以下は「英語の綴りと発音」 成田圭市・著、を参考にした内容である。この書籍に私独自の解釈を加えたものである。「間違いではないか」と思った内容があればガシガシ指摘していただきたい。なお発音記号は国際式の IPAではなく、日本の辞書で多い Jones式を採用する。
●t の基本発音
t t (トゥ) 基本はt(トゥ) だが、それに続く組み合わせ(t を含む綴りの発音)によっては、t はtʃ(チュ)や ʃ(シェ)に変わる。
例 tea(紅茶)
tt t (トゥ)
例 attack(~を攻撃する、攻撃)
補足: 子音が2つ並ぶ場合、原則的に
1・その子音は1つしか発音しない
2・子音の手前の母音は【短音】
<例外はある>
●t を含む綴りの発音
tu + 母音 tʃ+母音 (チュ+母音)
例 actually(実際に・現実的に)
ture tʃər (チュゥ) 最後のeは発音しない。t をtʃ(チュ)と発音する。
例 adventure(冒険)
tur + 子音 tər (テゥ[トゥア]) tur+子音だと、t はtʃ(チュ)ではなく、基本の t (トゥ)と発音する。
例 Saturday(土曜日)
tial ʃəl (シェー[シャル]) tの発音ではなく、ʃ(シェ)の発音になる。
例 essential(不可欠な、本質的な)
tion ʃən (シェン[ション]) tの発音ではなく、ʃ(シェ)の発音になる。
例 station(駅)
stion stʃən (スチュン[スチョン]) sの後のtの発音は t ではなく tʃ(チェ、チョ)の発音になる。
例 question(質問)
単語末の t の一部 tが黙字 フランス語由来の単語の中には最後の t を読まないものがある。
例 debut(デビュー)
特殊 tが黙字 この t を発音する人もいる。
例 often(しばしば)
th θ(ス) か ð(ズ) 舌を軽く嚙む。
例 mouth(口)
this(これ、この)
次回は u と v 。次回は来週の水曜日です。
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