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mouthbirdさんの日記

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2017年
08月14日
10:39 mouthbirdさん

完了形を学ぼう!(3)

今回から、完了形を実質的に学びます。
まずは、現在完了形から学びましょう。

今日は簡単な概念の確認だけ致します。


いきなり「現在完了形」だけを説明しようとしても分かりにくいから
先に
・現在形
・過去形
の概念を確認します。

最初は慌てず現在形の基本概念から学びます。
↓この図をご覧ください。


↑これは現在形の模式図です。
左が過去。右が未来。左から右に時の流れが続いている。現在はちょうどその真中です。

でも実は「英語の現在形」は「本来はこれでは少しおかしい」です。
本当は↓

↑この形のほうがより正確です。丸い点が前(過去)と後(未来)の両方に少し伸びている。「↑少し手前の過去から、現在を通じて、少し先の未来までいつでも当てはまる」…これが現在形です。

具体的な説明を試みます。
例えば…
 I like sushi.(私は寿司が好きだ)
この表現で考えてみます。現在形ですよね。

------
でも多分、
1年前も【私は寿司が好きだった】と思います。
1ヶ月前も【私は寿司が好きだった】と思います。
昨日も【私は寿司が好きだった】と思います。

 そして【今現在(今日)も私は寿司が好き】なのです。

たぶん
明日も【私は寿司が好きだろう】
1ヶ月後も【私は寿司が好きだろう】
1年後も【私は寿司が好きだろう】
------

このように、「↑少し手前の過去から、現在を通じて、少し先の未来までいつでも当てはまる」…これが現在形なのです。


ただ、すみません。今から学ぶ「現在完了形」を考える上では、現在形ははっきり「点」という感じで捉えたほうがいいと思います。
つまり↓


↑こっちの絵のほうが「現在完了形」を考える上では便利です。

====


続いて過去形の基本概念から学びます。
↓この図をご覧ください。


黒い点が「現在のところに来ていない」というところを確認して下さい。
過去形というのは、このように「過去の1点」を表します。



=============
さてお待たせしました。
現在完了形の概念を図示します。
実は↓こんな感じなのです。



赤い「点」ではなく、赤い「帯」になっている点に注意してください。
「帯状の範囲」が概念として認識できるでしょうか?
もしかしたら↑これが難しいかもしれません。

でも
●「(現在)完了形」というのは「点」ではなくて「」なんだ!
ということが認識できれば、「(現在)完了形」が苦手な人でも得意になれるかもしれません。


今日はここまでですね。来週この続きを解説します。金曜日はいつものニコ生英文法講義。この続きは来週の月曜日です。

(↓目次はこちら)
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コメント

1番~16番を表示

2017年
08月15日
17:42
さん

1:

●「(現在)完了形」というのは「点」ではなくて「帯」なんだ!
ということが認識できれば、「(現在)完了形」が苦手な人でも得意になれるかもしれません。

このような説明は不要です。
おそらく例外を考えての説明だと思いますが、完了形に関心のなかった人は、何を説明したのだろうと思います。
現在完了なら、「過去のある時点から、現在までの状態・継続・経験・完了」を表す。 とでも説明してもらえる方が、助かると思いますけど。

「帯」でなくても、「X 軸のマイナスの点」 要するに「過去のある時点」から、「原点」までと言えばわかるはずです。
「現在形」の説明で、帯を描いて説明なさったので、その延長かもしれませんが。

「帯状の範囲」 って、何のことでしょうか。

賢明な人なら分かるでしょうが、私はそうではないので、このような説明はわかりません。

「分かりやすく説明」のつもりが、逆効果になるのではないかと心配です。

2017年
08月15日
18:51
mouthbirdさん

>>1 BlauerHimmelさん
ありゃ? 帯という感覚はBlauerHimmelさんにはしっくりこないでしょうか? わかりました。きっとBlauerHimmelさんにはしっくりこないのでしょう。
 一方私には「帯」が最もしっくり来るのです。帯以外では考えられない、、、のが「変わりようがない私の感覚」なのです。

2017年
08月16日
15:37
luminさん

こんにちは! いつもありがとうございます♪

完了形が「帯」は私にとりましては納得なんですが、
現在形は、たとえば
Here comes the bus.
みたいな場合は点かもしれないですけれど、
カバーできる時間軸の範囲がほかのどんな時制よりも広いイメージで、
点という感じが自分にはまったくないのですけれど、、、^^??

