↑山と海に挟まれる町、っちゅうか村
2日目に撮ったので無駄に良い天気orz
暑すぎて日中眠くてしょうがなく一度寝たら起きられない間広です。
一番金縛りが酷かったのは、浪人時代に予備校自習室で寝たときでした。
大学の授業は寝たら死ぬと思え。
よし、書こう。
門司港駅に着いた間広親子。
外に出てみると、確かに風の重さは変わっていました。
しかし傘は差さなくてもやっていける程度。
間広「東京でゲリラ豪雨にあったことがあったんだが、
東京人は皆混乱して一斉に屋根のある場所へ避難し、
東急ハンズで傘を買う大行列を生したのには驚いたよ。
東京人は何故折りたたみ傘を持ち歩いていない?」
※間広現在大学生、東京で一人暮らし中
父「名古屋人は出る前に天気予報を確認して
降水確率が高かったら必ず傘持ってくよね。
東京人は天気予報を信用しない。」
間広「豪雨や洪水の多かった愛知県。」
父「九州人は雨でも傘差さんで気合で行く。」
間広「………。」
以上の県(都)民性会話は偏見が含まれているでしょうので、
他の東京・名古屋・福岡の皆さん失礼致しました。
愛知県が洪水多いというイメージは「東海豪雨」の影響が大きいです。
私が小3のとき(名古屋外、しかし愛知県内に在住)大雨で腰の高さまで水が溢れ、
町民は皆夜中の1時に大きな体育館に避難して、
川の反対側が決壊していなければ私の家も流されていたであろう酷い洪水に見舞われたこと、
それでなくても大雨が降ったらすぐ川の水位が堤防いっぱいまで上がって来やすいことが痛烈に記憶にあるからです。
川の向こうの小学校が川から流れ込んだ泥水で再起困難になっていたので、
こっちの小学校のみんなで雑巾を集めて送ったのを覚えています。
そんな大洪水の中、父は1、2時間くらい濁流の中を歩いて帰ったそうです。
九州男児すげえ。
バスに乗りました。
車体側面真ん中のドアから乗って整理券を取り、距離で値段が加算される普通のバスです。
私は高校まで値段一律200円の名古屋市バスしか知らなかったので、
(名古屋市バス:運転席側のドアから乗車→200円を払う→降りる駅を待つ→勝手に降りれば良い)
福岡のバスは整理券を取るのか、変わっているな。と思ってました。
そう言えば東京ではまだバスを利用していない。東京はどうだろうか?
案の定、降りるとき、整理券無くしました。
金額は素直に払いましたが、整理券が無かったらどっから乗ったかわからないじゃないか。
無いと初乗りからの金額になるとか聞かされましたが、
私は未だに整理券バスの仕組みが理解できません。
祖母の家の最寄駅に到着。
景色が変わっていないのはわかる…、でも道を覚えていない。
新しいものもない。古い建物は放置されている。寂れた昭和のままの通りだ。
だから目印が無さ過ぎてどこに居るか何一つわからんのだ。
結局ばあちゃんの家の直前まで道がわかりませんでした、
もう一度バス停から行ってみろと言われても着ける気がしませんorz
しかし、父もここに住んでいた時代があったのだ、短い時間でだいぶ語っていました。
バスに乗りながらも、
父「父ちゃんの高校が廃校になったから、バス停の名前が変わったよ。ほらここ。」
間広「え、有名な人が校歌書いたんやろ?
私の高校入試のときにはホームページがあって歌詞見られたじゃないか。
あれから無くなっちゃったのか。何で?」
父「子供が減ったのと、地域で決め付けられるのが無くなって小倉高校へも行けるようになって、
頭良い子は新学校ならそっちに流れるようになった。」
他にもバス停から家までの帰路でも、
「ここは本屋があって、」「パン屋があって、」と言う父の少年時代のお店が悉く無くなって跡だけが残り、
潰れている食品センターがあったのに関しても、
父「街の方にでっかいデパートが出来て、家族連れはそっちに行くから、
客が一人また一人と減って、潰れた。
ここの人は買い物行くとき、バスに乗らんと買える場所が無い。」
子供減ってばあちゃんみたいな老人ばっかりだぞ。
買い物難民とはこういうことか。
時間が止まっているこの土地は、いつか無くなってしまうのだろうか…。
家に到着し、何故か正面の門じゃなくてシャッター半開きの車庫を通過する父。
そう言えばこの家はずっとそうだった、車庫→縁側→居間っていう順に入るんだった。
玄関………錆てるのか!?
おお、微妙に私の天頂部よりちょっと低いこの感じ、
リンボーダンスにぴったりの高さだ。
父「そこ、リンボーダンスが出来るよ。」
間広「………。」
思考が完全に一致!!orz
しかし家屋への侵入は縁側ではなく玄関でした。
思へらく、縁側が散らかって通れなくなったのでしょう。
この家は謎が多い…。
やっとおでまし、ばあちゃん登場!
父が、ばあちゃん急に老けた、というので、
私が認知できないくらいヨボヨボに変わってたらどうしよう…。
と不安に思いましたが、
出てきたばあちゃんは、
間広「ほああ!ばあちゃんや(゜Д゜)!!」
確かに数年前よりシワシワになってはいたが、
父ちゃんは昔から大げさな人だったことを忘れていた…。
いや、父は間違ったことは言っていない、
病人だということを感じさせないほどよく動くばあちゃんに圧倒された。
まあ、一応ばあちゃんが変わらずばあちゃんで何よりです。
その後の衝撃の連続。
祖母「わ~間広ちゃん…、もっと大きくなったと思っとったけど、
あんまり伸びんやったね。」
!?!?
