『Love Story』(ある愛の詩)の続編。
薄くて10日で読めた前作とはだいぶ感じが違い、ヒロインがなかなか登場しなかったりしてまどろっこしく、戸惑った。
途中で止まったりしたため2ヶ月以上かかってしまったが、これはこれで面白かった。
Oliverの今回の恋愛は、前のとは全然違うのがはっきりわかる。Oliverの気持ちもMarceの気持ちも、痛いほどよくわかった。
この結末は必然なのだと思った。
また、途上国の労働者を過酷な条件でこき使うことによって富を築いていることへの罪悪感、嫌悪感、というテーマもこちらではより鮮やかに出てきて、考えさせられた。
それにしても、私がずっと座右の銘にしている「For the little things in life we should react according to our reason. But for really big decisions, we should heed what our unconscious tells us.」がフロイトの言葉だったとは・・・・。
精読をモットーとしている私にしては珍しく(初めて?)、中ほどで単語を調べるのをサボって、よくわからない部分はそのまま流して読んでしまったところがある。
それでも、「あ、これ確かiKnow!でやった単語だ。意味は・・・なんだっけ?」という単語は調べるようにした。そうすると、その単語はかなり強く印象に残り、もう忘れない。
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