今回は、
耳タイプの人には理解しがたい内容と思われる。
 今回の話には
前提がある。この漫画の
母と娘はともに意味タイプだということである。
 そして言いたいことがある。
・(子供)英会話の授業を見学すると、
 母親→娘がこのように英語を喋る姿を想像し、喜ぶ
  娘 →自分がこの授業を受ける姿を想像し、苦しむ
ということである。
 この漫画の
母親は
意味タイプであるが、子供英会話の授業を見て、喜んだ。「
自分が授業を受けるはずがないので、わけの分からない英語が聞こえても、苦しまない」のだ。むしろ、「
英語の音声が楽しそうに聞こえる」可能性が高い。
 一方、
娘さんはどうだろう? この授業を見学し、この授業では日本語の意味を言ってくれないことがわかる。
この
娘さんは
意味タイプなので
 ・意味を言ってくれない授業なのでつまらない
 ・
知らない/聞いたことが無い言葉(英文・英単語)をこんなにたくさんいきなり喋らされる。こういうのは不得意なのでできるわけがない
 ということが即座にわかるのである。
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でもこの母親は頭がいいと思う。
娘の言い分を最後に理解したからだ。
どうかすると、↓こんなふうに考える親もいる
 ・自分は大人だからもはや勉強できる脳みそではない
 ・しかし子供なら出来るはずだ。
完全な言い訳にしか私には見えない。これでは子供がかわいそうだと少なくとも私は思う。
 
 子供に英語を身につけさせようと考える親が多くいるのは分かる。だが、子供が英語を学習するのだ。親が学習するわけではない。子供の立場に立って欲しい。子供ならなんでも楽に身につくとか、どんな勉強も苦しくないはず…とでも思っている親が多いような気がしてならない。
 英語を子供に身につけさせたいのなら、どういう授業が良いのかをよく考えてから、何かアクションを取るべきだと思う。
 今回の漫画では、
娘さんが意味タイプだったからこの授業は良くなかったのである。
もしも娘さんが耳タイプだったら良い授業だったはずである。
金曜日は、ニコニコ英文法生講義。
耳タイプの意味タイプの漫画の続きは来週の
月曜日です。
次回でこの耳タイプ意味タイプの漫画はいったん休止します。(他の作業が滞るため。)
耳タイプ・意味タイプの漫画シリーズは8月後半になったら再開すると思います。
●耳タイプ・意味タイプの詳しい説明は
こちら。
●耳タイプ・意味タイプの4コママンガの第1回目は
こちら。
(↓目次はこちら)
 
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