写メはこちらのテキストからです↓

2017年
08月16日
16:08
さん

4:

>>2 mouthbirdさん

英語がよくわからないという人に、「教える」という立場で書いていらっしゃると思います。
自分がわかるためには、どういう方法で理解しようと構わないと思いますが、「教わる」立場の人は、先生の「自己満足」で、教わっても、理解できないことが多いのではないでしょうか。

簡単なことを難しく教えるのは、どんなものでしょうか。

私は、帯状であろうと、線(先生の描かれている線は、数学では、線分というのですが)であろうと、そういうことは関係なしに、「現在完了」で、書いたり、しゃべったりすることには、慣れているので、(時には間違ったりもしますが、)別に構いません。

この日記は、初心者に教えるために書かれたものだと思いますので、初心者がわかるように、(指導者がわかるだけでは不十分)書いてもらえませんか。
従来の参考書とは違った「独創的な説明」だけに、読者が混乱することが心配です。
線で説明するのは、参考書の一部に存在します。

2017年
08月16日
22:46
mouthbirdさん

>>3 luminさん
コメントありがとうございます。
Here comes the bus.は明らかな点ですが、それ以外は現在形は幅が広いほうがいいですね。
つまり↓


こっちのほうが現在形は正確です。

ただこれからやる「現在完了形」を考える上では、現在形は

↑こっちのほうが都合がいいのです。
教える都合上、そう思っていただければと思います。



>>4 BlauerHimmelさん
今回のスタンスは
「時制が苦手な人向け」>「初心者向け」
でやっております。
ただ、初心者向けのつもりでもやっております。

私が完了形を教えるときは、いつもこの座標軸を使っています。初心者に対してもこの座標軸で教えています。

例えば、中2時代英語が10点しか取れなかった姪とか
http://q-eng.com/diary/15872
(最終的に高校で学年4位まで上がった)

高2で偏差値35.9だったが1年で60.2まで上げて国立に入った去年の生徒や
http://q-eng.com/diary/20112

高2でぶっちぎりでビリだったのにセンターで9割取った生徒
http://q-eng.com/diary/11778

などは、全員この方法で、完了形を理解し、高得点を得ています。ですから私は「これが初心者向けの方法」だと自信を持っております。

2017年
08月17日
02:42
mouthbirdさん

>>4 BlauerHimmelさん
帯がそんなに独創的なのかなーと思ってます。どちらかというとForestの「パクリ」です。
Forest(第7版)P93

ご覧のように↑帯状になっていると思います。Forestは帯が多用されています。

例えばP100・101なんか(未来完了形の説明部ですが)帯ばかり。(多量なので文字をぼかしてありますが、帯状の説明部は確認できると思います)もちろん他のページで過去完了なども説明されていて、帯状の説明図が多用されています。



でも本当は「英文法講義の実況中継・上」がベースになっています。受験時代はこの参考書にずいぶんお世話になりましたから。これで私は完了形を把握したのです。
この本のP27には↓こんな画像があります。


あとは私がセンター対策でよく使う、「センター試験 英語 文法・語句整序・発音・アクセント・リスニング の点数がよく取れる本」 だと↓こんな感じ。(これは過去完了ですが。p72)


BlauerHimmelさんの目にはどう映るかかわかりませんが、私にはこれらの参考書の画像はどれもForestの帯状の画像と似たり寄ったりの画像に映ります。なのでこのような説明は、とても1部の参考書に限ったようには私には思えないのです。

