以下は「英語の綴りと発音」 成田圭市・著、を参考にした内容である。この書籍に私独自の解釈を加えたものである。「間違いではないか」と思った内容があればガシガシ指摘していただきたい。なお発音記号は国際式の IPAではなく、日本の辞書で多い Jones式を採用する。
●sの基本発音
(3種類ある)
s s(ス)
例 sister(姉・妹)
s z(ズ) ドイツ語のsはz(ズ)と発音するのでその影響か。
例 pleasent(楽しい)
s ʃ(シュ) suの並びの時に出現する場合がある。
例 sure(確かな)
suのsが必ず ʃ(シュ)になあるわけではない。
suのsは s(ス) 、z(ズ)、ʃ(シュ)の3種類全てある。1番多いのはs(ス)
補足: 子音が2つ並ぶ場合、原則的に
1・その子音は1つしか発音しない
2・子音の手前の母音は【短音】
<例外はある>
ss s(ス) ①強制がない ss は s(ス)
例:possible(可能性がある)
②単語末の ss は s(ス)
pass(通り抜ける・~に合格する・通行証)
ss z(ズ) 強制がある ss はz(ズ)。ただし、単語の中ほどに強制がつくssが出現することはまれ
例:possess(所有)
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★特別1:
単語の最初にsがある場合、発音はz(ズ)にはならずs(ス)。
例;sea(海)、sun(太陽)、some(いくつかの、ある)
ただし、shから始まる場合、ʃ(シュ)になる
例:short(短い)
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★特別2:
単語の途中の[s+母音]は強制がつくことはほぼない。
例:troublesome(やっかいな)
例外:ensure(~を確実にする)
単語の途中の[s+無声音の子音](例えば[st])の場合、s はほぼ s(ス)
例:install(~を取り付ける)
単語の途中の[s+有声音の子音](例えば[sd])の場合、s はほぼ z(ズ)
例:wisdom(賢さ)
<sはまだ途中>
次回のsの後半。次回は来週の水曜日です。
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