ちびマルこ、10歳、体重2.5キロのマルチーズ、私の愛犬・・・・・(と呼びたいのだが)・・・・
私と目が合うとと唸り、触ろうとすれば唸り、私の夢見る「愛犬との穏やかな生」をいつも打ち砕く。
しかし、娘の毛蟹が地方の大学に行ってから、なぜか私に牙をむかなくなった。すぐに尻尾を振ってすり寄ってくる。触っても抱き上げても唸らずおとなしくしている。抱き放題、触り放題である。ふふふ♡
やっとこの母のありがたみと愛情が分かったか。フフフ♡
夫には相変わらず牙をむき、毎晩夫の帰宅を阻止するために夫の足を踏みつけているから、余計に嬉しい。
ああ、この優越感。フフフフフ♡
ある日、私が布団の上に座りメールを打っていると、ちびマルが私の膝に乗ってきた。正確に言うと、上半身は布団の上、下半身は私のジーパンの上に乗せて腹ばいになったのだ。私がメールを打ち終わるまでそのまま静かにしていた。
私がメールを打ち終わり、立ち上がろうとすると、ちびマルは起き上がりリビングの方へ行ってしまった。
私も立ち上がろうとして視線を下に向けた時・・・・、向けた時・・・・、ジーパンに点々と何か濡れた部分が・・・・、部分が・・・・。
これは何・・・?あの・・・ここは・・・・ちびマルの下半身が乗っていた場所・・・・。下半身が・・・・。鼻水では決して無い・・・よね。あの・・・・。でも・・・・、・・・・・。
更に別の日、夫が玄関の廊下を見つめながら言った。
「これ、濡れてるのは何?ちびマル?」
見ると、水が一滴廊下にしみ込んでいる。
「ちびマルの鼻水じゃないの?この前もリビングの床に垂れてたけど。」
夫はティッシュで床を拭いた。
「あのさ、黄色いけど。」
夫はティッシュを見ながら言った。
え!?
「ここにも垂れてるよ。」
夫は他にも水が点々と垂れているところを見つけ、ティッシュで拭いた。
「やっぱり黄色いけど。」
えええーーー!???
思いたくない。考えたくない。でも、これは・・・。
「おしっこかな、やっぱり。」
夫が言った。
やっぱり・・・?
やっぱり・・・・そう思う・・・?
やっぱり?!!!!!
あああああああ・・・・・・・。
あの、ジーパンの濡れてたのは、あれは・・・・。
ああ、これ以上想像するのはやめておこう・・・・(泣)。
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