したがいまして、私自身は私の説明をちっとも独創的とは思っておらず、むしろ「パクリ」である、と思っています。

2017年
08月17日
04:55
さん

7:

>>Here comes the bus.は明らかな点です

この文は、「ほら、(こちらが乗る予定の the )バスが来たよ。」という意味の「会話用語」ですね。
文章にすれば、The bus is coming here. と現在進行形で表現することができるはずで、「明らかに点」というのはおかしいですね。

これらの参考書の画像はどれもForestの帯状の画像と似たり寄ったりの画像に映ります。なのでこのような説明は、とても1部の参考書に限った


初心者用の参考書に、「線で説明するのは、参考書の一部(私のコメント)」 こういう説明のあることは知っています。
初心者には好評でしょう。 例2 のように線分で表して「10年間住んでいた」という説明を施した画像はわかりやすいだろうと思います。それをなぜ「帯状の画像」と覚えるように、主張されるのかは、理由がわかりません。(太い線分で表してもいいはず)ただし、個人的にわかりやすい ということであれば、それは個人の問題ですから、私がとやかく言うことはできません。
例2の英文で、when を使ってあるのは変ですね。
I got married. は「結婚した」という動作(ちょっと変ですが、状態と区別するために参考書ではよく使われています。)であり、画像でも、過去のある一点を示しています。
when という接続詞を使うのはおかしくありませんか。カッコ内の before であれば、納得できますが。
理由は、when に「~より前に」という意味はないということです。「~であるのに」という反語はあり得ますが。
I got married. は過去形で、この場合は、結婚式を挙げたときか、区役所などに結婚届を提出した時点でしょう。
その過去の時点で、10年間住んでいることはできなくはないでしょうか。
過去に中国に住むようになってから10年間の時間住んでいたのですから、過去のある時点から、 10年経過したある過去(結婚した時)を表現するので、「過去完了形」を使うのは当然です。(過去の)継続を表す「過去完了」。

2017年
08月17日
11:43
mouthbirdさん

>>7 BlauerHimmelさん
私には Here comes the bus.も The bus is coming here. も点に感じます。その瞬間の出来事を切り取ったように思えます。

>それをなぜ「帯状の画像」と覚えるように、主張されるのかは、理由がわかりません。

後で帯の中に点を書き込む必要があるためです。
後で使う画像ですが↓

こういう画像を使いたいから、帯にしています。
別に太い線でもいいのですが、よほど太くしないと点が目立たない・細い線との区別をはっきりさせたいので、帯にしています。

> I got married. は「結婚した」という動作(ちょっと変ですが、状態と区別するために参考書ではよく使われています。)であり、画像でも、過去のある一点を示しています。
when という接続詞を使うのはおかしくありませんか。カッコ内の before であれば、納得できますが。

when で全くおかしくないと思います。

まず、ForestのP96。 下はそこにあった例文の画像です。 before ではなく when を使った英文が 過去完了の継続の例文として掲載されています。しかも偶然 got married.を使っています。


次↓こちらはセンター試験の追試の過去問

答えは3の had been ですが、これも before ではなく when になっています。

さらに ↓ 「スクランブル 英文法・語法 (旺文社)」のP26に載っていた獨協大の過去問

答えは 1の had been waiting ですが、これも before ではなく when が使われています。


したがいまして when でおかしくないはずです。

2017年
08月17日
14:07
luminさん

わー、時制って、自分が考えておりましたより、いろいろなとらえ方、説明の仕方があるんですね!

