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mouthbirdさんの日記

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2019年
05月08日
16:45 mouthbirdさん

間違いか間違いではないか?(2)(解答編)

smart.fm で更新してきた、旧チャンネルブログの文法問題をお届けします。
今週は解答編です。

参加して下さった方ありがとうございました。それでは解答と解説に参ります。

問題
以下の日本語の意味として、それに続く英文は正しいかどうか、を答えなさい。もし正しくないと思えた場合、どう表現するべきかは答える必要はありません。(答えてくださればそれはそれでありがたいですが…)

 彼は仕事でニューヨークに行かざるをえなかった。

 He could not help going to New York on business.

解答:間違い

解説
 これは、有名な熟語の知識を利用した問題です。
 
 cannot help ~ing で「~せざるを得ない」という熟語があります。これを機械的に当てはめたのが

「彼は仕事でニューヨークに行かざるをえなかった。」
に対する、英文↓
 He could not help going to New York on business.
です。
 ですが、残念ですが、これは文法的には合ってますが、意味的に変なのです。
 
 cannot help ~ing で「~せざるを得ない」は実は「無意識についつい~してしまう」という意味なのです。

出典元にあった例文
 I could not help laughing at his joke.
(私は彼の冗談についつい笑ってしまった)→(私は彼の冗談に笑わざるをえなかった)

だから
 He could not help going to New York on business.
は「彼は(気が付くと)無意識のうちに仕事でニューヨークに行ってしまった」になってしまうのです。
これはおかしい! 気が付いたらニューヨークに行っているのはおかしいわけです。

出典元では、正答例として
 He was obliged to go to New York on business.(彼はニューヨークに行くことを余儀なくされた)
 He had to go to New York on business.(彼はニューヨークに行かなければならなかった)

としています。

 出典元になっている本で一番笑ったのが今回のこの話でした。はっきり言って私はこの英文の間違いを見抜けなかったです。「どこが間違いなのか」と必死に考えました。でも分からなかったですね。

いかがだったでしょうか? それではまた来週。

問題編
http://q-eng.com/diary/21869

出典 大矢復 英作文講義の実況中継
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コメント

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2019年
05月09日
09:00
 Blauer Himmelさん

日記で、このフレーズに関して、私の調べたことを書きます。

基本的には、自分の意図しない、laugh, cry などについては、『正しい」が、go,study など、自分の意図で何とかなる、動詞については、「使えない」という説。

 現在、日本で教えている文法では、動詞の相違とは関係ないように教えているので、今回の問題では、正しいと書いておくほうが、無難(君子危うきに近寄らず) だと。書いている参考書(金子稔、J.キャレンダー)もあります。

 予備校の先生は、going は使えない、大学の先生(江川、 綿貫・マークピーターセン など)は、going は使える という説 のようです。

2019年
05月09日
18:06
mouthbirdさん

>>1 Blauer Himmelさん
たぶん、「無意識に~してしまう」で辻褄が合えば、goingでも使えるのではないかと思います。でも普通は無意識でどこかに行くのは考えにくく、goingは使いにくいのではないかと思います。

2019年
05月13日
11:18
Didgevillageさん

「彼は仕事でニューヨークに行かざるをえなかった。」

を英語にする場合は、
His work made him go to New York.
とか
He had to attend to his business in New York.
などなどになるかと思いますが、逆に

"He could not help going to New York."
だと、どうしてもブロードウェーで観たいショーがあった、とかコンサートなどがあった、あるいは恋人がいたとかで、「心の要求に負けて、ついつい行ってしまった」というニュアンスがあるでしょう。

しかし原文だと on business
がついており、「心の要求」に関係がないので、
「ついつい、行ってしまった」というのは変です。

よって
He could not help going to New York on business.

「(いやいやながらも状況によって、)彼は仕事でニューヨークに行かざるをえなかった。」
と訳すのもありでしょう。

2019年
05月13日
18:40
mouthbirdさん

>>3 Didgevillageさん

> "He could not help going to New York."
だと、どうしてもブロードウェーで観たいショーがあった、とかコンサートなどがあった、あるいは恋人がいたとかで、「心の要求に負けて、ついつい行ってしまった」というニュアンスがあるでしょう。

これだったらありえそうですね。

でも on business だったら通常では変なんだろう、と思いました。

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