け入れられていくうち、人間だった頃の自分の傲慢さに気づきます。

まだ3Dではないものの、オーロラや氷河などの映像は美しいし、歌や音楽も素敵です。

そして、こらえていたけどやっぱり最後は涙ぐんでしまいました。(昔観たときはもっと大泣きだったと思う)


結末は、賛否両論あると思います。私も「え?」と思いました。


トレジャー・プラネット Treasure Planet 2002

「宝島」の舞台を宇宙に移したような話。偶然手に入れた地図を元に伝説の宝を探しに出かける青年ジム。お決まり通り、たくさんの敵が現れ、ハラハラ・ドキドキの冒険になります。

ただ、登場人物(?)たちが、主人公とその母以外は、化け物みたいな生物で、気持ち悪いです。

それと、どれが敵だか味方だか、信用できるのかできないのか、なかなかはっきりぜず、安心して見られません。そこがおもしろいという人もいるでしょうけど。

特に、サイボーグのジョン・シルバーは、敵になったり味方になったり目まぐるしく変わるので、信用できません。最後はいい人で終わったけど、なんだかモヤモヤします。

また、笑える場面はほとんどありません。戦いの場面が多いのは当然ですが、そこに「インクレディブル」のような気持ちよさはないので、私にはあまりおもしろくありませんでした。

レビューをみると、「スター・ウォーズ」に似ているというのがありました。私は「スター・ウォーズ」が苦手なので、これも気に入らなかったのかもしれません。

それにしても、宇宙船なのに帆船ってどういうこと? しかも、実際に帆を上げたり下ろしたりして操縦してるし。空気ないでしょ?
でも、宇宙を帆船で航行している姿はちょっとかっこよかったです。

 
宝島  Treasure Island 1950

どう見ても古臭いのにDisney Deluxeでは2013年と書いてあったんです。嘘でしょ。それともリマスターした年ってことなのかな?
それでも、画面も音声も古いです。まるで昔の西部劇です。

ストーリーは、多分原作にかなり近いのではないかと思います。そして、「トレジャー・プラネット」も実はストーリーはほぼお同じだったとわかりました。
こっち(宝島)を先に見てから「トレジャー・プラネット」をみていれば、「トレジャー・プラネット」の評価はもっと高かったと思います。
なんだか「トレジャー・プラネット」は結構よかったんじゃないか、って思い始めています。(寝返り方、早い?)

この「宝島」はディズニーとは思えないほど、生々しい撃ち合いがあり、殺し合いがあり、バタバタ人が死んでいきます。船員たちも汗臭く薄汚く酔っ払いがち。
これなら、気味の悪い化け物で表現してくれた方がまだマシでした。

ジョン・シルバーは、悪役に徹するのかと思いきや、やっぱりジムに情けをかけたりして意味不明。
「トレジャー・プラネット」の方が、ジムと過ごすうちに情が移った感じがわかったので、揺れ動く意味がわかった分、そこもマシでした。


ディセンダント Descendants 2015

これはテレビ映画だそうです。
聞いたこともなく、あまり期待せずに観たせいか、結構おもしろかったです。

マレフィセント(眠れる森の美女)の娘をはじめ、イビル・クイーン(白雪姫)の娘、ジャファー(アラジン)の息子、クルエラ・デ・ビル(101匹わんちゃん)の息子という、悪役の子どもたち4人が活躍するミュージカル映画です。

このTeenager4人は、まもなく王位を継承する王子(美女と野獣の息子)の提言により、チャンスを与えられて王子たちの高校に編入してきます。

彼らは親たちとともにずっとロスト島に閉じ込められていたのですが、そこから出るときに、親たちから「すきを見てフェアリー・ゴッドマザー(白雪姫を魔法で救った)の杖を奪ってこい」と言われて来たのです。それを手にれて再び悪の世界を蘇らせようというわけです。

オーロラ姫の娘や、ムーランも娘もいて、ディズニー映画を観てきた私にはわくわくする場面もあります。

でも、一番は主演のマル(マレフィセントの娘)を演じたダヴ・キャメロンの魅力ですね。

親に認められたいという気持ちと、普通の高校生活の楽しさ、惚れ薬で手に入れた王子の愛が本物だと気づいた時の気持ち、いい人になりたいという気持ち、いろいろ迷います。

また、歌と踊りのミュージカルシーンがほどよく(結構たくさん)入っていて、それが楽しいです。


101匹わんちゃん One Hundred and One Dalmatians 1961

これは、今見ても全然古臭くなくて、楽しめました。

わんちゃんたちの動きもかわいいし、BGMもじゃまになりません。

誘拐された15匹の子犬たちを救いに行った親犬たちが、他の犬や動物たちの助けで、監禁されているところを見つけます。

そこには、他にさらわれてきた子犬たちが他にもたくさんいて、全部で99匹。ダルメシアンの子犬ばかりで、犬好きではない私が見てもかわいいです。

みんなで雪の中を歩いてロンドンに帰ろうとしますが、誘拐した犬の革でコートを作ろうとしていたクルエラ・デ・ビルと2人の手下たちが追ってきます。

もちろん、最後は無事に帰りつく、それだけの単純な冒険なのですが、結構飽きずに楽しく見られました。
犬好きの人にはたまらないでしょうね。


101 101 Dalmatians 1996

こちらは「101匹わんちゃん」の実写版です。アニメに劣らずおもしろかった。

動物たちは、どこまで本物でどこからCGなんでしょう?全然違和感がないです。ダルメシアンたちは美しくてかわいい。

ただ、リアルなだけに、最初の方の、犬に引っ張られて自転車で暴走する場面は気が気じゃありませんでした。実際にうちの近所で犬に引っ張られた子どもが車にひかれて危うく足を切断されそうになった事故があったのを思い出してしまいました。