「点」をどのように考えるかで、マウスバード先生、BlauerHimmelさんのようにご意見がわかれるところもあるかと思いますが、

個人的には、12時制のうち、
現在形、完了形、完了進行形の計7時制は時間軸の上で幅があり(線、とか帯、とか呼び名はなんでも)、
それ以外の5時制は基本的に「点」という考え方がしっくりするのですが、、、
(帯、とか線、とか呼び名はいろいろですが。)

たとえ氷河期みたいに数万年以上の単位であっても、
宇宙の歴史からみましたら点みたいなものということで過去形ですよね??
そして、たとえ数十分でありましても、完了形は時間軸の上でやっぱり線とか帯とかかなーと、
時間の長さは関係ないですよね?

進行形に関しましても、その瞬間、真っ最中の「点」というのが、
個人的にはわかりやすく感じます。
(alwaysを伴って繰り返しの動作を現在進行形で、というのは習慣、つまり現在形にちかいですので、幅を感じるのですが、、、)


現在形は自分の感覚では点ではないですので、
マウスバード先生がどういうご説明を展開されていくのか、
とても新鮮です、楽しみにしております!

あと、BlauerHimmelさんが書いていらっしゃる「初心者にわかりやすい完了形の説明」というの、
できればご教授願いたいですm(_ _)m
日本語では、完了形と過去形の表現の境目があいまいですので、
混乱される方が多いと感じておりますので。

時制を見直すきっかけを与えてくださってありがとうございます。

2017年
08月18日
08:44
さん

10:

>私には Here comes the bus.も The bus is coming here. も点に感じます。その瞬間の出来事を切り取ったように思えます。

遠くに、自分たちが乗るバスが来れば、「バスが来たよ」と言いませんか。
バス停までの動きを「点」(その瞬間の出来事を切り取った)だということでしょうか。
会話ですから、日本語では過去形のように(来た)でも、現在進行形のように」)来ている)でも構いませんが、英文は 「現在形」を使っていますね。
バスが来ている状態を「瞬間」ととらえるのは、いかがなものでしょうか。

when の問題

次↓こちらはセンター試験の追試の過去問 と 「スクランブル 英文法・語法 (旺文社)」のP26 に載っていた獨協大の過去問 の主文は、過去完了形ではなく、過去完了進行形であることに注意してください。

when he came in / when the train arrived という従文は 両方ともに、「ある瞬間」について述べているので、when が成り立っているのです。 このとき、when は「~であるとき、~であったとき(ここでは後のほう)」と訳せます。
「彼が入ってきたとき、 電車がついたとき」、 このとき、進行形であればおかしくはありません。
しかし、had lived .. は「過去の状態の継続」です。
また、had known は「過去の状態の継続」です。 know は「知っている」という状態。 live も「住んでいる」という状態。
というわけで、Forest は間違った説明をしている と私は思います。

「英語がじょうずになる事典」 (デビッド・バーカー(英国人) は、誤文 として次の例を挙げています。

I had played baseball when I was in high school.   played は、動作ですが。

ところが、When I came to Seto, I had already been in Japan for seven years.

この英文は、I had already been in Japan for seven years when I came to Seto. でも、正しい英文です。 (新情報は、後ろに置く という現代の英文法理論によれば、言おうとしている強調点が異なりますが)

これが正しいという理由は、主文に、already が入っていることです。「瀬戸に来た時すでに」という内容なので、when を使っても、おかしくはありません。

Forest の問題の内容も、already のような 副詞(句)があれば、間違いだとは言いませんが。

2017年
08月18日
12:03
luminさん

またまた横から失礼イタシマス。

マウスバード先生が『帯』という言葉で説明していらっしゃる「継続」を表す場合、
接続詞whenで導かれる副詞節(動詞は過去形)で過去の一点を明示し、
そこまでの、

① 過去の状態の継続は過去完了形
② 過去の動作の継続は過去完了進行形

で表すのですよね?

http://www.perfect-english-grammar.com/past-perfect-use.html

こちらのサイトには、
whenの副詞節(過去形)の場合は、主節は過去完了形で、
beforeの副詞節(過去形)の場合は、前後関係がはっきりわかりますから、
主節はわざわざ過去完了形にしなくっても、過去形でもオッケーということなんですね、、、
バイト先のテキストにも同様の説明や例文がございました。

● When I met him in 1980 he had been on the island for five years.
● When he died he and Anne had been married for fifty years. 


