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[☆洋書を読む会☆] トピック

2016年05月25日
22:56
mikapyonさん

The Story Girl ⑧ Chapter 27~29

鉛筆書き込み開始日はだいたいの目安です。読み終わってなくても、読み進めている間に面白いなって思ったことや、疑問に思ったことなどをなんでも書いてみてください。英文に関する質問でももちろんいいし、登場人物への突っ込みや応援メッセージ、物語にでてきた物の画像なんかを貼ってくれたりするのも大歓迎!

りんごkindle版の目次にあるページ数でだいたい30ページくらいずつに分けていきますね。

The Story Girl 書き込み開始スケジュール

5月27日~ 1 Chapter 1~4 
http://q-eng.com/communityTopic/5916

6月3日~  2 Chapter 5~8
http://q-eng.com/communityTopic/5917

6月10日~ 3 Chapter 9~11
http://q-eng.com/communityTopic/5918

6月17日~ 4 Chapter 12~15
http://q-eng.com/communityTopic/5919

6月24日~ 5 Chapter 16~19 ちょっとだけ長めだけどがんばろう!
http://q-eng.com/communityTopic/5920

7月1日~  6 Chapter 20~23
http://q-eng.com/communityTopic/5921

7月8日~  7 Chapter 24~26
http://q-eng.com/communityTopic/5922

7月16日~ 8 Chapter 27~29
http://q-eng.com/communityTopic/5923

7月23日~ 9 Chapter 30~32
http://q-eng.com/communityTopic/5924

7月30日  台風 打ち上げ!台風

書き込み

1番~2番を表示

2016年
08月19日
17:41
mikapyonさん

27章

説教コンテスト が駄目になって、次に考え出されたゲームが

「渋いリンゴの試練」(笑)

なんと、渋いリンゴを食べても平気な顔をしていられるかどうかを競う というゲーム。
まぁ、これは今でも罰ゲームでやるかな?「だれがたべたシュークリームのクリームが辛子入りだったか」みたいな、ね。

これでも Peter が独特の才能を発揮して、他の追随を許さない独走状態。
それが気に入らないのが Bevの弟のFelix.彼は 説教コンテストが立ち消えになったために、自分がコンテストに参加すらできなかったことをちょっと根に持ってる。だから、絶対Peterに勝ちたいと思ってるんだけど、どうしても 顔をしかめずに渋いリンゴを飲み込むことができない。
それで、毎晩 「どうぞ 顔をしかめずに、渋いリンゴを飲み込めますように」ってお祈りまでするんだけれど、どうもその祈りは神様に聞いてもらえてないみたい。
ところが、Peter も「渋いリンゴの試練に耐えられるのは 自分だけにしてください」というお祈りをしていることを知って、大激怒。
自分のお祈りが Peter の お祈りによって邪魔されたってわけで Felix と Peter は決闘することになります。

Story Girl や Felicity は、ちょっとおもしろがってるんだけど、Cecily は けんかに耐えられず、Uncle Alecを呼んできて、この決闘は物別れにおわりますが、CecilyはDanから a tell-tale and a baby とそしられて泣かされる。

ところで、喧嘩騒動がおさまったあと、Story Girl が気分直し(?)に インディアンの伝説を語ります。
「むかしむかし、ノヴァ スコティアのある川のほとりにインディアンの部族がすんでいました。
アッカディというひとりの勇敢な若者がいましたが、かれは部族のなかでも、最も丈高く勇敢で美しい若者でした。」
と、はじめると、Danが、「どうしておはなしには 美しい若者ばっかりでてくるんだよ」と言い出して、Felix も「美しい人ってのはだいたいうぬぼれやなんだよね」なんて言う。
Felicityは 持ち前の無神経さでもって「デブや 口の大きすぎる主人公のおはなしなんて面白すぎる!」なんて言い出して一発触発。そこを Bev が 「男は見た目なんか関係ないさ」とうまいことまとめるんだけど、このあたりもそれぞれの キャラがぶれてなくてさすがだねw

Story Girl の話のあと、こんな文章があります。

Truly, We had had a delectable summer; and, having had it, it was ours forever.
(本当に、僕らは素晴らしい夏を過ごしていた。そしてそれは、永遠に私たちのものだった。)

☆ having had it のとこがうまく訳せない☆


語り手の Bev の14歳という年齢からすると、もう思春期の入り口に来ていて、この物語は、「子ども時代の最後の季節」の物語なんですね。大人になってふりかえったときに、「あれが、子ども時代の最後の輝かしい日々だったなぁ」って思えるような大切な思い出。そう思うと物語全体が、なんだかちょっと甘酸っぱいような いとおしいような気がしてきます。

2016年
08月20日
23:44
mikapyonさん

28章

リンゴの収穫シーズン。子どもたちも総出で収穫を手伝います。

自分のお誕生記念のリンゴの木が家族ひとりひとりにあるんだけれど、その木からとれたリンゴはその人が好きにしていいことになっています。
Facilityは、ちょっと欲を出して、リンゴを売るんだけれど、ひどく買いたたかれた上に、代金の半分しか払ってもらわないうちに買い手に逃げられ、Cecilyは 自分のリンゴを全部 養護施設に寄付して喜ばれます。
男の子たちは自分のリンゴを学校に持っていっては、おやつに食べたり、友達との物々交換に使ったり。

だんだん秋が深まり 夜空を見上げて星座をみつけたり、星にまつわる伝説を聞いたりすることも楽しみの一つになってくる。Peter はStory Girl と同じぐらい星に詳しくて、Bevも舌を巻いてる感じ。

ところが、そのPeterが たいへんなことになってしまいます。
そのことを暗示する一文で、私は「ええ?」って急に物語に前のめりになってしまいました。
それがこの一文。

That night when he pointed out the stars to us from the Pulpit Stone was the last time for several weeks that Peter Shared our toil and pastime.


なんで last time ? Peter どこかに行っちゃうの? と興味をそそられ、その次の文で、彼が具合が悪くなって寝込んでしまう、ということがわかります。

読ませるね~モンゴメリ先生!

Peterにちょっと確執のある Felixは 仮病じゃないの?と言うのですが、Felicityが、Peterはそんな子じゃないとむきになってかばいます。Hired boy とわざと蔑んだように言っててもほんとは Peter が大好きってことを露呈するFacility, かわいい。

この後Story Girl のかたる 北欧神話っぽい物語でこの賞は終わります。

29章

Peter の病気は はしかだとわかり、Story Girl は感染を避けるために Bev たちのいる家で暮らすことになり、ほかの子どもたちも、万が一うつっていたときのことを考えて、学校に行けません。Sara Ray もやってくることはできず、みんなは丘の上の家で隔離状態。
Peter の病状は思わしくなく、生死をさまようことに!

このころのはしか って本当に怖い病気だったんだろうね。
子どもたちは、初めて 自分たちの身近な仲間が 死ぬかもしれないという現実を目の当たりにして、ものすごく落ち込みます。リンゴつみの仕事も手につかずピーターのことを思ってみんなが泣いている中、StoryGirl だけは涙を見せず、Felicity に冷たい と言われる。

Story Girl の ”I can't cry." という言葉が印象的です。

みんなの祈りが通じて、Peter は命を取り留めるんだけど、そのことを知ったときにはじめてStory Girl が号泣するんだよね。

Felicity は、嬉しいのに泣くなんて、変な子 って言うんだけどね。

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