悪役たちもイメージぴったりでした。
動物たちの連携プレイが見事で、特にクルエラはかわいそうなくらいコテンパンにやられちゃうのですが、それに負けないくらいの憎たらしさを出していて、すごかったです。

アニメに比べると、子犬たちの苦難の旅(帰り道)があまり描かれていなくて、悪役がやられるところが多かった感じです。ハラハラするよりも、安心して笑ってしまいました。


インサイド・ヘッド Inside Out 2015

11歳の女の子ライリーの頭の中の感情( Joy, Fear, Anger, Disgust and Sadness)を擬人化して、彼らがなんとかライリーを幸せにしようと頑張る話です。

ライリーは親の仕事の都合でミネソタから遠く離れたサンフランシスコに引っ越すことになります。楽しかったミネソタでの生活やアイスホッケーチームの仲間たちと別れてつらいはず。

でも頭の中の5つの環状の中ではヨロコビ(Joy)だけが正義のようにふるまって、何かというとカナシミ(Sadness)を叱り飛ばします。

ちょっとした事故からヨロコビとカナシミが司令塔からはじき出されてしまい、ライリーの心はどんどん壊れていって・・・・。

まあ、最後は納得の結末です。感情ってそう単純なものじゃないよね。

途中までは退屈して眠かったけど、最後はホロッとしました。


ベッドタイム・ストーリー Bedtime Stories 2008

昔観たことがあります。おもしろかったはずなので、再度観ました。

やっぱりおもしろい! アダム・サンドラーは最高です。子役もかわいいです。

甥と姪を夜預かることになったスキーターは、二人を寝かしつけるときに、作り話をしてやりますが、子どもたちはいろいろ注文をつけて話を変えていきます。

すると、なんと翌日その話が本当になるのです。
それも、全くそのままではなくて、ちょっと意外な形で。

何度も、思わず大声て笑ってしまいました。


ホーンテッド・マンション The Haunted Mansion 2003

これも昔観たことがあります。その時は結構おもしろいと思ったのですが、今回再度観たら、それほどでもありませんでした。

不動産業のジムは、妻と息子・娘をつれて家族旅行に行く途中、売却希望物件を見に寄ったところ、それが怪しい屋敷。20分ほどで済ませるはずが、嵐のために一晩泊まる羽目になります。

そこで予想通り、幽霊たちといろいろあるわけです。
そもそも、ジムの妻がその屋敷の主人の婚約者と瓜二つのためにその幽霊と結婚させるために呼ばれたのでした。

それを阻止するために頑張るわけですが、棺桶から骸骨が出てきて襲われたり、閉じ込められたり。

でも、ホラーにしては怖くないし、ミステリーにしては単純だし、ラブストーリーにしてはありきたりだし、どっちつかずだった気がします。2度めだからかもしれません。


美女と野獣 Beauty and the Beast 2017

最後を飾るのは、大好きなこれにしました。DVDを買いたいとずっと思っているくらい大好きです。

アニメ版も先に観たのですが、私はエマ・ワトソン主演の実写版のほうがずっと好きです。
歌はほぼ同じですが、ストーリーがちょっと変わっています。

アニメと一番違うのは、ベルと野獣が心を通わせるようになる過程が丁寧に描かれているところです。どちらにも思い切り感情移入できました。そして、ベルが父の危機を知ったとき、野獣がベルを行かせるところ・・・・その後の野獣の独唱で涙です。

そして、ガストンが徹底的にひどい男になっています。
慕ってくるル・フゥに対する扱いもひどいし、2度もベルの父親を殺そうとしました。
極めつけは、最後に野獣と戦った時、命乞いをして助けてもらったのに、すぐに撃つとは! 地獄に落ちて当然と思えました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【まとめ】

◎ 感動して泣きました!最高!

ウォルト・ディズニーの約束 Saving Mr. Banks 2013

リメンバー・ミー Coco 2017

ベイマックス Big Hero 6 2014

美女と野獣 Beauty and the Beast 2017


◎ 名作! 素晴らしい!

ふしぎの国のアリス Alice in Wonderland 1951

魔法にかけられて Enchanted 2007

ピノキオ Pinocchio 1940

ブラザー・ベア Brother Bear 2003


◎ 楽しい!

Mr. インクレディブル The Incredibles 2004

アヴァロン 千年の恋 Avalon High 2010

モンスターズ・インク Monsters, Inc. 2001

マレフィセント Maleficent 2014

トイ・ストーリー Toy Story  1995

トイ・ストーリー 2 Toy Story 2 1999

インクレディブル・ファミリー Incredibles 2  2018

ディセンダント Descendants 2015

101匹わんちゃん One Hundred and One Dalmatians 1961

101 101 Dalmatians 1996

ベッドタイム・ストーリー Bedtime Stories 2008


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4週間で45本も観ることができました。
かなり頑張りましたよ。
一応これで終わりにします。
ありがとう、ディズニー。
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コメント

1番~2番を表示

2020年
05月09日
09:44
コピットさん

I love ①and ⑦.
I haven't seen ② yet. I'll watch it!(⌒‐⌒)

2020年
05月09日
15:49
neginohanaさん

>>1 コピットさん

Thanks for your comment.
I highly recommend ③.
(^o^)

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