BlauerHimmelさんが誤文として挙げておられます、

I had played baseball when I was in high school.

につきましては、たしかに間違いやすいポイントでありますし、
過去の副詞節(when I was in high school)がある場合、
過去の副詞(yesterdayとか)、もしくは過去の副詞句(two years agoとか)同様、
主節の時制はsimple pastになるよー、と説明しておりますが、

過去のwhen節の場合、
主節の時制は、ほかにも、過去進行形、過去完了形、過去完了進行形の場合もありますよね、、、

生徒さんが混乱しないように、説明するの難しいです(;´・ω・)

2017年
08月18日
19:22
mouthbirdさん

>>9 luminさん
原則的に(例外あり)私は、
過去形や現在形や未来時制は全部「点」
過去完了形、現在完了形、未来完了形は全部「帯」に感じます。

●現在形
先に、正確には↓こう、

と書きましたが、

私の感覚的に正しく則ると↓こうです。

私のイメージでは、現在形はあくまで「点」になります。この点の大きさが大きくなったり、小さくなったりするのです。

●過去形
過去形も当然「点」↓なのですが、


この「点」が極端に大きくなる時があります。例えば、when I was a child, (私が子供の頃)という場合、「子供の頃」というのは、それなりに長いので↓

↑こんな風に捉えることがあります。


●進行形
進行形も「点」ですが、ちょっと違って、小さな点。間違っても↑こんなバカでかい点にはならない。
現在進行形ならば↓こんな感じ。


拡大すると↓こんな感じ。

点なのですが、少し動いている感じです。

私の感覚はこんな感じ。これで困ることがあまりありません。今後の続きの説明をお楽しみにしていただければと思います。

2017年
08月18日
19:25
mouthbirdさん

>>10 BlauerHimmelさん
>>11 luminさん

お返事に少し時間がかかります。恐れ入りますが、もう少々お時間をいただければと思います。早ければ、今日の23:55ぐらいに投稿できればと思います。

m(_ _)m

2017年
08月19日
01:09
mouthbirdさん

>>10 BlauerHimmelさん

(1)
>>私には Here comes the bus.も The bus is coming here. も点に感じます。その瞬間の出来事を切り取ったように思えます。

>遠くに、自分たちが乗るバスが来れば、「バスが来たよ」と言いませんか。
言いますね。

>バス停までの動きを「点」(その瞬間の出来事を切り取った)だということでしょうか。

はい。基本的にそう見えます。

日本語ではなく、英語の「Here comes the bus.」や「The bus is coming here.」の場合、
バス停までの動きというよりかは、「バスがここにやって来ている(まだバス停には到着していない)途中の場面を切り取った」という瞬間を表現しているように感じます。

>会話ですから、日本語では過去形のように(来た)でも、現在進行形のように」)来ている)でも構いませんが、英文は 「現在形」を使っていますね。バスが来ている状態を「瞬間」ととらえるのは、いかがなものでしょうか。

現在形は変に感じます。でも現在進行形は何の問題もないと思います。まさに「瞬間」に感じます「~ing」を使った場合(進行形)は極一部の時間帯だけに感じられます。やってる真っ最中の事(進行形)は、長続きする感じがあまりしないからです。だからこの感覚で言うと「完了進行形」のみがとても不快に感じます。下で述べますが「完了進行形」は「動作の継続」なのです。時間帯ができます、なので【帯】にしなければならないように感じます。私は原則的に「進行形は点」のように感じる。なのにこれを【帯】にしなくてはならないように感じるので、「完了進行形」のみがとても不快です。

