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neginohanaさんの日記

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2012年
08月10日
21:10 neginohanaさん

A Walk to Remember (洋書)

Nicholas Sparks の作品は、これまで「The Notebook」「Message in a Bottle」を読んだ。
「The Notebook」には大感動して号泣し、「Message in a Bottle」では憤慨して泣き、この二つはなかなか良かった。

この人の作品は、とにかく読みやすい。ただ、最後に必ず主人公の恋人が死ぬことになっており、お涙頂戴式なのが玉にきず。

だから、3冊目まで読もうとは思っていなかったのだが、BOOK・OFFの105円コーナーで見かけて、この「A Walk to Remember」をつい買ってしまった。

「Lord of the Flies」の少し前から読み始め、その後並行して読んできた。「Lord of the Flies」に比べて、こちらはなんと易しく読みやすく、内容が薄っぺらなこと!

とにかく、笑っちゃうぐらいpredictableなのだ。
伏線が全てモロわかりで、読みながら、50ページ先の展開まで一緒に読んでしまっているかのようだった。
いくら勿体つけているつもりでも、読者には見え透いていて、知らぬは主人公ばかりなり。

話の進み方も無理があったし、主人公がついに(やっと)彼女に恋するようになるところも共感できなかった。
宗教的な意味合いもわざと入れているのかもしれないが、それにしては中途半端。

これでも泣かされたら、その筆力は大したものだと思うが、さすがに涙すら出なかった。
最後なんて、「ほら、ページがなくなるよ、早く◯◯をしなきゃ。」って急かしたくなり、やっと(予想通り)それがあって、あっけなく終わり。

ただ、最後の一行の意味がわからなかった。
いえ、英語の意味は簡単なのだが、話として何を暗示しているのかが。

まあ、とりあえず、少しは英語の勉強になったとは思う。


もちろん、Sparksの他の作品同様、映画にもなっている。『 ウォーク・トゥ・リメンバー (2002) 』
レビューを見ると、原作とはストーリーがかなり違っているようなので、観てみる価値があるかも。

私は大好きな本が映画化されたものは観ない主義だが、あまり気に入らなかったものは映画を観るのもいい。
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コメント

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2012年
08月11日
09:39
hadaさん

読了おめでとうございます。大好きな本というのは自分だけのイメージができているものなので、映画化されるとどうしても「コレじゃない感」が邪魔をして素直に楽しめないことが多いんですよねえ。いつもながら不安な単語は調べて書き込みもしている所に感動!

2012年
08月11日
20:39
neginohanaさん

>>1 hadaさん

ありがとうございます。

そうなんですよねえ。映画でイメージが壊されたくないんです。

不安な単語は、はい、調べました。
この本では、数が少なかったので楽でした。

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