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[☆洋書を読む会☆] トピック

2016年05月25日
22:46
mikapyonさん

The Story Girl ⑦ Chapter 24~26

鉛筆書き込み開始日はだいたいの目安です。読み終わってなくても、読み進めている間に面白いなって思ったことや、疑問に思ったことなどをなんでも書いてみてください。英文に関する質問でももちろんいいし、登場人物への突っ込みや応援メッセージ、物語にでてきた物の画像なんかを貼ってくれたりするのも大歓迎!

kindle版の目次にあるページ数でだいたい30ページくらいずつに分けていきますね。

The Story Girl 書き込み開始スケジュール

5月27日~ 1 Chapter 1~4 
http://q-eng.com/communityTopic/5916

6月3日~  2 Chapter 5~8
http://q-eng.com/communityTopic/5917

6月10日~ 3 Chapter 9~11
http://q-eng.com/communityTopic/5918

6月17日~ 4 Chapter 12~15
http://q-eng.com/communityTopic/5919

6月24日~ 5 Chapter 16~19 ちょっとだけ長めだけどがんばろう!
http://q-eng.com/communityTopic/5920

7月1日~  6 Chapter 20~23
http://q-eng.com/communityTopic/5921

7月8日~  7 Chapter 24~26
http://q-eng.com/communityTopic/5922

7月16日~ 8 Chapter 27~29
http://q-eng.com/communityTopic/5923

7月23日~ 9 Chapter 30~32
http://q-eng.com/communityTopic/5924

7月30日  台風 打ち上げ!台風

書き込み

1番~2番を表示

2016年
08月10日
11:28
mikapyonさん

24章

みんなでかわいがっている ネコのパッとがひどい病気になります。

薬を飲ませようとしたり 色々やってみてもだめで、もう死んじゃうんじゃないかと女の子たちはみんな泣いているし、男の子も意気消沈。

Peterが、Patが病気になったのは Peg Bowen という近所に住むおばあさんに Bewitched されたからだ と言い出します。 呪いをかけられた って感じかな?

さすがにみんな信じないんだけど、Peterが言い張るので、Peg Bowen のところにPatの病気を治してくれるように頼みにいこう ということになります。
それぞれ 自分なりの贈り物を用意し、手紙を書いて出かけますが、Peg Bowen の荒れ果てた家について、彼女が姿を現した途端、みんな逃げ帰ってきてしまう。

ここのところなんかは、映像にしたら面白いだろうなぁって思って読みました。
この話、エピソードごとに結構笑えるところがあって、連続ドラマになるかもww

さて Peg の所から逃げ帰ったあと、もうあとは祈るしかない ということになります。
特に、信心深いCecilyをはじめとして、男の子たちもお祈りをして眠ります。
翌朝、一晩中 Pat につきっきりだった Story Girl が Pat がよくなったというニュースをもたらし一件落着。

みんなはそれぞれ Peg が呪いをといてくれたんだろうか、とか Cecily の熱心なお祈りが聞いたんだろうとか言いますが、
Dan は彼らしく、どっちでもないよ。といい、
”Pat just got sick and got better again of his own accord,"
と言い切ります。

それでも Cecily は
”It's so much nice to believe that God cured Pat than that Peg Bowen did." と言います。

この章の最後の
Thus faith, superstition,and incredulity strove together amongst us,, as in all history.

(信仰、迷信、それに懐疑心は、こんな風に私たちの中で ずっとせめぎあってきた。)
というまとめに納得。

2016年
08月19日
16:55
mikapyonさん

25章

ある月夜の晩に、子どもたちも大人たちもいっしょになって、果樹園の Pulpit Stone のまわりで讃美歌をうたって過ごした後、大人たち が 自分たちの子ども時代のことを話し始めます。

Uncle Rogerは、今はHalifaxで牧師をしている Uncle Edward の話をはじめます。

”Can't I just see him at it now....leaning over that old boulder, his cheeks red and his eyes burning with excitement, banging the top of it as he had seen the ministers do in church."
(今も目に見えるようじゃないか、古い岩に前のめりになって、興奮して頬を染めて、目を輝かせて、教会で牧師さんがするのをみたままに、岩のてっぺんをたたいている姿がさ。)

Edwardおじさんは 10歳からみんなに Preach をするような子で、そのまま牧師さんになったんだね~ 初志貫徹 て感じw

Uncle Alecの感動的な 讃美歌90番の朗読のあと 大人たちは帰っていくんだけど、そのあとでまたまた Story Girl が突拍子もないことを思いつきます。
Edward おじさんの真似をして「Preach コンテスト」をやろう というのです。
日曜日は(安息日だから)なんにもすることがなくって退屈だけど、Preach なら キリストの教えに反しないからやっても怒られないだろうっていう考え。

こういうところは、私たち今の日本人には全然わからないですよね。安息日には、教会に行くほか、なーにもしちゃいけない みたいなことを敬虔に守っているなんてね。
まえには religious fruit basket game というのを編み出したんだけど、大声だしすぎて、やっぱり叱られちゃったみたいww

Preach コンテストは 日曜日ごとに、男の子が順番に説教をして、どの説教が一番感動的だったかを女の子が審査するというもの。Dan は自分はやらない、って言ったので、Beverley が最初にすることになります。

Beverley はこの物語の語り手なので、どんな説教をしようかと一生懸命準備し、正直言ってPeter は敵じゃない、と思っています。 なんといっても Peterはあんまり学校にも行ってない Hired Boy だからね。

で、話すことをちゃんと書いて、暗誦してその場に臨みますが、
”It was too much like a regular sermon to be interesting."
なんて言われてしまいます。

27章

翌週、Peter の番になると、彼は一番いいスーツを着込み、なかなか立派ないでたちでコンテストに臨みます。話しっぷりも堂にいってて、Bev は「これはかなりの好敵手だぞ」と感じたり。

Peterの説教のテーマは「地獄」で、それは、Bev はのちに知ったと書いているけれど、ダンテの「神曲」の「地獄編」からの引用でした。
(この当時、今のように、子どもの読み物とか小説なんかがない時代、ダンテの地獄編は、意外にも少年少女に人気のある読み物だったようです。)
そのあまりの描写のすさまじさに、神経過敏な Sara Ray がヒステリーの発作を起こしてしまい、Peter が説教をつづけることもできず、このゲームも禁止されてしまいます。

作者は Hired boy のPeterが 実は賢くて 洞察力や発想力があるように書いていて、ほかの子どもたちが、Peterを一段低く見ていることを それとなく批判的に描いていますね。

ゲームが禁止されてしまったときの Story Girl の言葉が面白かったです。

”It's no wander we can't understand the grown-ups, because we've never been grown-ups our selves. But THEY have been children, and I don't see why they can't understand us."
(私たちが大人のことをわからないのはあたりまえだよね、私たち大人になったことはないんだから。でも、大人は前には子どもだったんじゃないの、なんで私たちのことを理解しないのかわからないわ!”)

1番~2番を表示