Here comes the bus. ←これはとても変に感じますが、この英文が正しいことは知っています。目の前でこの瞬間起こっている場合は現在進行形の代用で現在形が使える、と認識しています。
あとは、現在形は「確定している予定(スケジュール表/公共の予定)」に使えるし、現在進行形も確定している個人的な予定を示します。これらも私には「瞬間」に感じられます。未来には感じられないですが、そこは例外的だと思っています。




(2)
>when の問題

> 次↓こちらはセンター試験の追試の過去問 と 「スクランブル 英文法・語法 (旺文社)」のP26 に載っていた獨協大の過去問 の主文は、過去完了形ではなく、過去完了進行形であることに注意してください。

>when he came in / when the train arrived という従文は 両方ともに、「ある瞬間」について述べているので、when が成り立っているのです。 このとき、when は「~であるとき、~であったとき(ここでは後のほう)」と訳せます。
> 「彼が入ってきたとき、 電車がついたとき」、 このとき、進行形であればおかしくはありません。


過去完了進行形になっているのは、述語動詞が動作動詞だから
過去完了形になっているのは、述語動詞が状態動詞だから
だと思います。

●完了形が「継続」を表す場合
 述語動詞が動作動詞ならば→進行形にする
 述語動詞が状態動詞ならば→進行形にしない
という原則に基づいているから、進行形になっているだけです。

センター試験の追試の過去問↓
・I had been reading for an hour when he came in
「スクランブル 英文法・語法 (旺文社)」↓
・We had been waiting for nearly thrty minutes when the train arrived.

↑これら過去完了進行形なのは read や wait が動作動詞だからです。


「センター試験 英語 文法・語句整序・発音・アクセント・リスニング の点数がよく取れる本」↓
・I had lived in China for ten years when I got married.
Forest↓
・They had known each other for ten years when they got married.

↑これら過去完了進行形ではなく、過去完了形なのは live や know が状態動詞だからです。


> というわけで、Forest は間違った説明をしている と私は思います。

私は間違っているとは思いません。when S got married は「結婚した瞬間」を示したものと思います。「結婚していた状態」なら、when S were marrid です。

★要するに<(この場合なら)住んでいたこと・知っていたこと)>が「when S + 過去形 …」よりも【前】の時間帯の出来事であることを言いたいのならば、そこを【過去完了形】で表すのです。


パーカー先生の本の英文
> I had played baseball when I was in high school.

これが間違いなのは、「when I was in high school 」の時代よりも「前」に野球をしたのではないためです。
when I was in high school の時代の「真っ最中」で、野球をしたためです。

★要するに<(この場合なら)野球をしたことが>「when S + 過去形 …」と【同時期】の時間帯の出来事であることを言いたいのならば、そこを【過去形】で表すのです。


つまり
1●S+had +(状態動詞の)過去分詞 ~ for 時間 , when S + 過去形 …
2●S+had +been (動作動詞の)~ing ~ for 時間 , when S + 過去形 …
3◯S+過去形 ~ (for 時間), when S + 過去形 …

1と2のケースでは→「when S + 過去形 …」よりも【前】の時期に「(状態動詞の)過去分詞」もしくは「(動作動詞の)~ing」していた
3のケースでは 「when S + 過去形 …」と【同じ】時期に「過去形」していた

と書き分けるのです。


>When I came to Seto, I had already been in Japan for seven years.

>この英文は、I had already been in Japan for seven years when I came to Seto. でも、正しい英文です。 (新情報は、後ろに置く という現代の英文法理論によれば、言おうとしている強調点が異なりますが)

>これが正しいという理由は、主文に、already が入っていることです。「瀬戸に来た時すでに」という内容なので、when を使っても、おかしくはありません。


already があったほうがわかりやすいとは思います。ですが already がなくても何の問題もないと思います。 been 、つまり be が状態動詞だからです。

「継続」ならば
1●S+had +(状態動詞の)過去分詞 ~ for 時間 , when S + 過去形 …

で十分なはずです。↑の形の他の例文を挙げます。

Nextage にあった東京経済大学の過去問

答えは3 had been。

「新英文法用例辞典 研究社出版 荒木一雄編集」p181

同 p182


ジーニアス 第4版の when の説明部


11でluminさんが示してくださった例文
● When I met him in 1980 he had been on the island for five years.
● When he died he and Anne had been married for fifty years. 