悲しいことを言わんでくれorz
中1の頃から4cmくらいしか伸びてないよ…orz
祖母「テレビ見て座っちょき。」
父「母ちゃん、このテレビ地デジ映るん?」
間広「!?!?」
私は母に持たされて、名古屋からはるばるアナログデジタル変換チューナーを運んでいました。
祖母「おばちゃんの部屋に置いてあった新しいテレビを電気屋さんに下ろしてもらったんよ。
おばちゃん上(の階)で一人では見ん言うけえ。」
古いテレビは電気屋さんにドナドナされていました。
チューナー分リュックに空きが出来て帰る予定だったのですが、
ばあちゃんにこちらの計画は無用です。
祖母「ほら、前に着たときの間広ちゃんの写真ずっと飾っとるんよ。」
小学生ぐらいなんだろうな………
………!?!?!?
赤ん坊じゃないか!?遠い19年ほど前やんけ!?!?
ひいばあちゃん写ってるし、
ベビー間広を抱っこしてるうちの母ちゃん、若!!!!
しかし、19年も前の写真をずっと飾っているばあちゃんに少しうるうる来た…。
うん、ばあちゃんは相変わらずばあちゃんでした…。
そのパワーどっから出てくるんですかorz と言うほど…。
祖母「座っちょきなさい。おばちゃん(=祖母姉)が寝ちょるけ起こしてくる。」
父「いや、寝とるんやったらええよ!」
祖母「間広ちゃん来たよーーー!」
間広「いやいや、わざわざ呼ばんでええです!;」
祖母「夜中寝られん言うちょったけえ今寝とるんやけど」
父「だったら寝かせちょき!」
結局起きて来てくれたおばちゃん、ごめんなさいorz
祖母姉「…お、おぅ…。間広ちゃんかね、久しぶり。」
間広「ご無沙汰しております;」
祖母姉はもう80を超えており、老人特有のボケが始まって大変だと聞いていたが、
今回の訪問では全然そんな様子が見られずちゃんと喋っていた。
ばあちゃんが居ると普通らしい。
あと、本人がやっぱり頑張ってるんやろな…。
問題をたくさんはらんでいるのに、全然普通に見えてしまった祖母宅の様子。
私がのんきなだけなんだろうか…。
さあこっからが大変だ…。
祖母「間広ちゃん、アイス食うけ?」
間広「おお、あずきバーだ!食べるー☆」
父「母ちゃん、お土産の守口漬と赤福。赤福もう食おう。」
間広「父ちゃん父ちゃん、私は赤福初めて見るよ。
おおお、生菓子やったんか…。紅白まんじゅうみたいなもんだと思っとった。
(赤くないやんけ…。)」
父「こしあん美味いやろ。」
間広「美味え。あ、父ちゃんあずきバー食うけ?」
祖母「間広ちゃん、おばちゃんがお昼の弁当食べんやったんやけど、要るけ?」
間広「ええ!?」
さすがに食い過ぎじゃないか!!常日頃から痩せたいとは思っているのに(努力はしていない)!!;
祖母姉「うん………食べられんわ…。」
夜に回しても、どうせばあちゃんのことだから夕飯もたっぷり用意してあるんだろうし、
このクソ暑い夏に弁当日持ちせんし、食い物粗末に出来ん!;
しかも腹に余裕がある。実はちょっとおかず食べたい。
(※間広150cm普通体型、高校生男子並みに大食い。)
間広「うん、ええよ。食うわ。」
2回目の昼飯を黙々と食う孫娘。1回目が助六寿司5個だけで良かったよ…。
腹の容積は大丈夫なんだが、明らかにカロリーが…。
そこに爆撃一発。
祖母「間広ちゃんあんた少し肥えちょるね。」
!?!?
食わしといて何を言いますか!?
祖母「ほら見んしゃい、ばあちゃんの腕、ほら」
80歳近くのばあさんの体と比べられても困るわい!!
ばあちゃんより5kg重いだけやんけ!!
何だよ、実家に帰ると家族もボロくそ言うし、ばあちゃんもか…。
普通体型だよこんちくしょお!!
痩せ型が美しいとされる現在の風潮の中、体型がコンプレックスですorz
平安時代だったらモテてた気がする…。
ここで不安要素を一つ尋ねた。
間広「ばあちゃん、夕飯は何時にするんかね?」
祖母「5時よ。」
………やはりか…。年寄りは超サマータイム。
祖母「あんた何時に食うんね?」
父「うちは8時半や。」
間広「私は(一人では)7時。」
祖母「遅ないかね?」
父「母ちゃんが早いんよ。」
これは9時にはみんな就寝やな…。
父「刺身買うてくるわ。」
祖母「鯛があるけぇええっちゃ。」
父「鯛って刺身かね?焼いたんかね?」
祖母「煮ちょる。」
父「刺身買うてくるわ。」
祖母「ばあちゃんは食わんよ。」
父「俺が食べたいからええんよ。」
間広「おお、私も行くわ。」
もう無理や…、外に連れ出してくれー;
そしてまた買い出しに門司へ向かいましたとさ。
続く?
コメント