中1の頃の最初の英語のテストで100点満点中12点しか取れなかった時以来、わしは長期にわたって英語学習のあれこれをずっと考え続けている。【なんでわしは英語ができないのだろう?】と今だに考え続けている。そりゃあちょうど20歳の時にわしは英語が難しいとされる大学に受かったので、そこからは英語が得意であるとは言えるだろう。入学後は英会話サークルの合宿のおかげで、一時期英語がペラペラにもなった。ただし、もはや見る影もない。つまりわしは英語が苦手なのだ。
ただ、だからこそ、今現在でも英語学習について考えている。学生ならどうすれば英語の成績が上がるのか、社会人ならどうすれば英語が喋れない日本人が喋れるようになるのか? わしは分析が好きなのだろう。だからこんなことばかり考えている。
ただ、わしは単純に分析が好きなのであって、その分析が正しいとは限らない。なので、ここでわしの分析結果を公表し、皆様に意見をお伺いしたく思う。それを「英語学習の核心」というタイトルのシリーズで書き連ねていこうと思う。
【騙されやすい・1】
皆さんには以下のような経験はないか?
・「派手な宣伝や評判を信じこみ、人気がありげな教材を購入したがちっとも効果がなく終わる」
・「良さげな学習法を信じ込み、そのとおりの学習法をやっても、ちっとも効果がなく終わる」
少なくともわしは経験がある。山ほどある。もっともわしの場合の1つの例は、騙されたというよりは、自分の不注意のせいであるけれども。
●わしの失敗談
中2か中3の頃だったと思う。当時、英語は最下位か、少なくとも下から1桁の順位のテスト結果しか取れない程の英語劣等生であった。わしは当時英語を何とかしたかった。わしの中学は成績が悪いと「体罰」が加わったからだ(昭和なら当たり前の光景であった)。
その時、当時の雑誌や新聞で大々的に宣伝されていた英語教材の広告がわしの目に留まった。
「英語の成績急上昇!」と宣伝された、初級者向けとされたある教材
であった。わしはわらをもすがる気持ちでそれを買った。専門のテキストとカセットテープ(テキストの英文の音声が吹き込まれたもの)が12カ月分届いた。
ファンタジー小説と朗読のカセットのセットであった。英語の小説を聞きながら読む、という感じであった。その英文の解説書も別冊でついていた。
―ちょっとやり始めてすぐに分かった―
「仮にこれを上手く活用できたとしても、目前に迫った定期試験には1点も響かない」
ということに。
その小説だってわしにはちっとも面白くなかった。だから続ける気も全く起こらなかった。
また当時のわしは初歩的な部分でつまづいていた。けれどもその教材の解説書にはそんな初歩的な部分の解説なんて書いてなかった。
「英語の成績急上昇!」なんて宣伝は大嘘じゃないか!…と当時のわしは憤慨した。騙された気分であった。
しかし、これは自分のせいであった。広告をよーく見たら、こう書いてあった。
「英語の成績急上昇! 平均レベルの私が学年1位に!」
宣伝によれば「平均レベル」が学年1位になったのである。当時のわしは「最下位」。最下位のわしじゃあ、この教材がどんなに優れているものであったとしても、使いこなすことはできなかったのである。
●自分は「平均からとんでもなく離れた英語劣等生である」という事実を無視し、
●「平均レベルの私が学年1位に」という、自分に都合が悪い部分を見逃していた
このせいで、わしの中学当時の英語学習は失敗したのである。
冷静に考えればわしは騙されたわけではない。わしの不注意のせいで失敗したのだ。だが少なくとも当時のわしは騙された気分で充満していた。広告主は「【平均レベル】を見逃すアホが引っかかった」と喜んだに違いないと、当時のわしは思ったものだった。
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以上のわしのこの失敗談は、完全に自分のせいである。だが、世の中の英語教材・アプリ・学習法、といったようなものは、こんなような「引っ掛け」が充満していないだろうか? 中には明らかに詐欺まがいの悪質な物まであるように思う。皆様はそういったものに引っかかったことはないだろうか? もしあるとしたら、そういったようなものに2度とひっかからないように気を付けるべきであるとわしは思う。
少なくともわしは2度とごめんである。
この続きは来週の水曜日です。
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