11luminさんが示してくださったリンク先
http://www.perfect-english-grammar.com/past-perfect-use.html
•When he graduated, he had been in London for six years. (= He arrived in London six years before he graduated and lived there until he graduated, or even longer.)

いずれも already がついていません。


もちろん過去完了進行形(had been being)にもなっていません。
過去完了進行形になるのは、動作動詞が「継続」の意味を表す場合です。
つまり↓この形
2●S+had +been (動作動詞の)~ing ~ for 時間 , when S + 過去形 …

例えば write は動作動詞です。 write が過去完了進行形で、when が使われている例文も挙げておきます。

「新英文法用例辞典 研究社出版 荒木一雄編集」p191~192

↑had been writing の方は継続で、had completed のほうは完了・結果です。



それから、、、あまり関係ないことですが、パーカー先生はお亡くなりになったのですね。。。。某語学出版社に勤めていた時に、電話でほんの少し話したことがあるのです。。。。まだ相当若かったはずですが…残念です。

2017年
08月19日
01:10
mouthbirdさん

>>11 luminさん
>マウスバード先生が『帯』という言葉で説明していらっしゃる「継続」を表す場合、
> 接続詞whenで導かれる副詞節(動詞は過去形)で過去の一点を明示し、
>そこまでの、

>① 過去の状態の継続は過去完了形
>② 過去の動作の継続は過去完了進行形

はい。概ねおっしゃるとおりです。
ただ、私の『帯』は「継続」のみを示しているのではありません。「完了・結果」や「経験」も『帯』で示そうとしています。ただもちろん、「継続」が一番『帯』にしっくり来ます。「完了・結果」や「経験」の場合はあまりしっくりこないのですが、でも『帯』のように私には感じます。

>beforeの副詞節(過去形)の場合は、前後関係がはっきりわかりますから、
> 主節はわざわざ過去完了形にしなくっても、過去形でもオッケーということなんですね、、、

はい。beforeの場合は、ネイティブはそう感じるようです。でも before を使った場合で、主節が過去形の場合で「継続」の意味の例文が見つかるでしょうか? 「完了・結果」の例文なら、主節が過去完了の代わり?に過去形を使った例文がいくらでも見つかるのですが…

2017年
08月19日
07:49
さん

16:

 日記については、コメントはします。こちらが間違っているかもしれないけれど。

「講義」となると、できるだけ正しい情報と、分かりやすい説明にしてほしい という気持ちで、最初にコメントを書き込みました。
そこで、下記のような「講義」をやっては、意味がないよ ということを書きます。


テニスをおやりになるかどうかは知りませんが、一応、初心者 と仮定してテニスの基本を書いておきます。

テニスのグリップは 大きく分けて4種類あります。
2000年前後までは、コンチネンタル、セミイースタン が主流でした、しかし、現在では セミウェスタン、またはウェスタンです。

バックハンドは、片手打ちが主流でしたが、現在は、両手打ちも大流行しています。

単純に、打つ という動作(状態)でも、このように、いろいろあるのです。

それを セミイースタン、片手打ちで やりなさい と言われても、若い人は理解(納得)できないでしょう、

彼らは、特にセミウェスタンで打ちますから、「そんなことをやったら、調子狂うよ」というでしょう。

私の言っていることが理解できたでしょうか。

知らない人への説明をこんな方法でやって理解できるでしょうか。 というのが主張です。

追記
ここで使われている before, whenについて は使い分けるという説もありますが、Forest は、間違っている と書いたのは、行き過ぎでした。

お詫びします。

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